この花は何の野菜? よく見るアノ野菜!
今では季節関係なく、野菜を食べることができますが、元々は1年中食べられる食材は少なったと言われています。
そんな中、今回ピックアップする食材は、1年中食べられることができ、古くから親しまれてきた野菜です。この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「青じその花」です!
正解は、青じその花でした! 青じそは、白くて小さい花を咲かせます。科名は文字通り、シソ科の植物です。英語では「green perilla」や「Japanese basil」などと表記されます。
◆青じその歴史
青じそは中国産が多く、現地では薬効に優れているとされ、薬膳料理につかわれていました。日本では平安時代以前から栽培され、香辛野菜として食べられたという記録が残っているそう。今では、愛知県の生産が全国シェアが約半数を占め、日本一です。
◆「青じそ」と「大葉」の違い
青じそと大葉は基本的には同じ。厳密に言うと、大葉は青じその若葉をさす表現と言われていたり、青じそは植物、大葉は青じそを使うときに使う言葉とされていたりします。スーパーで売られているときは、「大葉」ですね!
◆味わいと栄養
青じそは後味がさっぱりしていて、食欲増進や防腐・殺菌作用、発汗作用があるとされています。お刺身に青じそが使われているのは、この殺菌作用があるからなのだそう。
栄養価も高く、免疫機能を活性化させるβカロテンが豊富でビタミンC、カリウム、カリウムなどが摂れると言われています。
◆選び方
青じその選び方は、葉がみずみずしく濃い緑のもの。また、茎の切り口が変色しておらず、香りが強く感じられるものがおすすめ!
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料理の見た目も華やかになる、「青じそ」。薬味としてはもちろん、大葉の天ぷらも楽しめるし、豚バラと大葉チーズを巻いても美味しいです。青じその栄養を知ると、もっと美味しく感じられるはず!