新川帆立さんってどんな人?
“新人ミステリー作家の登竜門”と呼ばれる「このミステリーがすごい!」大賞。昨年10月に受賞したのが、今回ご紹介する現役弁護士の新川帆立さん。
彼女の作品「元彼の遺言状」は、信じるものはお金のみの女性弁護士が、大企業の御曹司である元彼の遺言状をめぐり奔走する物語で、奇抜な設定とキャラクター描写が審査員から高く評価された。
また新人小説家としてだけでなく、異色の経歴でも注目を集めた。東京大学法学部を卒業し、24歳で司法試験に合格。弁護士として、企業間の金融取引の案件を担当してきた。さらに、東大在学中にはマージャンにハマり、弁護士の傍らでプロ雀士として活動していた時期もあるという。
ーー小説家になった理由とは…?
アメリカで生まれ、生後半年で宮崎に移り住んだ彼女は、小中学校の間「宇宙人的なポジションで集団生活になじめていない」と感じていたのだとか。
宮崎から飛び出すために「勉強の虫」となり、父親の単身赴任先だった茨城県の進学校に入学。囲碁部に所属し、全国大会に出場する腕前になるほど熱中した。
さまざまなものに興味を持つなか、高校時代に「純文学も読んでおかないと…」と手に取ったある作品きっかけに、小説家を夢見るように。
新川帆立さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 小説はベッドで横になって書く
小説はベッドで横になりながら書くのが彼女流。リラックスしているほうが頭が働くのだとか。
■2. ストーリーは紙に付箋を貼って作る
彼女が小説を書くときに必ず使うのが、付箋。入れたい要素を書き出すことでアイデアを整理。
■3. 家事は7割夫に任せる
家事を主に担当するのは、同居する夫。執筆に集中して才能を発揮してほしいという。
■4. 麻雀中はひたすら耐える
麻雀には忍耐力が必須だという彼女。小説家への道も、麻雀で鍛えられたメンタルが役立っているそう。
■5. 週に5冊自己啓発本を読む
週に5冊は自己啓発本を読むのがルール。自分にはない発想が詰まった本を読むことで、インプットを増やす。
■6. 木曜日はかわいい服を着る
彼女にとって毎週木曜日は、“かわいいDAY”。かわいい服を着て、夫に褒めてもらうのが目的。
■7. すべてのエネルギーを小説に注ぐ
東大受験、雀士、弁護士… と、興味のあることには全力で取り組んできた彼女。これからは専業作家として、長年の夢にすべてを注いでいくという。
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次回の「7ルール」の放送は、3月2日(火)よる11時00分~。演歌歌手の丘みどりさん。大きな挫折を経て、新たな道へと向かう彼女の7つのルールとは…?
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