Oggi3月号に登場! 昨年CDデビュー10周年を迎えたSHISHAMOの今とこれから
高校生からキャリアをスタートし、2022年CDデビュー10周年を迎え、2月4日には10周年記念アルバム『恋を知っているすべてのあなたへ』をリリースするSHISHAMOが、Oggiに登場!
ラジオDJサッシャさんがナビゲートする音楽連載「働く私にMusik」(Musikはドイツ語でMusicの意味)で、10年間の軌跡とこれからについて語っていただきました。
▲(写真:左から)Ba. 松岡彩さん、Gt.・Vo. 宮崎朝子さん、Dr. 吉川美冴貴さん
「『明日も』という応援ソングでSHISHAMOを知ってくださった方が多いと思うんですけど、あの曲は私たちにとっては珍しい曲だったんだよね」(吉川美冴貴さん)
「私たちはずっと恋愛の曲をつくってきたバンド。このアルバムでそれを改めて伝えられたら、と思ったんです」(宮崎朝子さん)
歌い続けてきた“恋愛曲”
2017年にサッカーJ1・川崎フロンターレの応援ソング『明日も』がヒット。NTTドコモのCMにも起用されて一気に全国区になった、SHISHAMO。“応援ソング”で人気になる一方で、歌い続けてきた“恋愛曲”は、等身大のリアルな恋心を描いた歌詞とキャッチーなメロディーで、熱い支持を得てきました。
作曲経験ゼロ。それでも…
そんな彼女たちの軌跡を物語るのは、“根拠ゼロの勘”。
たとえば、デビューのきっかけとなったエピソード。宮崎さんは高校時代に吉川さんと同じ軽音楽部に所属。「コピーバンドをやってみたい、という軽い気持ちで入り、部活が終わると同時に引退… と思っていた」部活動で、顧問の先生から言われた、ひと言が転機に。
「オリジナル曲をつくってみろ」
ただ当時、作曲経験はゼロで、本人はあまり乗り気ではなかったところ、強力に背中を押してくれたのが、吉川さんだったそう。
「朝子ならすごい曲をつくれるはず! と何の根拠もなく思っていて。そしたらまさにその通りでした」と、振り返っていました。
つくった曲を顧問の先生の行きつけのトンカツ屋で流したところ、たまたま店に来ていた音楽業界の関係者が聴き、デビューにつながったと言います(そのトンカツ屋は、いまファンの聖地巡礼の地に!)。
ほかにも、2014年に松岡 彩さんが新加入した時は、ベースの経験が浅かったにもかかわらず、「3人並んだときの“しっくり感”がハンパなくて!」(吉川さん)という理由で新メンバーに起用。松岡さんが加入したことで「どこかポップになり、バンドとしての間口が広がった」(吉川さん)と話します。
恋愛ソングのつくり方も
インタビューでは、ほかにも恋愛ソングの曲づくりのヒントや、20代後半を迎え、Oggi世代に差し掛かった彼女たちのこれからについてをサッシャさんが根掘り葉掘りインタビュー。SHISHAMOの魅力に迫ります。
新アルバムは、10年分の恋愛ソングから30曲を収録したSHISHAMOの集大成。ぜひ10年分の軌跡のインタビューと合わせてチェックしてください。Oggi3月号の発売は1月27日(金)です。