顔周りにリバースカールを加えると明るく知的な印象に
大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えた、軽やかなミディアムヘア。定番の長さですが、顔周りにリバース(後ろ方向)の動きを入れているため、表情がパッと華やいで知的な雰囲気もチラリ。
顔周りにリバース巻きを入れると古く見えそうですが、毛先はプツンとラインを生かして切ってカジュアル感を添えたり、前髪を薄くして抜け感を出したりしているため、コンサバ見えは皆無です。
ではスタイルの作り方を教えてもらいましょう。
毛先には重さを残し、低めのレイヤーで動きを出しやすく
カットのベースは、鎖骨下5cmのミディアムボブ。毛先には重さを残して、毛量調節でボリューム感をコントロールします。顔周りにはリップラインあたりからレイヤーを入れ、前髪は幅狭の薄めに取り先細にカットします。
細い髪と相性のいい低温デジタルパーマでリバース巻きに
髪が細くパサつきがちの人に最適な低温デジタルパーマを使い、毛先を外ハネに。表面の中間部分はリバースにして、抜け感と華やかさが共存する動きをつけます。
カラーは、ツヤのあるブラウンをセレクト。やや明るめのトーンですが少し赤みがあるため、潤いを感じさせてくれる色合いです。オレンジや赤っぽいアイメイクと相性抜群。またオフィスでも浮かない王道カラーなので、働く女性に最適です。
シアバターでセットしてオイルでツヤをプラス
パーマをかけている部分を中心に8割ほど髪を濡らし、シアバターとオイルを混ぜたものをもみ込んで自然乾燥。シアバターは10円玉大、オイルは1プッシュの量が目安です。シアバターでカールの動きを際立たせ、オイルでツヤを出すのが目的。サイドの髪を耳にかけ、バランスを調整してできあがりです。
パーマをかけていると朝のスタイリングが時短になるため、社会人にはもってこいですね。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:細め・量と質感は普通・不規則なクセあり
顔型:ベース型
ヘアスタイリスト/赤井希望(ANLY.) モデル/小川りお 文/斉藤裕子
ANLY. スタイリスト 赤井希望さん
「自分にどんな髪型が似合うのかわからない」という人に女性目線で似合わせを提案。悩みもなりたいもかなえる大人のおしゃれヘアならお任せ! 特にパーマヘアにこだわりがあり、その人の髪質にベストなパーマ方法で思いどおりの動きを引き出す。
Instagram
SALON:ANLY.(アンリー)
住所:東京都渋谷区神宮前 6−7−14 NKビル2階
電話:03-6427-1203
営業時間:平日11:00〜20:00 土日祝10:00〜19:00
不定休
HP