食通の間で話題!
普通の焼肉屋じゃない焼肉屋
超グルメな先輩エディターさんや大御所スタイリストさん…とにかく「この方が行きつけのお店なら絶対に間違いない!」と思う方々が昨年末からSNSに写真を上げていて、気になり過ぎて仕方なかったお店が今回ご初回する焼肉ケニヤ。
いや~写真見ながら思い出すだけで…「また早く食べに行きたい!」気持ちがムクムクと…♪
田園都市線・池尻大橋駅を降りて歩くこと10分ほど、パッと見ビニールハウスか屋台かのような古い一軒家が! この佇まいからして、もう、普通じゃない感じw 期待値アゲアゲに!
1階はさくっと立ち飲みできるスペースらしく、しっかり食べる方は驚くほど急な階段を上って2階へ。昭和レトロな雰囲気が妙に落ち着く店内。
サブメニューもスパイス使いが絶妙!
お肉の前にまずは…メニューの中で気になった「キャベツ千切り ヨーグルトミントソース」(手前左・¥700)と「自家製ナムル盛り合わせ」(手前右・¥1,200)、パクチー&クレソンがベースになった「デトックスサラダ」(奥・¥1,200)をオーダー。スパイス使いが粋すぎる、こんなおしゃれ風味な前菜を出す焼肉屋さんはまさに唯一無二!
数量限定の焼きユッケ、あれば絶対にオーダーを!
この日は食いしん坊女子3名で訪問しましたが、とにかくお腹がはちきれるほどたくさん食べました! だって美味しすぎたんだもん♡ その中でも忘れられないのが「焼きユッケ」(¥2,000)。
要は、鉄板でちゃちゃっと炙ってから食べてね、ってやつです! 炙ってから、付属の卵にくぐらせて…もう~~このお肉にまみれたいってほどのとろける美味しさ♡
スパイスに浸かった仔羊はさらに特製スパイスをつけて…
そしてこれも次回も必ず食べたい♡ 美味しすぎてさらに1人前お代わりした「仔羊モモ肉 チュニジアスパイス」(¥1,800)。
スパイスにしっかり浸け込まれて臭みがまったくない仔羊肉は、焼いてからさらにこの特製スパイスをつけて…。添えられてくるのは、ターメリックやクミンがミックスされた複雑な風味のものと、ピリッと辛味のあるもの、2種のスパイス。お肉自体も柔らかく美味しいのですが、このスパイス風味は普通の焼肉屋さんでは絶対に出合えない味。
というのもこの焼肉ケニヤは、白金にあるスパイスを使った多彩なエスニック料理が人気の「酒肆ガランス」の系列店とのこと。店員さん曰く「普通の焼肉屋さんはたくさんあるし太刀打ちできないじゃないですか。ちょっと変わった焼肉屋さんがあってもいいんじゃないか、ってオーナーが考案したお店なんです」と。〝ドヤ感〟押し付けるのではなく、謙遜しつつも自信がある感じ、好感持てる♡ このお店、好きです!
11種類のスパイスに浸かったホルモン盛り合わせも必食!
そしてこちらは、このお店の名物だという「ミックス特製スパイスホルモン」(¥1,900)。ホルモンって数切れで、噛み切れいない感じもあるからか食べ飽きてきてしまうこともあるのですが…11種類の特製スパイス効果でこれまた、お腹満たされてきているはずなのにかえって食欲増進。もうひと皿追加してしまったほどw
豚はパクチーを効かせたソースで!
こちらは「豚トロ サルサヴェルデ」(¥900)。
サルサヴェルデとは通常はパセリをたっぷり使ったソースのことですが、このお店ではパセリの代わりにパクチーを使用。さっぱりなのにパクチーの青臭い風味がガツンと効いていて、大満足のお味♪
〆は欲張って、カレーと麻婆麺の2本立て!
〆にはこれまたスパイスが効いた「南インドのおふくろの味カレー」(¥1,200)と、一見ボロネーゼ風のピリ辛大人風味な「麻婆麺」(1/2¥700)をWでオーダー。
美味しいものは、いくら満腹でもペロリといけちゃうものですねw
胃腸を適宜鍛えながら…お肉の美味しい名店探しの旅はどこまで続くことやら…♡
門司紀子
大学在学中に女性ファッション誌の編集アシスタントを経て独立。フリーランスエディター&ライターとして、『Oggi』や『美的』などで企画・撮影ディレクション・執筆までを担当。担当する記事はビューティ関連をメインに、食、料理、旅、ファッション、ゴルフまで多岐にわたる。また、ヘルシーなケータリングサービス“mon deli”も手掛ける。キレイを意識したメニューは撮影現場でモデルやエディターからも好評。強靭な胃腸をもつ食いしん坊がゆえ、趣味は弾丸食い倒れ旅。
Instagramアカウントは@norikomonji