人生で大切なことはすべて竹内まりやさんが教えてくれた! 推しコメントには30代女性の人生が凝縮されていました
創刊30周年記念号であるOggi10月号にご登場いただき、読者に向けて温かいメッセージを送ってくださった竹内まりやさん。そのスペシャルな企画の一環として、Oggi.jp でみなさんから「竹内まりやさんFavorite Song」を大募集! Oggi世代はもちろん、老若男女、幅広い世代からのご応募をいただき、たくさんの熱いメッセージが届きました。今回はOggi世代のFavorite Songの結果と、印象的な推しコメントをご紹介します!
◆Oggi世代のFavorite Songランキング ベスト3発表
1位 『元気を出して』
2位 『駅』
3位 『カムフラージュ』
『元気を出して』が断トツで1位を記録したほか、2位『駅』と3位『カムフラージュ』は僅差で上位にランクイン。4位以降には、リバイバルヒットしている『プラスティック・ラブ』のほか、『純愛ラプソディー』『マンハッタン・キス』と続きます。Oggi世代にとっては、母親の影響で、子供のころから竹内さんの曲を聴いていたという人も少なくありません。リアルな心情を映し出した歌詞と現実がリンクする、というエピソードが多かったのも印象的です。
BEST3の推しエピソードを発表!
◆1位『元気を出して』(アルバム『REQUEST』ほかに収録)
1984年に薬師丸ひろ子さんに提供し、1988年にセルフカバーとして発表した楽曲。失恋から立ち直るために聴きたい曲として挙げる人も多く、落ち込んだときに背中を押してくれる歌詞に励まされた人が多数!
「独身のときに年下の男性と交際していましたが、私が竹内まりやさんが好きだと知ると、年代的に知らないであろうに、ドライブのときに曲を流してくれました。そんな優しい彼との交際が終わった後も、この曲が優しく寄り添ってくれました。まるで、女友達と失恋の話をしているよう。そんなたくさんの思い出がこの曲にはあります」(35歳・女性)
「母が竹内まりやさんの大ファンで、私も一緒に聴いていました。6年間交際していた彼と別れて、傷心していた29歳の私。母が何気なくいつものように竹内まりやさんのCDを家でかけはじめて… つい自分と重なり、こっそり泣いてしまいました。今は新しい恋を見つけ、気持ち新たにスタートしています。大失恋した私を後押しし、次の恋に前向きになれるようにしてくれた大切な曲です」(30歳・女性)
「1986年生まれで、五黄の寅年生まれ。昔から言われている通り、私も含めて本当に気が強い人(よく言えばしっかり者? 笑)が多いです。口調がキツイ人も多いので勘違いされたり、『泣いたら負け!』と思っている人も多くて甘え下手だったり…。『元気を出して』は、まさにそんな〝五黄の寅女〟のテーマソングだと勝手に思っています」(36歳・女性)
◆2位『駅』(アルバム『REQUEST』ほかに収録)
1986年に中森明菜さんに提供した『駅』。1987年にセルフカバーとして発表。情感たっぷりで切なさが伝わる歌詞は、大人の恋を彷彿とさせる名曲。切ない歌詞とメロディに涙するという声が多数。
「大学生だった当時、彼と別れたころに聴いていた曲で、胸が痛くなった懐かしい思い出があります。今でも車でよく聴いています!」(37歳・女性)
「まだ学生だったころ、彼は社会人でしかも遠距離恋愛をしていました。私のことを不安にさせない素敵な人で大好きでした。でも、交際して1年が経ち、社会人になって同期から猛アプローチをされ、思わず心変わりしてその彼とは別れることに。ところが、自分から別れたにも関わらず思い出すのは、その彼のことばかり。別れて大切さに気づくとは、まさにこのことかと思っているとき、竹内まりやさんのライブに行く機会があり『駅』を聴いて、涙が止まりませんでした。その彼とは別れてから会ってませんが、今でもふと思い出します」(32歳・女性)
「大好きだった彼と別れて数年経ち、ばったり再開したけれど葛藤があり、結局声をかけずに終わったあの日…。そんな切ない女心が歌詞にリンクして共感しました」(37歳・女性)
◆3位『カムフラージュ』(アルバム『Bon Appetit!』『Expressions』に収録)
1998年に発表したシングルで、ドラマ『眠れる森』(フジテレビ系)の主題歌。ドラマの内容にもマッチした詞の世界観、そしてドラマチックな恋の描写に憧れを抱く人も♡
「この歌詞とほぼ同じ想いをしたことがあります。彼には10年以上、交際している恋人がいたけれど、出会ったときから互いに気になる存在でした。私が恋人と別れた後、『うち来る?』のひと言で彼の部屋へ。部屋に呼んでくれたということはそういうことだよね、とドキドキしたのを覚えています。その後、彼も恋人と別れ、交際が始まり、それからさらに10年…、今では尊敬できる最愛の夫です」(34歳・女性)
「初めてできた彼にまだ片想いをしていたころの気持ちとシンクロしすぎていて、当時は涙を流しながら何度も聴いて、告白(バレンタインデーにチョコを渡す、というベタなやつ)をする勇気を『カムフラージュ』からもらいました。彼に会えるバイト先までの移動中によく聴いていました。交際してからもなかなか気持ちや考えがつかめない人で、『青春ってみんなこんな感じなのかな?』と思いながら、繰り返し聴いた記憶があります。今聴いても甘酸っぱく、胸が締めつけられる曲です」(30歳・女性)
涙あり! 笑いあり!? 集まったコメントには30代女性の人生が詰まっていました
恋に仕事に、そして人生にそっと寄り添ってくれるように温かな竹内まりやさんの楽曲たち。ベスト3以外にも、たくさん届いたFavorite Songたちと共に熱いメッセージをご紹介します!
「生きること」に行き詰まったときに聴きたい、背中を押してくれる応援ソング
◆『いのちの歌』
「沖縄旅行をした際、ホテルにゲストで来られていた方の『いのちの歌』のギター弾き語りを聴いたことが、この歌との出合いでした。沖縄の温かく長閑な空気の中で、すーっと心にしみわたる歌詞とメロディ…。初めて聴く歌なのに、とても惹き込まれたのを覚えています。旅行の帰り、竹内まりやさんご本人の歌を聴いてさらに好きになり、歌うことが大好きな友人ふたりと三部合唱を練習して記念に撮影して、動画をYouTubeにアップしたほどです(笑)。平凡な日々を送っていると、ときどき目標を失ったり、生きている意味がわからなくなったりすることもあるけれど、この広い世界で自分と出逢ってくれた人々と過ごすささやかな毎日こそが奇跡で、幸せなことで、生きている意味なのだということを改めて教えてくれる素敵な曲。こんなにストレートに、そして優しく心に響く歌はなかなかありません。これからも大切にしたい大好きな曲です」(33歳・女性)
▼三部合唱したときの様子はこちらから聴くことができます!
◆『幸せのものさし』
「社会人2年目のOLです。社会人になり、遠くから応援してくれている親を心配させたくない気持ちもあり、資格取得に向けて勉強するなどキャリアを積んでいくことに幸せを感じている日々です。ただ、仕事には関心があるのですが恋愛にはあまり興味がわきません。友人が恋人との話を楽しそうにしている様子や地元の同級生が結婚している様子を見ると、『自分はこれでいいのかな』と不安や焦りを感じることも…。そんなときに、友人にすすめられて聴いた曲が『幸せのものさし』でした。特に、<自由と孤独はふたつでセット>や<隣の芝生が青く見えたら この庭に花を植えればいい>というフレーズに勇気をもらいました。〝幸せのものさし〟は自分の中にしかないのだから、自分が好きなものや幸せだと思うものを信じようと背中を押してもらえた気がします」(24歳・女性)
◆『毎日がスペシャル』
「この曲は私の人生のテーマソングということにしています。退屈な日が続いたとしても、この曲を聴くと毎日が特別なんだなと再確認できて元気が出ます。言霊を信じて『毎日がスペシャル』と口ずさんだりして、言い聞かせるようにしています」(26歳・女性)
「職場がしんどかったころ、毎晩、気分転換のためにウォーキングに出かけていたのですが、明るく前向きになれるこの曲を聴いて元気をもらっていました。今でも前を向きたいときには、必ず決まって頭の中で流れる曲です」(38歳・女性)
叶わぬ恋、不器用な恋心…。切なさや寂しさに寄り添ってくれる大人の恋愛を癒す名曲たち
◆『純愛ラブソティ』
「普通の女性の心の中がそのまま歌詞になったような曲で、すべてに共感! 恋した女性のキラキラしたかわいさを歌った曲だと思ったら、切なさや寂しさも含んでいて、それでも前向きな気持ちにさせてくれる曲です。失恋したときは絶対に聴いています(立ち直る直前くらいに笑)。明日への希望を与えてくれる『純愛ラブソティ』は大好きな曲です。竹内まりやさんの歌は、聴く度に初めて聴いたときと同じ気持ちにさせてくれる、私にとってジブリ映画のような存在です」(32歳・女性)
◆『SEPTEMBER』(アルバム『Expressions』収録)
「大学時代に図書室で出会った男性のことが気になり、その後、偶然同じサークル体験の場で再会しました。その場ではお互い意識をしながらもあまり話はせず、同じサークルに入り急接近。友達として過ごしていましたが、私が海外留学をする際に、告白ともとれるような手紙をくれました。私はその手紙を糧に留学を頑張ろうと決意。留学中はたまに連絡を取り合っていましたが、共通の友人から、彼に年上の恋人ができたと聞きショックを受けたことを覚えています。そのときに聴いていたのが『SEPTEMBER』。ちょうど留学したのも9月でした。どうして、あのとき、自分の気持ちに素直にならなかったんだろうと後悔して、<逢ってその人に頼みたい 彼のこと返してね>というフレーズがクリティカルヒット。その後も、自分にチャンスが巡ってくるかも… と、友人として側にいながらも別の男性と恋をしたり…。そんな苦い思い出が残る曲です。その後、彼とは卒業式を機にまったく会っていませんが、その恋人と結婚されて幸せに暮らしているようです。思い出すと少し切なくなる曲です」(28歳・女性)
◆『PLASTIC LOVE』
「好きな人がいても距離を置いて、相手に期待したくない。そのほうがいいと思ってしまう恋愛観がすごく共感できる曲です。歌詞にもあるように、私も似たような人とばかりつきあうし、今の彼には最初は冷た人と思われていたようで」(35歳・女性)
母娘…、世代を超えて愛され続けるメロディーや歌詞
◆『マンハッタン・キス』
「母の影響で小さいころから竹内まりやさんの曲を聴いてきました。『マンハッタン・キス』は、私が幼稚園のバスの中で先生に歌って聴かせて驚かせた曲です。5歳の私が真顔で<どうして 愛してるだけじゃ 満たされなくなる 愛されるまでは>とはっきり歌っていたようで…。後日、幼稚園の先生から聞いた母は大爆笑。未だに家族でも話すエピソードです。そんな私も立派なアラサー。切ない恋愛もしてきました。その度にこの曲に励まされ、一緒に泣きました。どんなときも側にいてくれたこの曲が、私の中でいちばん大切で大好きな曲です」(29歳・女性)
◆『家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)』
「幼いときに母がよく鼻歌で歌っていた曲で、よく聴いていたなじみ深い曲でした。大人になってから歌詞の意味をしっかり理解すると、すごく身にしみました。メロディーも歌詞も大好きな曲です」(30歳・女性)