再開したダイヤモンドヘッドとKCCファーマーズマーケット〈ハワイ現地レポート #2〉
こんにちは、ハワイ在住ライターのエリです。
新型コロナウイルスの影響で一時閉鎖していたハワイ各地の観光スポットも、昨年11月頃から徐々に再開。
9ヶ月に渡り閉園していたダイヤモンドヘッドは12月17日、ダイヤモンドヘッドの麓で開催されるKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)ファーマーズマーケットは11月14日から再開しました。
住んでいると観光スポットに行くことは少ないのですが、再開してから気になっていたこともあり久々に足を運んでみることに。「ハワイの現状レポート第2弾」では、ダイヤモンドヘッドとKCCファーマーズマーケットの様子をお届けしたいと思います!
ハワイに旅行した気分でご覧いただけると嬉しいです♪
ダイヤモンドヘッドの基本情報
9ヶ月の閉園期間中に、ハイキングトレイルや展望台などの補修工事が完了したダイヤモンドヘッド。12月に再開してから週4日のみ開園していましたが、3月8日から週6日に拡大しました(休園日は毎週水曜)。
開園時間:6時〜16時(閉門は18時)
入場料は以前と比べて少しだけ値上がり。
入場料:5ドル(1ドル増し)
駐車場:10ドル(5ドル増し)
※現金支払いのみ
ハワイ在住者はIDを見せれば無料ですが、私はうっかり駐車料金10ドルを払ってしまった…涙。
基本情報は変わることもあるので、訪れる際はハワイ州が管理しているウェブサイトで事前に確認することをオススメします。
◆新型コロナウイルス対策
観光スポットいうこともあり、他のトレイルと比べてコロナ対策がしっかりと講じられていました。
・マスク着用
・ソーシャルディスタンスの確保
は、登山中も必須です。
▲マスク着用や感染対策に関するサインが各所に設置。
▲子供達もしっかりマスクを着用(ハワイ州の規定で5歳以下の幼児はマスク不要)。
私もマスク、帽子、サングラス、と芸能人ばりの完全武装でハイキング。日焼けの心配は減りますが、案の定酸欠気味に…。
人がいないところで時折マスクを外して呼吸を整え、こまめな水分補給が必要です。山頂までは約30分と短めですが無理は禁物。
トレイルは思った以上に混雑しており、階段や山頂は観光客やローカルでいっぱいでした。
ゼーゼー言いながらも山頂に到着!
吸い込まれそうな青い海とホノルルの街並みを一望できる景色はまさに圧巻! 何度見ても飽きない美しさ。やはりダイヤモンドヘッドからの眺めは最高ですね。マスク着用しながらでも登る価値があります!
▲混み合う山頂にも注意書きの看板が。
登山者の皆さんは、写真を撮る時以外はしっかりとマスクを着用。撮影スポットではソーシャルディスタンスを保ちながら撮影。感染対策への意識の高さが伺えます!
余談ですが、私が初めてダイヤモンドヘッドに登ったのは大学生の頃。友人と3人で朝早く起きてご来光を拝みに行きました。あの頃は、まさか自分がハワイに住むことになるとは微塵も思っておらず、『人生何が起こるかわからないな〜』とダイヤモンドヘッドに登る度につい感慨深くなってしまいます…。
登頂後はKCCファーマーズマーケットへ
この日は土曜日だったので、そのままKCCファーマーズマーケットへ直行。久々だったので何だかとてもワクワク♪
ご存知の方も多いと思いますが、ファーマーズマーケットには、ハワイ産の新鮮な野菜、ハワイアングルメ、可愛い雑貨やコスメが豊富に揃います。
営業時間は毎週土曜日の7時半〜11時。現在は約80のベンダーが出店(出店ベンダー一覧はこちら)。
ダイヤモンドヘッド同様、観光客とローカルとで想像以上に大賑わい。人気は健在です! ローカルのお店が元気よく営業していて何だかホッとしました。
ここも感染対策はばっちり。入口には「マスク着用必須」の看板とハンドサニタイザー、感染対策の看板が各所に設置。利用客もスタッフの方達もしっかりマスクを着用していました。
店舗ごとの間隔、そして並んでいる人もソーシャルディスタンスをきちんと確保。
お気に入りのお店をご紹介
◆Hawaiian Crown Pineapple
おすすめはワイキキに実店舗も構える「Hawaiian Crown Pineapple」のパイナップルジュース(7ドル)。自社農園で栽培されたこだわりの完熟パイナップル100%のジュースは絶品! 程よい甘さと酸味がハイキング後の疲れた体に染みます。ここのアサイーボウルもロコに大人気。
◆BUNTO
そしてもう一つ、個人的に一押しなのが「BUNTO」のスライダー。お腹が空きすぎて写真を撮り忘れてしまったのでインスタグラムから拝借。
海老、蟹、アボカドがたっぷり挟まったシュリンプ&クラブ。
その他、ショートリブ、ポークベリー、チキンフライもあります。バンズはお好みで選ぶことができ、私はいつも紫色のバンズ(ハワイのタロイモが練り込まれている)をチョイス。
以前は食べ歩きもできましたが、現在はショップエリアでの飲食は禁止されています。エリア外の芝生では飲食できるので、レジャーシートなどを持ってピクニック気分で食べるのがオススメ。
一人一人が感染対策を意識しているからこそ再開が叶った観光スポット。久々に人が集まる場所に行き、観光客を含めて人々の意識の高さを改めて実感しました。
ハワイにいらした際は、ダイヤモンドヘッド&地元支援の意味も込めてファーマーズマーケットにぜひ足を運んでみてください!
引き続きハワイの今をレポートいたしますね。
アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。