おしゃれな大人も【K(韓国)コスメ】に夢中♡
今っぽくなるスキンケアやコスメがそろう韓国は、今やトレンドの最先端! Kコスメが支持される理由や魅力を探ります。
人気ヘア&メイクアップアーティストに聞く「Kコスメのここが好き!」
「韓国の魅力にハマってもう15年以上」という、韓国通ヘア&メイクアップアーティストのGeorgeさん。月に1度は現地に飛んでトレンドチェックを欠かさないというGeorgeさんに、Kコスメの魅力をたっぷり伺いました!
▲ヘア&メイクアップアーティスト・Georgeさん
韓国美女の秘密を徹底分析した『ALL韓国コスメでつくる 韓国メイクの秘密』(主婦の友社)を3月に上梓し、好評を得る。
▲エディター・大塚真里
Oggiビューティ班としてスキンケアやメイクのテーマを担当。ますます人気が高まるKコスメの世界に興味津々!
韓国の女性たちの肌の透明感に驚き!
大塚(以下、大):ビューティ界隈のKコスメ通といえば、必ず名前があがるのがGeorgeさんです。
George(以下、G):ありがとうございます。プライベートでよく渡韓しているのですが、最近は韓国の美容関連の仕事もさせていただくようになって。すごくハッピーです♪
大:韓国の魅力にハマったきっかけはどんなことでしたか?
G:もう15年以上前ですが、現地で食べた韓国料理に夢中になり、カフェ巡りやK-POPにもハマってたびたび渡韓するようになりました。そこで、現地で出会う女性たちの肌の透明感が気になり出して。
▲ドクターエルシア|スウィングミラークッション 全2種 ¥3,900
天面のスマイルマークがかわいい。身体に優しいヴィーガンコスメ。
大:タレントさんの?
G:それだけでなく、一般の女性もみんな美肌なんです。スキンケアコスメをたくさん試して、素肌の美しさを丁寧につくり込むことの大切さを知りました。シートマスクの習慣も韓国から始まったと思いますが、水分をたっぷり重ねていくことで肌の透明感が出るんです。
大:確かに、Kコスメのスキンケアって油分よりも水分たっぷりという印象があります。
G:韓国では美容において時短とか効率という概念がなく、何層にも潤いを重ねていくからかもしれません。ニキビや赤みが出やすいという肌質の傾向もあり、シカ成分配合など鎮静系のコスメが多いですね。
大:なるほど! シカやヒアルロン酸など、美容成分をフィーチャーしたスキンケアのブームも、韓国から始まりましたよね。
メイクコスメは、実はOggi読者向けのアイテムもたくさん♡
G:メイクコスメは、K-POPアイドルのイメージから若い子向けと思われがちですが、肌になじむカラーが豊富で、実はOggi読者向けだと思います。
大:確かに、ベージュやモーヴなど淡い色が多くて、使いやすそう。
G:マットやラメなど質感に特徴があるものが多いので、1品取り入れるだけでもトレンド感を楽しめます。
パッケージのデザイン性も人気の理由!
大:パッケージもスタイリッシュですね。ロゴのあしらいやセンスのいいイラストで少しのかわいさがプラスされていて、絶妙に甘すぎない。
G:オンラインで安心して購入できるブランドも増えているので、ぜひいろいろ試していただきたいです。
▲PLAISIR ムジゲマンション|オブジェリキッド 002 ¥2,200
オブジェのようなパッケージ、外箱まで洒落感たっぷり。
▲クリオ|プロアイパレット 19 ¥3,740
猫の肉球やチーズの絵柄がアイシャドウにエンボスされ、さらにシール付き。
ボディケアやヘアケアも優秀! 気軽に試せる価格帯も嬉しい
大:そのほかのコスメはどうですか?
G:ボディケアやヘアケアも、ベーシックながらすごく優秀なものが多いです。今韓国ではヴィーガンコスメが主流なので、ナチュラルな香りも楽しめます。
大:全体的に、気軽に試せる価格帯のものが多いのも魅力。私もたくさん試したくなりました!
G:ぜひ! Kコスメの魅力にハマってください。
Kコスメが今支持されている理由はこの5つ!
1. そもそもKカルチャーが人気
GeorgeさんのようにK-POPアイドルやおしゃれなカフェにハマり、そこからKコスメの魅力に気づく人が多数。
2. 価格が手ごろで取り入れやすい
スキンケアもメイクも¥5,000以下で買えるコスメが圧倒的に多いのが特徴。買いやすく、取り入れやすい!
3. スタイリッシュなパッケージがいい
独創的な容器にロゴやイラストをシンプルにあしらったパッケージが今のKコスメの主流。程よい高級感もあり。
4. スキンケアコスメが選びやすく整理されている
「シカ配合の鎮静コスメ」「ヒアルロン酸配合の保湿コスメ」など、配合成分とその効果がしっかり表記されている。
5. メイクコスメは肌になじんで使い勝手がいい
派手そうなイメージがありながら、実は肌になじむベージュがかったカラーが多数。だれにでも似合い、異なる質感を重ねていくと立体感も出て美人見えする!
2023年Oggi7月号「おしゃれな大人も『Kコスメ』に夢中」より
撮影/松本拓也 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部