アラサーOL【婚活のリアル#123】私とピアノ〜バースデーサプライズ〜
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「私とピアノ」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
>>【婚活上京物語】これまでの記事
2020年4月。勤めている会社でもいよいよ在宅ワークが推奨されるようになりました。
前回のブログでも話しましたが、3歳から習っていたピアノが弾けなくなっていることに気づき、一緒に住むゲイカップルのお兄さんたちに相談。
私「ピアノ、買ってもいい?」
飲んでいたコーヒーを綺麗な放物線を描きながら吹き出したアラフォーお兄さん2人。
お兄さん「ピピぴP、ピアノ!? せめて弾けるようになったらで良くない??」
驚くのもわかる。私は一緒に住むようになって5年も経つのに趣味らしいことをしていなかった。というより話す機会もなく、今日まで過ごした。
私「実はこの前ね、上京してから初めてピアノを弾きに行ったの」
私は赤坂のピアノスタジオに行ったときの動画を見せた。
お兄さん「あっ、ピアノ弾けるんだね(笑)」
納得してくれたお兄さん2人に、私はプレゼンをした。
「今月からテレワークになったから出社も週に2回くらい。小さい頃から習っていたのに、弾けなくなっていたのは猛烈にショックでさ。これをちゃんと趣味だと胸を張って言えるようにしたい。それにきっと男ウケも良さそうじゃない?」と婚活しているアピールも忘れずにね♪
流石にグランドピアノやアップライトピアノなんて買えない。だから家電量販店に行き、電子ピアノを物色、部屋の大きさや鍵盤の重さ・音色を考えていくつか目星をつけていた。
お兄さん「よし! 今から行こう!!」
ほぼ居候の私。今住んでいる3LDKは、2年前に彼らが購入した新築のマンションだから、ピアノを置くのは断られると思っていた。でもまさかの快諾。
その日のうちに、私たちは有楽町へと向かった。
お店に行くと、すぐさまお目当ての電子ピアノに向かった。
お兄さんに手伝ってもらいながら、専用のペダルやヘッドホンをレジまで運び、購入しようとすると…
お兄さん「今月誕生日だよね? 2人で買ってあげるよ♪」
かかかか神様なのか、仏様なのか!
少ない貯金で清水の舞台から飛び降りようとしていた私を、そっと引き止めてくれるお兄さんカップル。まっ眩しいぜ、後光が差しているではないか。
「上手に弾けるようにがんばるでぇ〜」と涙目鼻垂れアラサー女の私はレジカウンターで感謝を伝えたのでした。
そして迎えた私の32歳の誕生日。母からのお花も届いた。
コロナ禍の2020年のバースデーは最高にハッピーな気持ちになれるものでした。
私「弾いて弾いて弾きまくって男を惹きつけるわよぉ〜!!」
より一層ピアノ演奏に気合の入った私に「プレゼントして良かったのかな?」と婚活が心配になるアラフォーお兄さんカップルなのでした。
次回は、1月8日20時公開予定です。
>>【婚活上京物語】これまでの記事
TOP画像/(c)Shutterstock.com
つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪