【コーセー×安藤美姫】クレオパトラメイク実践! 安藤選手も驚きの再現度♡
2022年1月24日に行われた、Maison KOSÉのInstagramライブに、プロフィギュアスケーターの安藤美姫選手が登場! 2010年バンクーバーオリンピックの伝説のメイク「クレオパトラメイク」を、フィギュアメイクに携わること十数年、コーセーメイクアップアーティストの石井勲さんが再現しました。安藤選手も大絶賛のメイクの様子をレポートします♡
安藤選手の当日の衣装はコーセーを象徴するブルーカラーをイメージされたそう。人気スキンケアブランド「雪肌精」のパッケージのような鮮やかなブルーが美しいですね。
Instagramライブでは、安藤選手のバンクーバーオリンピックの伝説「クレオパトラメイク」を半顔に、クレオパトラメイクを活かし今のトレンドを取り入れたメイクをもう半顔に。オリンピックの本番メイクと今のトレンドメイクの違いも楽しむことができる内容でした。
オリンピックの伝説「クレオパトラメイク」
まずは右側に「クレオパトラメイク」を。当時オリンピックの衣装は、エメラルドをベースにイエローゴールド系のカラーが多く取り入れられていたため、アイシャドウは「イエロー・グリーン・濃いめのゴールドブラウン」の3色を使用したのだそう。
ベースとなる色はイエローゴールド。上まぶたの中央にはイエローを強めに入れ、立体感を演出します。オリンピックでは目尻にエメラルドグリーンのアイシャドウを使用したとのことですが、時が経ち今はベストなカラーが見つからないそう…。なので今回はメイクアップアーティストの石井さんが、エメラルドグリーンのアイシャドウをアレンジ!
まずはグリーンのペンシルアイシャドウを全体に馴染ませます。ペンシルだと目を開けた時の色の出方を調整しやすいので、お好みの見え方を作りやすい◎。その次にグリーンの上にブルーをのせると… なんとあっという間に美しいエメラルドグリーンが完成しました! メイクはオリジナルのカラーを作る楽しみもあると安藤選手。まさにその通りですね。さらに、エジプシャンの雰囲気を出す為に、下まぶたの目頭側から半分に細くホワイトカラーを入れます。
続いてリキッドアイライン。インラインは細く、目尻は強く見せる為にシュッとさせるのがポイントです。目尻は、上よりも下のラインをかなり太めにし、下まぶたのラインと繋げるとよりクレオパトラメイクに近づけることができます。仕上げに目尻にグリーンを足し、目頭に濃いめのゴールドブラウンシャドウを入れてグラデを作れば雰囲気UP。黒のボリュームマスカラをたっぷり塗り、強い妖艶な美しさを演出します。
とっても美しい目元が完成! 安藤選手も「こんなに再現できるとは!」と驚くくらいの完成度です♡
安藤選手のベースメイクのこだわりは、彫りが深く見えるようにがっつりシェーディングを入れること。そうすることで写真を撮る時にアプリを使わなくても立体的にシャープに見えるのだそう。ポイントはノーズシャドウを入れる場所! 眉下のくぼみの部分に入れるのが正解で、眉に並行に入れるのは間違いなんです。正しい位置はぜひインスタライブでチェックしてみてくださいね♪
クレオパトラメイクを活かした「トレンドメイク」
続いて、「クレオパトラメイク」と全く同じアイテムを使ってトレンドメイクをしていきます。
コーセーメイクアップアーティストの石井さんが語る2022年のトレンドは「前向きな楽しさ」。色もので遊び、ポップなメイクに仕上げていきます!
「クレオパトラメイク」と同様ベースはイエローカラーを使うのですが、こちらはニュアンス程度に。ブラウン系でグラデーションを作り、アイラインもナチュラルに。
ここでポイントになるのがグリーン! ポップな色を目尻に取り入れて、トレンドを仕込みます。こちらはグリーンだけでなく、レッドやイエロー、ブルーなどお好きなカラーでOK。手元にあるアイシャドウを使えば、簡単にトレンドポップメイクを完成させられそうですね♪
仕上げに太めで曲線のあるアイブロウを作り、立体感を出せば完成。安藤選手からは「同じアイテムを使ってるのにここまで違うの!?」と驚きの声が上がりました♡
ここから未公開♡ 安藤選手とメイクについて…
落ちないメイクが得意なコーセーは、2006年から日本スケート連盟のオフィシャルスポンサーを務めています。暖房の効いたフィギュアスケートの会場ではよく汗をかきますが、それでも落ちないと太鼓判を押されていました。
アディクションが好きでたくさん持っているそうですが、コーセーだと知らずに驚いたのだとか! 振り幅の大きさに改めて尊敬です、と安藤選手。
ここからは非公開トークをお届けします♡
◆安藤選手にとってメイクルームとは?
「フィギュアスケートの会場内は、場所がすごく限られていて全体的にがちゃがちゃしている印象でしたが、コーセーさんのブースは白いカーテンで仕切られていて、とても清潔感もあって壁にポスターが貼られていたり、沢山のメイクアップアイテムが並んでいたので、その部屋だけ空間が違って『魔法にかけられるんじゃないか』という感覚になりましたね」
◆コーセーの好きなアイテムは?
「廃盤になってしまったファシオのリキッドアイライナーがすごくお気に入りでした! どれだけ汗をかいてもとにかく落ちないところがすごいと思った。高校生から使っていて、私にとってマストアイテムで何個もストックしてた!」
◆今注目している選手のメイクは?
「人と違うなと感じるのは、宮原知子選手ですかね。もともとはナチュラルメイクでしたが、彼女がオリエンタルな演目をする時に私も相談を受けて、その時に、ちゃんと表現の一部としてメイクを取り入れてるんだなと感じましたね。なので宮原さんはメイクにこだわってるんだなと思いますね。
あとはアイスダンスの小松原選手ですかね。アイスダンスという競技性もありますが、自分の見せ方を知っているし、リンクの上でキャラクターを演じるという点では、メイクのこだわり方もずば抜けているなと思います」
◆安藤さんが強いメイクにこだわる理由は?
「フィギュアスケートは360度、観客の皆さんがみてくださっていて、その方たちに向けてどうすれば一番遠くにいる人にまで伝わるかと考えたときに、濃いメイクの方が表情や世界観も伝わりやすいかなと。あとは海外の選手と戦う上でも美しさを際立たせる為に、ある程度濃いメイクの方が個人的には良いかなと思いますね」
安藤選手も大好きだというコーセー。さまざまな女性の美しさを際立たせるコーセーのコスメが欲しくなったインスタライブでした。実際にメイクで使用されていたアイシャドウはとても発色がいいアイテムなので、一気にトレンドアイに仕上げることができそうです! 最後にはマスクにつかないおすすめリップも紹介されていましたよ。ぜひチェックしてみてください♡