ウイルス最初の入口はズバリ上咽頭! ここを洗い流せば感染防止できる説に一票
「体内に入ったウイルスは上咽頭を中心とする鼻咽腔粘膜」で「ここに付いたウイルスを洗い流せば感染予防になる」んじゃないか。で「洗い流すには鼻うがいが良い!」という説を、勝手に師と仰ぐクリエイターのメルマガにて発見し、実践に移しはや数ヶ月。
「鼻うがい」、、、知ってはいたもののそれなりに抵抗はあったのですが、花粉症対策などにも良い、とのことなので思い切ってやり始めた結果、案の定すっかりハマってしまった訳で。個人的におすすめの鼻うがいアイテムをふたつご紹介します!
最初にトライしたのは小林製薬「ハナノア」シリーズ
鼻うがい市場(!)では多分最もメジャーな商品で、しっかりタイプの「ハナノアa」と、初心者向けの「ハナノアb」の2ライン展開。
初めての人には鼻、から入れて鼻から出す「b」からがおすすめ。なぜなら私は初心者にも関わらず、ちょっとイキって「a」タイプからスタートしたのですが、「鼻から入れて口から出す」タイプの「a」は、洗浄力こそ「b」より高いものの、口から出す感じを全然掴めず、「鼻から入れて、そのまま飲み込んじゃう」という元の木阿弥的な失態を繰り返し(健康自体には問題ないそうですが)、何度か挫けそうになりつつ、会社の後輩からSNS上で励まされたりもしつつ、なんとかマスターした次第。
▲こんな感じで洗浄液と洗浄器具がセットになってます。
ただ、洗浄液を付属の洗浄器具に入れて、そのまますぐに使えるので、その手軽さで、すぐに帰宅後の習慣化に成功。更なる高み、即ち洗浄効果を求めた私が次に手を出したのはこれ!
東京鼻科学研究所「ハナクリーンS」!
会社名が既に本格派の風格ですね。で、この「ハナクリーンS」はボディプッシュ式で、ノズルを鼻にインサートし、ボディをプッシュして洗浄液を流し込むタイプ。グッと押し込めば勢いよく鼻腔を通過してきます。
嗚呼、オレは今、猛烈に上咽頭を洗い流している。
洗浄液は、同梱の「サーレS」という専用洗浄剤をお湯で溶かし作ります。ハナノアに比べ一手間二手間かかるものの、生ぬるいお湯が鼻から喉を通過する爽快感に、即病みつき。
この鼻うがいのおかげか、今のところ新型コロナにもその他の風邪やインフルエンザにもかからずおりますが、これから何が起こるかわかりませんので、あくまで個人の感想ということで何卒。
ちなみに「ウイルスを除菌」というフレーズのおかしさに気づいてますか?
最後にちょこっとウイルス情報を。まだまだ混同している方も多いのですが、ウイルスと細菌はまったく別のものなので(詳しくはこちらの記事にて)「ウイルスを除菌する」というフレーズは間違いで、「ウイルスを除去する」などが正確な表現です。みなさん、くれぐれもお間違えのないように。
エキスパートエディター 岩﨑僚一
Oggi・Domaniブランド室エキスパートエディター。20年近く、雑誌、ウェブ、写真集、書籍など数々の編集を経てきましたが、エキスパートになったのは二日酔いだけ。ちなみに最近、ふと一週間ほど断酒をしたら(成人以降初めての経験、、、、)体重は落ちるわ体調は抜群だわで良いことしかないです。もはや二日酔いも卒業の勢いで、私は一体、何のエキスパートなのでしょうか、、、。