いつか来るかもしれない大震災。そのとき家族が安心して生活できる電源はあるか?
来月、3月11日で東日本大震災からちょうど10年となりますが、先日、福島県沖を震源とした最大震度6強の大きな地震が発生しました。10年経過してもまだあんなに大きな余震が続いているとは、本当にビックリですし怖いですよね…。今回の地震で改めて防災グッズの見直しをされてる方も多いかと思います。
我が家でも、以前からせっせと防災グッズや非常食などを買い足しているのですが、特に心配してるのが停電対策です。乾電池を多めに備蓄はしているのですが、それだけでは家族4人分の生活を数日間支えるほどの電源は確保できません。数年前に携帯電話用の小さなソーラーパネルは購入してありますが、なんとも心許ない… ってことで、ずっと気になっていたアレをとうとう買ってしまいました!
大容量ポータブル電源「PowerArQ」です! 626Wh/174,000mAhという大容量・高出力バッテリーでして、スマホなら約70回分、ノートパソコンなら約23回分の充電が可能とのことです。しかも、USB出力はもちろんのこと、家庭用のACコンセントでも出力できるので、あらゆる家電を動かすことが可能。電気毛布であれば2枚同時使用で一晩OK、ミニ扇風機であれば30時間使用することができます。
…ん、ちょっと待て! 真冬に電気毛布2枚使ったら、たった一晩で全容量使い切ってしまうってこと? 震災時の停電って、たった1日で復旧するってあり得ないよな。しかも、うち4人家族だし、こんなんじゃ全然足りない…!
持ち運びできるソーラーパネルが超優秀!
ってことで、さらに追加購入してしまいました! 同じメーカーから出てるソーラーパネル充電器 「PowerArQ Solar」です。この写真のように普段は手提げバッグのような形状ですが、使用時にはコレを広げて幅約155cmの大きなソーラーパネルとなります。こちらの製品は最大120Wの給電が可能とのことですが、実質は最大100Wくらいは給電ができるとのこと。家庭用のACコンセントでも100Wなので、条件さえ良ければ同等レベルの早さで充電できちゃうという優れモノなのです!
ということで、実際に公園に行ってこのソーラーパネルで給電をしてみちゃいました。
広げてみるとこんな感じ。夏など太陽の位置が高い時期は、もっと寝かせるようにして太陽光が直角に当たるようにしますが、撮影時はやや太陽が低い位置にあったので、少し立て気味に設置しました。この日はやや雲が多く、太陽が出ていたり雲に隠れたりを繰り返していましたが、太陽が出てるタイミングでは64Wほど給電されていました。
つまり、10〜12時間くらい日光に当てていれば、この大容量バッテリーが満タンになるってこと。意外にも発電効率が良く、コレさえあれば充電残量を気にしてチビチビ使う必要なく、一日にドカッと電気を使っても問題なしです。しかも、ソーラーパネルでバッテリーを充電しながらACコンセントも使用できるので、満充電を待たずとも電化製品を使えるんですって!
災害時はもちろんのこと、私が今ハマっているキャンプでも利用価値大なので、暖房や扇風機を活用しながら快適なテント生活も期待できます。とても魅力的でオススメしたいアイテムなのですが、少々値段が張るのが難点。バッテリーは約6万円、ソーラーパネルは約3万円ほどしますが、Amazonで年に4回ほどある大きなセール時に買えば、それぞれ1万円ずつくらいは安く購入できますよ!
編集長 藤井敬也
Oggi.jp編集長。入社以来、ずーっと女性向け雑誌&WEBメディアの編集者。高校の部活から始めたテニスは現在も継続中、一番ハマってる趣味のゴルフはベストスコア74。最近は、小学生の息子たちと行くキャンプ(主に焚き火)が楽しくて仕方ない。