全米で最もマスク着用率が高い州の一つ! 激変したハワイの今をレポート【2021年3月ハワイ在住ライター発】 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. おでかけ
  4. 海外
  5. 全米で最もマスク着用率が高い州の一つ! 激変したハワイの今をレポート【2021年3月ハワイ在住ライター発】

LIFESTYLE

2021.03.06

全米で最もマスク着用率が高い州の一つ! 激変したハワイの今をレポート【2021年3月ハワイ在住ライター発】

コロナ禍のハワイの現状・感染者数・感染対策は? 2021年3月初旬までの状況を、ハワイ在住ライター・エリがレポートします。

アラサーライター エリ

人気観光地・ハワイの現状は?〈ハワイ現地レポート#1〉

こんにちは、ハワイ在住ライターのエリです。

世界を震撼させた新型コロナウイルスの蔓延から早1年。かつて大勢の日本人観光客で賑わっていたハワイも、約一年の間にすっかり変わってしまいました。

2020年3月、ハワイ州知事が「ハワイ渡航自粛要請」を発表。その後も収束どころか悪化の一途をたどり、泣く泣くハワイ旅行をキャンセルしたという方も多いのではないでしょうか。

昨年実施された2度のロックダウンにより、ホテル、レストラン、小売店が相次いで休業し、一時はゴーストタウンと化していたワイキキ。

▲休業中、多くのホテルが空っぽの客室に明かりを点けALOHAの文字やハート型にライトアップ。どんな時でもアロハ精神を大切にするハワイらしい一面。

10月15日、アメリカ本土からの観光客の受け入れを再開。出発72時間以内に指定機関で受けたPCR検査の陰性証明を提示することで、14日間の自己隔離(現在は10日間に短縮)が免除になる「事前検査プログラム」がスタートしました。

この頃から、ホテルやレストランが徐々に営業を再開し、少しずつ活気を取り戻してきたワイキキ。

11月6日、国外初! このプログラムの対象に日本も加わりました。陰性証明の取得、少ないフライト数、帰国後の隔離など、日本から気軽に&安心して旅行できる日が来るまでにはもう少し時間がかかりそうですが、ハワイは一歩ずつ前進しています!

※日本からハワイへの旅行プロセスはこちら

ハワイの新型コロナウイルス感染状況

多い時期で1日200人〜300人の新規感染者数が出ていたハワイですが、ワクチン接種と厳しい規制が功を奏し、2021年に入ってから感染者数は減少傾向に。3月1日時点では、1日の平均新規感染者数は州全体で45人、オアフ島で24人に落ち着いています。

また、アメリカの情報サイトWalletHubが実施した調査「新型コロナウイルス安全な州ランキング」では、ハワイ州が全米2位に選ばれました(1位はアラスカ州)。この調査は、ワクチン接種率、感染者や死亡者などの割合を全米50州とコロンビア特別区で比較した結果。

これもマスク着用やソーシャルディスタンスなどの感染対策に加え、全米でもかなり厳しいと言われている規制を遵守してきたハワイ住民の努力の結果でしょうか。

ハワイの人口は約140万人と東京の人口の約10分の1。人口比で考えるとまだぬか喜びはできませんが、感染者は着実に減少しています。

ハワイの感染対策

風邪を引いてもマスクをつける習慣がなく、マスクで顔を覆うのはよほどの病気か強盗かくらいに考えていたアメリカ人。しかしコロナ禍の今、ハワイの住民はしっかりとマスクを着用全米で最も高いマスクの着用率と言われています!

人々の意識の高さもありますが、現在ハワイ州内では、一定の距離を取りにくい公共の場でのマスク着用が義務化されています(例外あり)。街では警察が頻繁に巡回し、違反者には最高5000ドルの罰金1年以下の禁固刑が科せられる軽犯罪に問われる可能性も…。

多くのお店が、入口に「No mask no entry(マスク着用なしでの入場禁止)」や「Face masks required(マスク着用必須)」の看板を設置し、マスクを着用していない利用客の入店を禁じています。

そのほか、
入店時の検温
ハンドサニタイザーの設置
6フィート(約2メートル)のソーシャルディスタンス
消毒・清掃の強化
パーテーションの設置
QRコードによるデジタルメニューの導入

など、各々の施設が責任を持ってハワイ州のガイドラインに沿った安全・衛生対策を実施しています。

▲12月にリニューアルしたハウツリー(旧ハウツリーラナイ)。各テーブルと椅子を使用毎にしっかり消毒。

▲カハラのホールフーズ。レジにはパーテーションとハンドサニタイザーが設置。ショッピングカートやカゴも使用毎に丁寧に消毒されています。

▲ハワイのソーシャルディスタンスマークはビーチサンダルが定番。

2月25日から規制緩和がスタート! オアフ島の段階的緩和システム

上記の感染対策に加え、オアフ島では感染者数に応じて制限を段階的に緩和していくシステムを導入。2月に入り新規感染者数が顕著に減少したことで、2月25日からステージ3に移行されました!

画像:allhawaiiのサイトより引用

ステージ3への緩和により、

公園やビーチ、レストランで最大10人までの集まりが可能に(以前は最大5人)
レストランや小売店での最大収容人数制限を撤廃(以前は収容人数50%に制限)

このまま新規感染者数が減少していけば最短で3月25日にはステージ4に移行、感染者数が増えればステージ2に逆戻りする可能性もあります。

少しずつ回復の兆しが見えてきたハワイのビジネス。このまま逆戻りしないことを祈るばかりです。そして一刻も早く日本の皆様が安心して訪れることができますように…!

引き続き、ハワイの今をレポートしていきますね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

アラサーライター エリ

ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。


Today’s Access Ranking

ランキング

2024.04.27

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。