上野動物園のパンダ シャオレイに学ぶ、自分に合ったリラックス方法
リモートワークは、通勤時間がなくなったり、人と会わない分効率的に仕事ができたりといったメリットがある一方で、テレワークならでは悩みもあります。
「寝ても疲れが取れない」「今日もなんだかやる気がしない」など仕事とプラベートの切り替えが難しいですね。
自分に合ったリラックス方法を見つけるには、ぐうたらのプロに学ぶのがイチバン! 上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイは常にリラックスしながら生活しています。そんなシャオレイが一般公開されてから毎日撮影している写真家・高氏貴博さんによると、ふたりの仕草から「究極のリラックス術」を学べるとのこと。
今回、本記事のために5万枚の写真から特にぐうたらしているものを選んでもらい、特別インタビューを実施。ぜひ自分に合ったリラックス術を見つけるための参考にしてみてください。
何も考えない時間を作る
笹を片手にぼーっとしているシャオシャオ。うつむいているように見えるけれど、何か思い詰めている?
「この日のシャオシャオは特にリラックスした姿勢で、笹を食べるスピードもゆっくりになっていました。色々なことを考えすぎてしまい仕方がなくなってしまった時は、とりあえず何も考えない時間を作ることが大切なのかもしれませんね」(高氏さん)
場所を気にせず仮眠する
幹の上で体をもたげて寝ているシャオシャオ。こんな不安定な場所でも気にせず眠ることができるなんて!
「シャオシャオは活発なので眠くなったらどこでも寝てしまいます。日々の生活の中で色々なことがあり、突然眠気に襲われてしまうことはありませんか? そんなときこそ、仮眠がイチバンです! やテーブル、吊革につかまりながらなど、ところかまわず眠ってしまうのも良いかもしれません」(高氏さん)
自分だけの憩いの場をみつける
屋内のスペースで、木の下でごろごろして遊んでいるレイレイ。その場所がまるで自分だけの秘密基地かのように寛いでいます。
「木の下のスペースは、レイレイのお気に入りみたいです。私たちも、自分が落ち着ける“憩いの場”を自宅のほかに見つけること。そこでリフレッシュできれば、ストレスを溜めずに生活できるかもしれません」(高氏さん)
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毎日シャオレイを撮影することを通してリラックス術を学んだ高氏さん。そんなふたりの写真を集めたカレンダーが、小学館より発売。2020年と2021年、世代を超えて大好評だったカレンダーの後継版で、高氏さんが撮影したすべての写真からこのカレンダーのために改めて厳選したのだとか。ブログ「毎日パンダ」未公開の秘蔵写真を数多く盛り込んでいるそう! このカレンダーのシャオレイ写真を眺めることで、「究極のリラックス術」をもとにストレス社会を生き抜くヒントを見つけてみて。
『ずっとみてるよシャオ♡レイ!2023カレンダー』(小学館刊/1,430円/2022年11月25日発売)