顔の形に合うメガネは、顔全体のバランスを整えて見せてくれる
メガネを選ぶとき、「おしゃれな形だから!」といった漠然とした感覚で選んでしまう人もいるかもしれません。でもそれって本当に自分に似合ってるか気になるところ。
「似合うメガネは、まず「自分の顔の形に合う」ことが重要です。合うものを選ぶと、輪郭がすっきりして顔のバランスが整い、小顔に見えるようになります。逆に、合っていないものを選ぶと、頬の位置が高くゴツゴツして見えたり、縦に余計に長く見えたり、自分が求める印象と離れてしまうことがあります」(畠山さん)
▲(写真:左)顔の全体のバランスがよく、小顔に見える。(写真:右)縦幅があっておらず、面長が強調されて見える。
まずは自分の顔の形をちゃんと知る
実際に自分に合うものは、どのように選べばよいのでしょう。
「まずは自分の顔の形を知ることが大切です。自分ではこれだと思っていたけれど、他の人から見ると実は違って見えたり、自分で判断できづらかったりすることも多いと思います。なので、ビジョンメガネでは「顔型分析」をおすすめしていて、Web上で無料でできる、顔型分析チャートも公開しています」(畠山さん)
▲Web上で無料でできる、ビジョンメガネの顔型分析チャート。パーソナルカラー診断と合わせて、自分に合うメガネまで紹介してくれる。
「いくつかの顔のパーツに関する質問に答えていただくと、型が診断されます。おすすめの進め方は、自分の顔だけ見て回答されるのではなく、周りの方に聞いたり、周りの方の顔と見比べたりして、回答するとよいでしょう」(畠山さん)
周りからの印象や、周りと見比べることも大事なのですね。
4タイプの顔型×おすすめのフレーム形状
自分の「顔型」がわかったら、合うフレームの「形」選び。自分に合う「形」はどんなものがあるのでしょうか。
「具体的に4タイプの顔型に合うフレームをご紹介していきます」(畠山さん)
◆面長型
ほっそりとシャープなフェイスラインが特徴的な面長さん。メガネの縦幅が広いフレームがおすすめです。
◆丸型
縦より横の比率が高く、全体的にやわらかい印象が特徴的な丸顔さん。メガネの縦幅が狭く、直線的なラインのフレームを選ぶと、メリハリがつき、バランスよく見えるのでおすすめです。
◆四角型
直線的で、メリハリのあるきれいなフェイスラインが特徴的な四角顔さん。メガネの縦幅が広めで、丸みのあるフレームを選ぶと、バランスがとりやすくなるためおすすめ。
◆三角型
耳の下からあごのラインがシャープで、クールな印象が特徴的な三角型さん。メガネの縦幅が狭いものや、丸みのあるフレームを選ぶと、ソフトな印象になるためおすすめです。
サイズ感が合っているかも重要!
「上記にあげた顔型に合ったフレームの形だとしても、サイズが大きすぎたり、小さすぎたりすると、やはり合っているとは言えないと思います。合うサイズ感の目安として、縦幅は「眉から顎までの3分の1くらいのサイズのもの」、横幅は「顔幅と同じくらいのサイズのもの」と見ておくとよいでしょう」
▲面長なので縦幅が深めの物をセレクト。サイズは、縦幅:眉から顎までの長さの1/3くらいの大きさ、横幅:顔幅ちょうどくらいの大きさ、で顔にピッタリの形とサイズ感に!
形の次は色選び!
形選びだけでも、合うもの・合わないもので全く印象が変わったメガネ。「メガネ美人」に見せるために、他に重要なことはなんでしょうか?
「ズバリ「色」ですね。自分に合う色のメガネは、顔色を良く、その人本来の良さを引き出した印象に魅せてくれます。逆に合わない色は、顔色が悪く見えたり、きつく見えたり… 求めるイメージとは離れてしまったりしますね」(畠山さん)
▲(写真:左)肌血色が出て、ふんわり優しい印象。自身が持つ本来の良さが引き出されている。(写真:右)左に比べると、少し顔色が青く、きつい印象に見える。
メガネの「型」選びに加え、「色」選びも大切。ということで、次回は自分に合う「色」のメガネについて紹介していきます。
文/沢 真悠子
TOP画像/(c)Shutterstock.com
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全国15都府県に104店舗を構えるビジョンメガネの店舗には「メガネのマエストロ」が在籍しています。メガネのマエストロとは、定期的に研修を受け、メガネと目に関する高度な知識と技術を身につけたメガネ選びのプロフェッショナルスタッフのこと。約1200種のフレーム、約500種のレンズから、一人ひとりに最適なメガネを提案してくれます。
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