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コーデ選びは「服装指数」を活用しよう
毎朝やってくる「今日なに着よう…」。これくらいの気温ならこれ、という目安があれば楽ですよね。実はその目安、あるんです! 服装指数によって服装迷子から解放されましょう。
〈POINT〉
・服装指数は大きく分けると5段階
・服装指数でアウターの有無を決める
・数値が高いほど薄着でOK!
たとえば季節の変わり目。上着は必要? なくても平気? そんな迷いをこの服装指数で払拭します。上着が必要なら「上着を羽織ってもなじみやすいファッションをベースにしよう」と考えることもできますよね!
冷房による気温差がある今は、ペーパーライクな薄軽ブルゾンが重宝
そもそも「服装指数」ってなに?
そもそも「服装指数」とは一体なんなのでしょうか?
服装指数とは一般的に、気温や湿度に合わせた最適な服装の目安を数値化したものだと言われています。これは日本気象協会が発表しているもの。上着は必要なのか半袖でも寒くないかなどは、指数を見ることで判断できます。
またこの服装指数は、日本気象協会のHPで地域ごとに確認可能。指数は大きく5段階に分かれていて、数字が小さくなるほどしっかり防寒が必要です。
服装指数別で見るコーデの目安とは
服装指数別で、どんなアイテムを使ってどうコーディネートするのがベストなのか、その目安を見ていきましょう。服装指数の数値が低いほど寒さを感じやすいので厚着に、数値が高いほど暑さを感じやすいので薄着になっていきます。
10→とにかく寒い! 最大限の防寒を。
20→厚手のコートやダウンジャケットが必要。
30→寒さ対策でコートが必要。
40→裏地付きのコートがあると安心。
50→薄手ジャケットを活用しよう。
60→長袖やカットソーがあると便利。
70→半袖とカーディガンで温度調整を。
80→半袖1枚で快適に過ごせる。
90→ノースリーブでも暑い日。
100→とにかく暑い。暑さ対策が必要。
数値ごとの目安は以上です。実際にどんなコーデがいいか、例を見てイメージしていきましょう。
服装指数【10〜20】しっかり防寒
服装指数10〜20は、しっかりとした防寒が必要。この数値の日は、アウターならダウンジャケットなど厚手のものを、マフラーや手袋などの防寒小物もおすすめです。
淡ブルーダウン×ロゴスウェット×タイトスカート
アウトドア感が強いダウンでも、ペールブルーカラーなら大人のかわいさ満点! タイトスカート合わせですっきり着こなして。
オーバーサイズコート×黒パンツ×白スニーカー
ワイドパンツで重心を下げた、旬なバランス。オーバーサイズシルエットを掛け合わせても、白でリンクした抜けのおかげで野暮ったく見えない。
今どきカジュアルのお手本! メンズライクボトム×白シューズコーデ
モヘアニット×オーバーサイズブルゾン
愛らしさ満点のピンクニットをかっこよく着たいなら、ミリタリー×カジュアルと真逆の要素を凝縮したオーバーサイズブルゾンが適役!
ダウンコート×カットソー×パンツ
重くなりがちな寒い日のコーデは、素材とシルエットでメリハリをつけたホワイトコーデで軽やかに! スポーティすぎないキルティング加工のダウンに、センタープレス入りのパンツを合わせれば立体感◎ インはボーダー柄でマリンテイストを加えて。
服装指数【30〜40】コートを推奨
服装指数30〜40は、冬物のコートを羽織りましょう。トップスも薄手のものより、セーターのような暖かいものが安心です。
グリーンタイトスカート×ベージュジャケット
Iラインシルエットのスカートは、キリッと背筋が伸びるグリーンで存在感を高めて。ひざ下丈なら古くさく見えず今っぽさ◎
薄紫コート・ニット×ブラウンパンツ
ニット、コート、ストールと少しずつ色をずらしたパープルを重ね、品のいいグラデーションを作ったスタイル。ボトムスはライトブラウンのワイドパンツを採用し、自然なコントラストを。
グリーンコート×白スウェット×黒パンツ
チャーミングなグリーンをアウターで投入すれば、寒い日の着こなしに躍動感が生まれる。スウェットを肩掛けし、ポジティブムードを後押し。
ロングコート×ニットワンピース
旬のタートルニットワンピースに、着流しのコートを同系色でまとめたコーデ。一見地味に見えるシンプルなスタイルには、足元にポイントを効かせるのがおしゃれ見えのコツ。赤みブラウンのシューレースが特徴的なスニーカーで、効果的に映えさせて。
服装指数【50〜60】長袖やカットソーを
服装指数50〜60は、長袖のシャツやカットソーで快適に過ごせます。ただし朝晩は冷える可能性があるので、薄手のジャケットなど上着があると安心。
- ネイビージャケット×白ワイドパンツ
- ボーダートップス×黒Iラインスカート
- ツイードジャケット×ネイビーTシャツ×白パンツ
- 白シャツ×ラベンダーピンクパンツ
- ニット×ワークパンツ×デニムジャケット
- ブラウス×ロングスカート×ブルゾン
ネイビージャケット×白ワイドパンツ
今っぽさのあるボクシーなシルエットのジャケットは、爽やかな白パンツを合わせて涼しげに。きちんと感もばっちり。
ボーダートップス×黒Iラインスカート
黒のIラインスカートには、シャープなシルエットのブーツやフィット感あるボーダーリブニットを合わせて。小粋なモノトーンスタイルのできあがり。
梅雨時期こそヘビロテ! 黒のIラインスカートが重宝する理由は…
ツイードジャケット×ネイビーTシャツ×白パンツ
ツイードのジャケットを軽やかに見せてくれるのがTシャツのメリット。薄手でなめらかな生地のネイビーカラーなら、お仕事スタイルにもぴったり。
白シャツ×ラベンダーピンクパンツ
優しいニュアンスのイージーパンツには、ボリューム袖とギャザーシルエットが華やかな白シャツをオン。チェーンバッグでスパイスを加えれば、裾アウトの着こなしでもきちんと感が加わる。
ニット×ワークパンツ×デニムジャケット
渋めのカーキとパープルがかったブラウンの色合わせがおしゃれなコーディネート。ハイウエストのベルト付きワークパンツでよりモード感を高め、「カジュアルなのに女っぽい」を体現して。
ブラウス×ロングスカート×ブルゾン
白ブラウスにスリットの入ったロングスカートを合わせた、女性らしいスタイル。足元はあえて辛口モードな黒ブーツを効かせ、ヘルシーな女っぽさを楽しんでみて。
服装指数【70〜80】半袖や薄手の上着を
服装指数70〜80は、薄手の長袖、もしくは半袖で快適に過ごせます。カーディガンなど、温度調整できるアイテムがあるとさらに安心できるでしょう。
フレアスリーブTシャツ×マーメイドスカート
フレアスリーブが上品なブラウスのようなTシャツ。タックインでもきれいにキマるから、多彩な着こなしが可能。マーメイドスカートを合わせ、女性らしさのあるメリハリシルエットに。
白Tシャツ×オフ白レーススカート
タイトなラインや大きめ編み目のレース。どこまでも女性らしいスカートは、白Tシャツのそぎ落とされたシンプルさを引き立ててくれる。
ブルーシャツ×白パンツ
ブルーシャツと白パンツのシンプルな着こなしには、アクセントとして大振りなチェーンが付いたナッパレザーバッグをプラス。
ネイビーTシャツ×デニムパンツ
コンパクトなTシャツとフレアデニムの組み合わせ。一見カジュアルだけど、体のメリハリを強調できて女性らしさが漂う。
黒ブラウス×柄パンツ
千鳥格子のワイドパンツは、黒のセーラーカラーで締めて〝かわいく〟ではなく〝女っぷりよく〟!
リネンブラウス×ベイカーパンツ
透け感が女らしいやわらかなブラウスと、ユニセックスのベイカーパンツ。清潔感がありながら、生地のギャップがモダンな印象を作ってくれるモノトーンなコーディネート。
服装指数【90〜100】暑さ対策必須
服装指数90〜100は、Tシャツだけで十分過ごせる暑さを示しています。ただし、日焼けには十分注意しましょう。
黒タンクトップ×ドット柄スカート
かわいいの代表「ドット柄」。モノトーン&小粒なら大人向き。ふんわり広がるシルエットも相まってかわいさがアップするので、トップスは潔くシンプルなタンクトップが正解。
キャミワンピ×タンクトップ×オレンジバッグ
ジャカード生地のバックシャンワンピースは、一枚で盛れるアイテム。ビタミンカラーのバッグを差し色として投入し、テンションアップを狙って。
ブルーワンピース×黒キャップ
クリアなブルーが主役のワンピは、とことん引き算して仕上げるとちょうどいいバランスに。黒キャップで全身を引き締め、耳元と人差し指にきらりと光を添えるだけ。
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最後に
服装指数ごとのコーデ例を紹介しました。暑い・寒いは人によっても感じ方は変わるので、必ずしもこうでなければいけないということはありませんが、どんな服装で外出すればいいのか悩んだときは、ぜひこの服装指数と、おすすめコーデを参考に選んでみてください。