個性は、自分と他人とのイメージが一致することが大事
10月25日(日)に開催される『美人なしぐさ』は、自分を演出する“しぐさ”のレッスン。多数のテレビや雑誌などで取り上げられているポージングディレクター・中井信之さんによる、美しく見せるしぐさを直接学ぶことができます。自分の魅力を引き出し、レッスン後すぐに使いたくなるしぐさ講座について詳しく伺ってきました！
––中井さんは、どのような経緯でポージングディレクターになられたのですか？
中井さん：もともと僕はお芝居をしていて、養成スクールでモデルさんや俳優さんの講師をすることになったんです。そうすると、色んな個性を持った人がいるんですよね。すごくスタイルのいい人、がっちりとした体型が魅力の人… どうしたらその人が自分らしく、見ている側にもその人らしいと感じてもらえるんだろうと考えたのがきっかけでした。指導するようになってからは、20年以上になりますね。
ポージングディレクターという言葉は僕が作っただけなんですよ(笑)。自分がやっている仕事を何て言うんだろう、と考えて名付けました。やっていることは基本的に、自分の思っていることを体で表現してコミュニケーションを取りやすくするための指導。その中のひとつである“美しく見せること”が今回のレッスンです。そういう意味では、ポーズという言葉はすごく広いですよね。
––アメリカで国際イメージコンサルタントの資格も取得されていますね。
中井さん：自分が撮影される側になったとき、カメラマンから「もう少し右を向いて」「もう少し笑って」と指示されることがあります。それは、撮りたいものを押し付けられちゃった感じがするかなと思ったんです。やっぱり、写る姿と内面が合致しないといけないですし、カメラマンがいなくても自分で姿勢をコントロールできるようにならないといけない。そう思ったときに、内面が外面にどう表れるのかを知りたくなりました。その分野がイメージコンサルタントと一致していたので、ちゃんと勉強したいと思ったんです。
––生徒さんは、どんな目的で参加される方が多いですか？
中井さん：幅広い年齢層の方がいらっしゃるので目的はそれぞれですね。ただ、自分から役割や肩書きを取ったときなどに「自分らしさってどこですか？」と聞くと、皆さんが「あれ？」という顔をされるんですよね(笑)。それがレッスンの大きな共通点になり、テーマになりますね。
––「美しいしぐさ」の講座は、どんな悩みを持つ方にオススメですか？
中井さん：その人が思っている自分のイメージと、他の人からのイメージが違って見えてしまう人にもオススメです。すごくしっかり者なのに、かわいらしく見られてしまう人はキリッと見せられるように。逆にキリッとした雰囲気に見られて怖がられてしまう人には、女性らしさを引き出せるようレクチャーしたり。しぐさを、そんな風に使っていただくのも良いのかなと思っています。
仕事やデートなど、普段使いもできる“しぐさ”をレクチャー
––“美人なしぐさ”を、どのようにレクチャーするのでしょうか？
中井さん：基本的な姿勢と、キレイに見える姿勢の作り方ですね。例えば“表情をサポートする腕”という言い方をしているんですが腕の使い方や、手や脚の使い方など身体のパーツごとにレッスンをしていきます。仕事や友人との食事、デートのときにも使えるポーズをメインにレクチャーするので、日常のシーンでもすぐに実践していただけます！ 写真を撮るとき、どんな風にしたら小顔に見えるのかということもお伝えできたらいいな思っています。
––当日、動きやすい服装が良いですか？
中井さん：動きやすい服装の方が良いと思いますが、仕事の服装でも。ジャージじゃなくて大丈夫です(笑)。
様々なシーンで使える“美しいしぐさ”はもちろん、“自分がイメージする自分”を印象付けるしぐさを身につけられるレッスン。
チケットはイベントアプリ「Peatix」で発売中です！
◆10/25(日) 15:00〜16:00 ￥3,000『美人なしぐさ』
構成／八木橋佳世
講師 中井信之
ポージングディレクター・イメージコンサルタント
アメリカで国際イメージコンサルタントの資格を取得後独立し、しぐさで雰囲気をつくる『HKKメソッド』を開発。タレントからエグゼクティブビジネスマンまで、「表情・動作・話し方」で個性のブランディングを指導している。NHK・Eテレ『Rの法則』、フジテレビ『ノンストップ』で特集されるなど、ユニークな活動が注目されている。著書 『美人な「しぐさ」』〈日・中・韓・露語版〉（ディスカヴァー・トゥエンティワン）、『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑』（ワニブックス）など。
Instagram：@nobuyukinakai
