アラサーOL【婚活のリアル#144】独身OL、出会いと失敗を繰り返す 後編
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「独身OL、出会いと失敗を繰り返す 前編」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
>>【婚活上京物語】これまでの記事
横浜・野毛にて、お酒に完全に飲まれている私。それを支えてくれているのは、ほんの2時間前に知り合った熊さんみたいなBさん。彼はいかにも私が好きそうなルックスの男性だ。
私が泥酔して、先輩たちと飲んでいたお店を出た時、「面倒みます!」と男らしく支えてくれた姿にちょっと心動かされた。
終電も間に合わない都内住みの私は、なんとかビジネスホテルに入らなければ! という一心で、フラフラの私を支えるBさんとホテル巡りをした。
ところが、この日の駅周辺ホテルは満室のオンパレード。Bさんによると“明らかに酔っ払っている新規の客”はどこも取りたくないそうで、客室案内をお断りするケースがあるらしく、難しいかもしれないとのこと。
せめてあと数時間、始発が走り出すころまで正気でいなければ! そんな気持ちとは裏腹に、ますます千鳥足になっていく私。次どっちの足を出すんだっけ? と口に出してしまうほど、相変わらず泥酔加減は絶好調!
「もうこんなところしかないよ」Bさんが指差した方向にあるのは完全にラブホテル。
いやいやあかんあかん! こんな初対面の男性とホテルに入るなんて。何度同じ失敗をしたことか。
せめてこのBさんとはもう一度シラフの状態で会いたい。まぁ、初めましてがベロベロ女とは二度と会いたくないか…。
それでもまともな私を見せるチャンスがあるのなら、ここでラブホテルになんか入っちゃダメよ! 絶対ダメよ!! つかさぁーーー!!!
私「じゃぁここ入りましょっかぁ〜」
もう矛盾の女王さまね。泥酔さと睡魔との間で揺れ動く気持ちは、まともな判断はできず、いそいそと彼とホテルに入ったのでした。
Bさん「俺はまたちゃんとつかさちゃんに会いたいから今日は帰る。1人で大丈夫?」
そういう彼の言葉で内心ほっとした私は、とりあえずハブラシで歯をガッシガシ磨いていた。
私「ほんとごめんね。またお礼させてください〜とりあえずバイビぃ〜」とベッドに横になった。
ところが、このホテルは部屋での精算後に扉の施錠が解除される仕組みのため1人では残ることができなかった。無論、彼も帰ることができない。
Bさん「とりあえず何もしないから、始発まで一緒に待たせてもらうね」
意外と律儀な人だなと酔っ払いながらも思った。
30代の男女がホテルで何もなかった、なんておとぎ話本当にあるとお思い? その後、私たちはとりあえずコトはせず、とまぁ〜色々と…。服は最後まで着てたとだけ書いておこう。。
軽く寝ようと思ったが最後、私たちが起きた時にはすでに朝の8時。とっくに電車は走り街が動き始めている。
「もう少し。こっちにおいで」熊っぽさに弱い私は完全に酔いが覚めてもなお、彼の腕の中に包まれることになった。
「連絡する」という彼の言葉を信じ、私たちは秋の桜木町駅のホームで別れた。
それから今現在まで発展していないと言うことは、やはり初回でベッドインは大いにまずいということが立証されたような感じだった。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪