“My定番靴”から考える、この春のパンツスタイル
パンツスタイルのバランスを決めるには、やっぱり靴が重要。今シーズンのヘビロテ確定靴とパンツの着こなしを、Oggi専属モデル・オッジェンヌが実践! 今回は、スパイシーなフラットシューズの着こなしをチェック。
実践してくれたオッジェンヌはこの人!
▲オッジェンヌ・有木万美子さん(33歳)
兵庫県出身。広告代理店の営業職などを経て、貿易商社に転職。アパレルや雑貨など幅広いアイテムの買い付け・提案を行う。趣味はランニングやハイキングというアクティブ派。
定番靴は… 無理せず履けるスパイシーフラット
▲右/靴[1]¥29,700(アルアバイル〈ヒューン〉)
華奢なストラップで、フラットサンダルも女らしく。
▲左/靴[2]¥12,650(ル タロン プリュ 有楽町マルイ店〈ル タロン〉
ピンクの足元が春らしいアクセントに。
ハイウエストパンツでヘルシーに
クロシェ編み風レース×ピンクが目をひく一足はコットンパンツでかっこよくカジュアルに。ツイード調カーディガンで甘辛具合を調整して。
靴/上左と同じ “カレンソロジー×アーカイブアンドスタイル”のパンツ¥29,700・“カレンソロジー”のカーディガン¥41,800(カレンソロジー 青山) ニット¥25,300(ウメダニット〈コズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット〉) バッグ¥55,000(エイチ ビューティ&ユース〈バレン〉) ピアス¥99,000(マリハ) ネックレス¥28,600(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町〈La Soeur〉)
華奢サンダルと相性◎ なゆるデニム
ウエストを軽く絞ってはきこなす旬のゆるデニムは、女らしさが香る細身サンダル合わせが好バランス! コンパクトトップスでより今っぽく。
靴/上右と同じ “リーバイス フォー ビオトープ”のデニムパンツ¥15,400・“アダム エ ロペ”のシャツ¥16,940(アダム エ ロペ) バッグ¥13,200(ツル バイ マリコ オイカワ) ベルト¥18,700(デミルクス ビームス 新宿〈メゾン ボワネ〉) サングラス¥47,300(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) リング¥63,800(マリハ)
頑張りすぎなくてもいいバランスがわかってきた
20代のころは、10cm近いピンヒールパンプスがMy定番靴でした。でも今は、このとおりフラット一辺倒。定番靴が変化した明確なきっかけや時期はわからないけれど、年齢と経験を重ねて自分がひとつ大人になったことが理由なんじゃないかなと思います。
▲ネイビーのフラットで品よく!
20代のころは「ヒールできちんと見せなきゃ!」と気負っていたけれど、今は「このフラットなら、このシーンでも大丈夫」と“間違えない選択”ができるようになった。無理してしんどいヒールを履かなくても、力むことなくフラットでいろんなシーンに対応できるようになったんですよね。
そんなフラット靴ですが、足をすっきり美しく見せてくれる細めのトウであること、おしゃれのポイントになる遊び心のある見た目であることがセレクトのポイントです。
▲ポインテッドトウでデニムもきれいめに
細身のシルエットとスパイシーなデザインは、サンダルのカジュアル感を取り払ってくれる。ちゃんとポイントさえ押さえれば、フラットでもきちんと見える。あ〜、なんだか大人になりましたね!(笑)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
●文中の[ ]内の数字は靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです(編集部調べ)。
2023年Oggi5月号「“My定番靴”から考えるこの春のパンツスタイル」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/川上さやか ヘア&メイク/加藤志穂(PEACE MONKEY) 撮影協力/GLITCH COFFEE & ROASTERS 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部