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2021.12.29

カモミール(カミツレ)の花言葉はどんな人にぴったり? 由来や特徴を解説

「カモミール」という花を知っていますか。「カモミール」は、白色の小さくて可愛いらしいお花で、花というよりはハーブティーとしてのイメージが強いですよね。カモミールティーは、心身をリラックスさせたいときに飲むのがおすすめです。ここでは、「カモミール」の花言葉について紹介していきます。

【目次】
カモミール(カミツレ)の花言葉
カモミール(カミツレ)の花言葉の由来
カモミール(カミツレ)の特徴
カモミール(カミツレ)の種類・品種
カモミール(カミツレ)の花言葉を贈ろう
最後に

カモミール(カミツレ)というお花の名前を聞いたことはありますか? 恐らく、花というよりは、ハーブのイメージが強いと思います。リラックスしたいときには、「カモミールティーを飲むといい」なんて言われたことはありませんか? 私たちの生活にハーブとして深く入り込んでいるカモミール(カミツレ)について、詳しく紹介していきたいと思います。

カモミール(カミツレ)の花言葉

ハーブのイメージの強いカモミール(カミツレ)ですが、花言葉を紹介します。

(c)Shutterstock.com

清楚・あなたを癒す

カモミール(カミツレ)のお花のかわいらしい、柔らかい雰囲気にぴったりの花言葉ですね。白い花の色の様子から清楚という花言葉が生まれたのかもしれませんね。

苦難の中の力・逆境に耐える

カモミール(カミツレ)の種の中には踏まれれば踏まれるほど、強く育つ種もあるようです。ギリシャの言い伝えには、「カモミール(カミツレ)の苗床のごとく、踏まれるたびに成長せよ」というものがあります。カモミール(カミツレ)が逆境に強い草花であると認識されている証ですね。

カモミール(カミツレ)の花言葉の由来

(c)Shutterstock.com

カモミール(カミツレ)の花言葉は、先程も触れましたが、逆境で強く育つことや、そのかわいらしい見た目に起因したものが多いですね。海外の花言葉も苦難や逆境というキーワードが出てくるので、おかれた環境が厳しいものでも、それを跳ね除け強く育つ花という認識を持たれているのでしょう。

芝生として植えられて、寒さや雨風にも強く、人々に靴で踏みつけられても負けずに増えていく生命力。その力強さに昔の人たちは感動していたのかもしれませんね。古代エジプトでは、ローマンカモミール(カミツレ)という種を太陽神ラーに捧げる花としていたそうです。

カモミール(カミツレ)の特徴

カモミール(カミツレ)の基本情報をチェックしましょう。カモミール(カミツレ)はキク目キク科シカギク属で、開花時期は3月~6月ごろです。一年草または、二年草。和名を加密列または加密爾列(カミツレ)、洋名をGerman chamomile(ジャーマン・カモミール)といいます。

和名・加密列(カミツレ)について

和名の加密列(カミツレ)は、オランダ語が入ってきた江戸時代に、オランダ語名の「kamille」を漢字に当て字にする際に間違って付けられました。洋名の「Chamomile(カモマイル)」はギリシア語の「chamaimelon」が語源で、学名である「Matricaria(マトリカリア)」はラテン語の「matrix(マトリックス)」=子宮を語源としています。古くから婦人病の治療薬として、重宝されてきました。

(c)Shutterstock.com

カモミール(カミツレ)は薬用植物

ヨーロッパ地方の神話にカモミール(カミツレ)は登場します。薬草の神ウォドン神がこの世に与えた9種の聖なるハーブの一つで、イギリスで最も古くから知られていた薬用植物なのです。

カモミール(カミツレ)は、ドイツやフランスで高い人気を誇っています。子どもたちの万能薬として、よく使われる民間薬なのです。特に先程も紹介しました女性特有の病気や神経に関する障害、更年期の治療薬として活躍します。

優れた抗炎剤として、薬剤や化粧品類に含まれるアズレンという成分がカモミール(カミツレ)にはあります。そのためカモミール(カミツレ)のエッセンスは、抗炎症作用や鎮静効果を期待して使われるのですね。

カモミール(カミツレ)の鎮静作用には、定評があります。古代エジプトでは、怒りに対してカモミール(カミツレ)を使用してきました。現代でも同じように使われているのは、カモミール(カミツレ)の効果が認められているからでしょう。特に皮膚の炎症に効くことも知られていて、火傷の治療薬として使用されることもあります。

カモミール(カミツレ)はハーブとしての人気も高く、ハーブティーが有名です。心身をリラックスさせる効果が期待できるので、不眠気味の方はカモミールティーを夜寝る前に飲まれるといいかも知れません。上手く眠りに入れる手助けをしてくれることでしょう。

19世紀にヨーロッパから入ったカモミールは、岡山や鳥取で栽培が始まったと言われています。日本国内でカモミール(カミツレ)が群生しているのを見られるところは、メナード青山リゾートや蔵王にあるカモミール畑が有名です。デイジーに似た白く小さい可愛いらしい花がたくさん咲く姿は、圧巻ですよ。

カモミール(カミツレ)の種類・品種

代表的なカモミール(カミツレ)の種類は、一年草のジャーマンカモミール(カミツレ)と多年草のローマンカモミール(カミツレ)があります。それぞれ紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

ジャーマンカモミール(カミツレ)

ジャーマンカモミール(カミツレ)は、背の高い一年草です。種が落ちてどんどん増えるので、一度植えれば毎年楽しむことができます。花にしか香りがありません。別名をブルーカモミール(カミツレ)と言います。エッセンシャルオイルの生成過程でブルーの色ができることから、そう名付けられました。

ローマンカモミール(カミツレ)

そんなに背の高くない多年草です。花だけでなく葉からも、パイナップルやリンゴの様な甘い香りが特徴。冬場は枯れてしまいますが、また春になれば咲きます。

カモミール(カミツレ)の花言葉を贈ろう

カモミール(カミツレ)は、精神を落ち着ける効果が期待できるので、受験等を控えている方に贈ると喜ばれるかもしれません。「踏まれても、踏まれても、起き上がれ!」「しっかりと自分の力を試験で出そう!」といったメッセージを込めることができますよ。

最後に

(c)Shutterstock.com

カモミール(カミツレ)といえば、カモミールティーがあまりにも有名なので、お花のことまで意識している方は少ないかもしれません。カモミール(カミツレ)は、小さくて可愛い花を咲かせますので、その姿を見る機会があるときには注目してみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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