手相占い、右手と左手どっちを見る？ その違いや見方を占い師が教えます！

【目次】
・右手と左手、どっちを見る？
・左利きの人は左手を鑑定する？
・右手と左手のそれぞれが持つ意味
・右手と左手の結婚線の出方が違う
・生命線を鑑定するときは右手、左手？

右手と左手、どっちを見る？

手相にはいろんな流派が存在します。主に左手を見るという占い師さんもいれば、利き手で鑑定するという占い師さんもいます。世の中には、結構な数の手相占いの本が出版されていますが、私がチェックしたところによると、主に左手で鑑定する本が多い感じでした。

そんなわけで、右手と左手どっちを見るのか、それぞれの意味の取り方はさまざまあるのですが、私の占いでは、右手は「現在の自分の運気」、左手は「生まれ持った運命」が表れているという見方をしています。故に、右手と左手のバランスを確認するため、両方の手のひらを見てから、より現在の状況に近い運気がわかる右手を鑑定します。

左利きの人は左手を鑑定する？

占い師さんによっては、利き手をメインで鑑定することがあるので、そういう占い師さんにあたった時は、左利きの人は左手で鑑定されることになります。左手か右手か、いろいろ試してみないとわからないですが、「ああ、当たっている！」と思う方を信仰しましょう。

右手と左手のそれぞれが持つ意味

繰り返しになりますが、右手は「現在の自分の運気」が出ていると考えます。現在の自分の選択が将来につながっていくので、これはすなわち、「現在、自分で創り出している将来への道」が出ているとも言えます。

左手は「生まれ持った運命」という言い方をしましたが、もう少し噛み砕いて言うと、「生まれつき持っている性格や特質から導き出されそうな将来への道」と言い換えることができます。

右手と左手の手相がまったく違う人が結構います。それを気にされている方もいますが、別に悪いことでもなんでもなく、自分で自分にあった人生にカスタマイズして生きているのですよとお伝えしています。

ちなみに、手相は日々変化します。以前はなかった線が出てきたり、濃くなったり薄くなったり。だから観察していると、とても興味深くて楽しいです。その昔、つまらない仕事に携わっていた時にふと手のひらを見たら、自慢だった勢いのある右手の運命線がなんだか弱々しくなっていて、残念な気持ちになったという方がいました。その仕事を辞めて、別の仕事で楽しく日々を送るようになってしばらくしたら、運命線の勢いが戻ってきたそうです。ちょっとおもしろいですね。

右手と左手の結婚線の出方が違う

結婚線とは、小指の付け根と感情線の間に走っている短めの横線で、結婚運を見る時に使います。結婚線の数は「真剣に恋する相手の数」と言われています。感情線に近ければ近いほど早婚、小指の付け根に近ければ近いほど晩婚とされていますが、私のこれまでの経験上、位置はあまり関係ないような感じでした。また、同等の長さ・太さの結婚線が、2本以上両手に出ている手相を「離婚線」と呼ぶ時もあります。

右手と左手の小指の先から手の側面を合わせて、両手の結婚線を比べると、多くの人は結婚線の高さや長さが異なっています。こういう場合、左手は無視して、右手の結婚線を見て今向かっている将来に思いを馳せてみましょう。

生命線を鑑定するときは右手、左手？

生命線はその人が持つ生命力や健康状態、体力・バイタリティ・スタミナといった心身の強さ、寿命の傾向などが表れている線です。人差し指の付け根と親指の間あたりから始まり、金星丘（親指の横のふくらみ部分）に沿いながら、手首の方に向かってカーブを描くように位置しています。

生命線を見る時も、両方の手のバランスを見比べてから、右手を見ます。右手の生命線の勢いがなんだか弱い時、それはお疲れモードの信号かもしれませんので、体のメンテナンスをしていきましょう。

あ、最後までしつこいようですが、占い師さんによっては左手で鑑定することもありますので、自身にあった占い師さんを見つけましょう。不安な気持ちにさせない、未来を明るく照らしてくれる、占いが終わった後になんだかやる気が出てくるような占い師がオススメです。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。