幹細胞コスメって何?
ここ数年でよく耳にするようになった「幹細胞コスメ」。
化粧品に使われているキーワードは「ヒト幹細胞」と「植物幹細胞」の2つに分けられます。
その中でも「植物幹細胞」は、高酸化力や保湿力が期待できるのにリーズナブルな製品が多く、アラサー世代の強い味方。特に、スキンケアの「要」である洗顔に取り入れる方法は、幹細胞コスメの初心者にもおすすめです。
「植物幹細胞」でリーズナブルに幹細胞コスメのパワーを♡
植物幹細胞コスメには、植物の幹細胞を培養、抽出したエキスが入っています。
幹細胞には、細胞の生まれ変わりをサポートする働きが期待できるので、肌の調子を整えたいときに頼りになる存在です。そして「植物幹細胞」は、アレルギーの心配が少ないとされているのも特長で、肌が敏感になっているタイミングでも使いやすいのが魅力だと思います。
また、ヒト型幹細胞コスメは高価なものが多い一方で、植物幹細胞コスメは高い高酸化力と保湿力が期待できるにもかかわらず、リーズナブルな製品が多いのもおすすめするポイント。コストパフォーマンスを考えると「植物幹細胞」は、幹細胞コスメ初心者にも使いやすいでしょう。
スキンケアの効果がいまいち… 時短で見直すなら「洗顔」がポイント!
「幹細胞コスメ」と聞くと、一番に思いつくのが「美容液」という女性も多いはず。確かに、幹細胞コスメには美容液やマスクなど「プラスワン」で取り入れる製品が一般的です。けれど、乾燥やくすみ、なんとなくの肌不調を感じたときに、私がみなさんにぜひトライしてみてほしいのが「幹細胞洗顔」です。
洗顔はスキンケアの要なので、スキンケアの効果がいまいち感じられないときに優先的に見直したいポイントのひとつ。時短で満足度の高いスキンケアを実践するにあたっては、そのときの自分の肌に合う洗顔料をセレクトすることも大事だと考えています。
今のご時世はやたらストレスフルでもあるだけに、最近、私のもとには世代を問わず「なんとなく肌色が悪い」「マスクのせいか、昔より乾燥がひどい」「ニキビがなかなか治らない」などの相談が多く舞い込んでいますが、洗顔を見直し「抗酸化力」「保湿力」を意識した植物幹細胞洗顔に変えただけで「調子が上がった!」という嬉しい声も。
実は私が、肌の調子がすぐれないときに最初に見直すのは「洗顔料」で、その時々の自分の肌が求めている洗顔料を使うようにしています。
「植物幹細胞」を配合している洗顔料2選
実は「植物幹細胞」を掲げている洗顔料は意外と少ないのですが、私が実際に使っているのはこちらの2品です。
◆LITS|リッツ リバイバル リッチクレンジングウォッシュ
▲150g/2,750円
3種類の植物幹細胞由来成分(※1)とパッションフルーツエキス(※2)を配合しているクレンジングジェル。
天然オイルが配合されていて、落ちにくいメイクを落としやすいところが便利です。ぬれた手で使えるところも時短が叶うポイント◎。幹細胞コスメとして定評がある「リッツ」の中でも「リバイバル」は、肌のハリや弾力などにアプローチできる大人向けのシリーズです。
※1:リンゴ果実培養細胞エキス(保湿)、クリスマムマリチマムカルス培養液(保湿)、エリンギウムマリチムムカルス培養液(保湿)
※2:クダモノトケイソウ果実エキス(保湿)
◆DIOR|カプチュール トータル セル ENGY
▲150mL/5,500円
自然のパワーをディオール サイエンスによって製品に配合している「カプチュール」シリーズの洗顔料。
「ロンゴザ(※3)」という、マダガスカルのディオール ガーデンで栽培されている植物の幹細胞エキスを使っています。洗い流したあとのしっとり感やもちもち感が心地よく、お肌に元気がないときに頼りにしている洗顔料です。
※3:アフラモムムアングスチホリウム種子エキス
なんとなく肌の調子がすぐれない… となると、美容液などのプラスワンアイテムを取り入れる人も多いですよね。時短でスキンケアを済ませたいならば、何かを「足す」前に、スキンケアの「要」である洗顔料を変えてみるのも方法です。
※掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。