ジュエリーは「華やかさ2割増し」が気分!
堅実さや汎用性のあるデザインより、思わず気持ちが昂ぶるようなキャッチーさが欲しい。貴石やパールにアイコニックなモチーフなど、一点豪華主義でいってみよう!
1|CHANEL(シャネル)の「ココ クラッシュ」
メゾンのアイコン、キルティングモチーフから着想を得たジュエリー。
(上から)リング[K18BG×K18WG×DIA]¥357,500・[K18YG]¥154,000・[K18WG]¥412,500(シャネル カスタマーケア〈シャネル〉)
自立した女性に似合う〝自分で手に入れたい〟ジュエリー
「女っぽいのにかっこよくて、エレガントなのにパワフル。マドモアゼル・シャネルのスピリットを感じるモチーフは、自分が理想とする女らしさが手に入る気がして憧れます。メンズっぽいビッグシャツ、ゆったりしたクルーニットなど、ジェントルマンムードの格好にぴりっと効かせたい」(エディター・今村紗代子さん)
2|MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC(マリーエレーヌ ドゥ タイヤック)の色石のリング
無二の色彩センスを持つデザイナー、マリーエレーヌは「色石の魔術師」と呼ばれる。
(右から)リング[プリンセス/K22YG×アクアマリン]¥512,600・[カボション/K22YG×レインボームーンストーン]¥642,400・[カボション/K22YG×シトリン]¥567,600(MHT〈マリーエレーヌ ドゥ タイヤック〉)
大人になって選ぶジュエリーは人とかぶらないオンリーワンがいい
「人生の節目にいくつかジュエリーを集めてきたけれど、次のステップは色石、と思い立ち、昨年『カボション』を購入しました。鮮やかで透明度の高い色石と、純金に近い22金リングの組み合わせの特別感。すべて一点物なので、指にはめて眺める度、『自分だけの』という高揚感が味わえます」(スタイリスト・川上さやかさん)
3|CELINE(セリーヌ)の「マイヨン トリオンフ パール イヤリング」
フランス語で「凱旋」を意味する、人気モチーフの「トリオンフ」×パールのキャッチーなジュエリー。
ピアス[真鍮×パール/予定価格]¥95,700(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)
新しい価値観を感じるパールのジュエリーに注目中
「HIP HOPシーンのアーティストがジュエリーとしてパールを取り入れているのを見て。淑女が身につける正装のような認識を持っていたパールが実は、もっと自由な発想で楽しんでいいものと、考えを新たにしたことがきっかけでひかれるように。上品でパンチのあるバロックパール使いがかっこいい」(ホテルプロデューサー・龍崎翔子さん)
4|HERMÈS(エルメス)の「アミュレット」
2004年の誕生以来、人気を博するコレクション。「ケリー」「コンスタンス」「バーキン」など、メゾンのアイコンをミニチュア化したチャームがキャッチー。
ブレスレット[SV]¥401,500(エルメスジャポン〈エルメス〉)
気分のコスパがいい!? 憧れメゾンのジュエリー
「憧れのブランドがあっても、お洋服やバッグを購入するのは『エイヤッ』と、勇気と決断が必要ですよね。ということで私が最近オススメしたいのは、メゾンのジュエリーに目を向けてみること。ふだんの服ともなじませやすいですし、毎日だってつけてOK。お値段以上の幸せが手に入る気がします。中でも〝エルメス〟は、上品な遊び心があるものが多くて大好きです」(Oggi副編集長・小森智子)
5|VAN CLEEF&ARPELS(ヴァン クリーフ&アーペル)の「スウィート アルハンブラ」
1906年にパリのヴァンドーム広場に生まれたハイジュエラー。「四つ葉のクローバー」をモチーフとした「アルハンブラ」は、全世界の女性の幸運のシンボル。
(右から)ピアス[YG×ホワイトマザーオブパール]¥266,200・[RG×カーネリアン]¥293,700(ヴァンクリーフ&アーペル ル デスク〈ヴァン クリーフ&アーペル〉)
「大人の甘さ」が必要になったときに
「圧倒的な歴史・技術・品質を誇る〝ヴァン クリフ&アーペル〟のジュエリーの高貴な甘さは、女性にとって永遠の憧れです。私は15年前くらいに白の小さなアルハンブラのネックレスを購入。今は、白Tシャツや地厚ニットなどカジュアルアイテムに『大人の甘さ』を足すハズしとして重宝しています」(エディター・三尋木奈保さん)
◆この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
◆文中の[ ]内の数字は小物のサイズ[縦×横×マチ]を表し、単位はcmです。また、[ ]内の英字はBG=ベージュゴールド、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、SV=シルバーを表します。
2021年Oggi9月号「『かっこいい私』のラグジュアリー新名品」より
撮影/渡辺修身 スタイリスト/川上さやか 構成/村上花名
再構成/Oggi.jp編集部