毎日毎日、Diorの「ブックトート」ばかり持ってます
シンプルなスクエアフォルムとキャッチーなマテリアルで、瞬く間にDiorの代表作となったItなバッグ「ブックトート」。逡巡と熟考を重ね、思いきって黒のカーフスキン(スモールサイズ)を手に入れてちょうど1年になります。
私にとってはかなり高価なものなので、絶対失敗したくない! と、すでに愛用していた会社の先輩やファッションエディターの方に取材を重ね、迷って迷って購入したものです。結果…、今日まで何回「買ってよかった~♥」と思ったことでしょう…。
とにかくどんな服にでも合う、本当に!
ロゴはしっかり刻印されているけれど、全体はオール黒のマットなレザー。しっかりマチのあるシンプルな“四角”い形。この、主張が強いようでさりげないようで… どちらとも取れるニュアンスが本当に便利なのです!
たとえば、ヒョウ柄のウールコート&白いナイキのハイテクスニーカーというスタイルに持つと、モード感のある辛口バッグに。スモーキーピンクのロングコート&黒いヒールブーツの日に持つと、ほんのり遊びのあるわりとベーシックなバッグに。コーディネートによっていろいろな見え方をする、魔可不思議なバッグなのです。
サイズは縦28cm×横36.5cm×マチ17.5cm。書類もノートPCも余裕で入ります(子どもの行事のときにはスリッパまで入れてます)。バッグ自体とても軽くて持ちやすいし、周りから誉められる機会も多く、ああ、本当に買ってよかった~(しつこくてすみません!)。
この裏面のデザインが秀逸すぎて♥
実は表側よりもこちらを見せて持つことの方が多いかも?? というくらい気に入っているのが、この、ラインが2本入っただけの究極にシンプルな裏面のデザイン。これなら子どもの行事がある日のオールネイビーなコーディネートにだってOK。控えめでシンプルなバッグとして活躍してくれます。
この調子でありとあらゆる服に似合ってくれるなら、この先ずっと持ち続けているだろうな~。だとしたら、あと何回「買ってよかった~♥」と思うのか? 1000回超えるよな? なんて、意味のない計算をしてみたりするのでした。
お値段も手ごろでおしゃれな優秀バッグが大好きだし、こなれたエコバッグでも十分こと足りる。だけど、迷って悩んで節約して、「エイッ」と手に入れたバッグには、やはりそれ相応のパフォーマンスというものがあるのだなぁ… と、しみじみ思う今日このごろなのです。
副編集長 安藤奈津
ファッション担当ひと筋、もうすぐ四半世紀…。ヒョウ柄・ピンク・光りものを愛する関西魂をくすぶらせつつ、最近はめっきり黒・グレー・ネイビー派のワーキングマザー。そんなワケで「地味色だけど、なんか派手??」なアイテムを常に探してます!