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FASHION

2018.03.01

【J.S.relume】セレクトショップのおしゃれサーマル、この値段でいいんですか!?|小林文の賢いプチプラ買い

今回はいわゆるプチプラショップではない、セレクトショップで出合った名品すぎるサーマルの話。Oggiのエディター小林 文さんがリアルに使えるプチプラアイテムをおすすめする連載です。

小林 文

【J.S.relume】最近好きになったカラー、コスパ高く発見しました

自分のことをわかっていないのは、案外自分自身なのかも…? と思うことが今までの32年間の人生で何回かありました。

たとえば、自分はどちらかというと内股でかわいく歩いているつもりだったのに、スニーカーの外側ばかりがすり減っていて、それを不思議に思って友人に相談したら「こば、ガニマタじゃん!」と一蹴されたこと。

取材の際、話を録音し後日文字おこしをするために再生すると、「え、私の声ってこんなにこもってるの? こんなに滑舌悪いの?」と驚くこと。まあ…他人からしたらどうでもいいですね(笑)。でも、新しい気づきを得るのは楽しいことでもあるな〜と、最近思った出来事がありました。

それは、ある企画でカラー診断を受けたとき。「小林さんはプラチナ肌ですね」と診断されました。プラチナ肌とはつまり、青み肌のこと。地黒な私はピンクなら黄味がかったサーモンピンク、アクセサリーはシルバーよりゴールドが似合うと思い込んでいたので、ゴールド肌とは真逆のプラチナ肌と言われ、驚愕!

そのときハッとしました。高校生のころから、友人たちには「こばはパープルが似合う」と言われていたなぁと。特別その色の服を着ていたわけでもないのに。そのときは、「私ってちょっと口が悪いから毒々しい色が似合うって意味かしら」くらいに考えていて(笑)。

ま、その意味もあるのかもなのですが、まわりは気がついていたんですね。私が「プラチナ肌」だということを。地黒でも青みの色が似合うタイプなのだと知ってからは、パープル、サックス、ビビッドピンクの服を手に取る機会が増えました。

そして、春一番に買ったサーマルもラベンダー。色以外にも、キュッと詰まったクルーネックの具合、付かず離れずのシルエット…気に入りました。で、どこで見つけたかというと、JOURNAL STANDARD relume。いわゆるプチプラブランドではないのに、驚きの¥2,900! 試着して即決。「自分はこう!」と決めつけずに視野を広げるとうれしい発見が増えるものですね!

小林 文 J.S.relumeコーデ

サーマル/JOURNAL STANDARD relume(¥2,900)
スカート/THE NEWHOUSE
バッグ/ANYA HINDMARCH
靴/CONVERSE

エディター 小林 文

5年半の間営業職として勤めた会社を退職後、Oggi編集部へ。編集アシスタントを経て、Oggiのファッションエディターとして独立。リアル読者だったOL経験をいかして、日々楽しみながら邁進中。1985年生まれ、名古屋出身の32歳。インスタグラムは@kobayashi_bun

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