ひと目でわかる! 最近のOggi読者のビューティ事情
Withコロナ時代、働き方やプライベートの過ごし方に変化があった人も多いはず。そんな働く女性たちのビューティ事情には、どんな変化があったのでしょうか? ファッション雑誌「Oggi」読者へのアンケート調査をもとに、2022-2023年のビューティ事情を深掘りしていきます。
Oggi読者のコスメ費用やメイク時間は?
かける費用やメイク時間を見ると、メイクよりもスキンケアに力を入れる傾向が見えます。長引くマスク生活による肌悩みなど、コロナ禍でスキンケアへの意識を高めた人が多いのかも!?
Q. もっとも悩んだ肌トラブルは?
A. マスクによる3大肌トラブルがTOP3に
マスク生活も丸3年。常に蒸れや摩擦が起こっていることによる毛穴の開き、乾燥、シミという3大トラブルに悩みが集中しました。
Q. ワークスタイルはどうだった?
A. 働き方は半分程度元に戻った印象
Withコロナで通常出勤に戻った会社もあれば、感染対策をきっかけに業務効率化への気づきが生まれてリモートワークが定着したという会社も。働き方はメイク事情にも大きく影響します。
Q. スキンケアで最も重視したアイテムは?
A. 美肌のカギとなるアイテムが重視された!
汚れ落とし(クレンジング・洗顔)&UVケアという、最も大切だけれど地味なお手入れが、美容マニアではない読者に重視されていることに驚き。コロナ禍を経てスキンケアへの意識が高まったことの裏づけかも。
Q. ベースメイクで最も重視したアイテムは?
A. 働く女子にとって下地は永遠のスター!
毎年用意する“重視したアイテム”という質問ですが、下地の人気は不動。リモートの日にファンデーションを塗らない人も増え、下地がますます重要に。
Q. カラーメイクで最も重視したアイテムは?
A. 見えている部分=目元のメイクに票が集中
眉まで含めた目元にメイクの意識が集中しているのはコロナ禍以降、変わらず。マスクでこすれて消えてしまうチークは、省かれる傾向にあり。
世の中の変化に伴う意識の変化がビューティ事情に反映
「素肌美」に高い意識がうかがえた2022年のビューティ事情
世の中が何かをきっかけに急変すると、自分の意識も気づいたら驚くほど変わっている。人間の社会への順応性を感じる日々が続きます。それは、ビューティ事情の振り返りにも表れています。
外出が少なく、肌への意識が高まっていた’21年のスキンケア費用は月平均1万円超えだったのに対し、’22年は1万円は下回ったもののコロナ禍以前よりは上昇。
回答を掲載しきれませんでしたが、ファンデーションを塗らない派も半数を超え、素肌美に向ける高い意識がうかがえます。
カラーメイクは目元が主流!
メイクは当然のことながら目元重視が継続。色は’20年からブームになった、マスクでも顔色がよく見える赤み系がすっかり定着した模様です。服とメイクのコーデを楽しむような気分にはまだ少しなれないけれど、自分と向き合う新たな時間を持てたかも。
2023年Oggi2月号「Oggiベストコスメ2022」より
イラスト/green K 構成/大塚真里、野澤早織
再構成/Oggi.jp編集部