大人のお稽古… 習うならやっぱり「いけばな」!?
みなさん、こんにちは。いつも同世代の女性に向けた恋愛記事をお届けしている、婚活中のOLライタータケ子です。平凡な会社員として働いている私ですが、家と職場の往復だけで1週間が終わってしまうこともしばしばあり…。ハリのない毎日を過ごす事に慣れてしまうと、ますます一年が早く、あっという間に過ぎているように感じます。私は婚活中ということもあって、なにかリフレッシュできるものを探していました。
そんなある日、お菓子教室に通いはじめた同僚から「タケ子も何かお稽古すれば?」と言われ、以前から気になっていたいけばな教室のサイトをチェック。「コレって何か変われるチャンスかも!」と今年の夏から初心者レッスンを申し込む事にしました。
好きな人なし、彼氏なし! のいけばな素人のアラサーOLが教室に通って変化した事とは? 大人のお稽古「いけばな」を体験してきたのでレポートしていきます。
◆いけばなの根源「華道家元 池坊」でレッスン
数あるいけばな教室の中で私が選んだのは、「華道家元 池坊」。国内はもちろん海外にも会員さんがいて、500年以上もの歴史ある家元です。
そんな場所でお花を習う事にちょっぴり緊張。池坊はもともといけばな発祥の地、京都の紫雲山頂法寺「六角堂」をはじまりとする華道家元ですが、私の住むここ東京には「池坊東京会館」(御茶ノ水)という大きな施設があります。こちらではビギナーズレッスンを開催されており、私たち社会人にも嬉しい平日の夜間クラスがあるのも魅力的! 平日は忙しいという人には土曜日の日中にも通えます。
ビギナーズレッスンは8回のレッスンで修了するため、本格的に学ぶ前や少しだけチャレンジしてみたいという人にはうってつけ! それに修了後には素敵な免状までいただけますよ。
◆ドキドキの1回目のレッスン!
教室には同じビギナーの生徒さんやすでに通い慣れている方、年齢・性別問わずいました。少人数制でレッスンがスタートし、それぞれのレベルに合わせて先生が指導してくれます。初心者にはとっては嬉しいですね。だって周囲のスピードに合わせる必要もなく、また先生に質問がしやすいから。「周りに置いてけぼりにあったらどうしよ〜」と緊張していた私はとてもゆったりした気持ちで受ける事ができました。
初回のレッスンは「フトイ・ガーベラ・ブバリア・ゴットセフィアナ」のお花を生けていきます。いきなり4種類もの花材で無事に完成するのでしょうか!?
生ける前にはテーマをもらい、そのイメージで自由に生けてみてねと先生。自由に生けてOKだなんて、一気に私のいけばなに対する敷居が低くなった気がしました。
▲フトイ
縦の線をイメージした作品というお題だったため、主になるのは「フトイ」。教室にくるまで見たことも聞いたこともない植物に四苦八苦するも、普段ない経験に次第に楽しくなってきました。フトイの存在感を大切に他の花材も生けていきます。
▲花器や剣山の使い方、水の量などお花を生ける前からしっかりと教えてくださるのでとっても安心♪
縦を意識してガーベラを配置し、ゴットセフィアナのみずみずしい葉や可愛いブバリアのお花で足元を素敵に。途中、先生に質問してみたり、一緒に生ける構図を考えたくれたり、とても親切に教えてくれました。絶対こうして! というルールはなく、1回目だったけれど大満足!
今回はこの右側にあるゴッドセフィアナの枝の自然な曲がり方をいかせたかなと思います。こんなふうに植物は育つんだなと小さな発見ができたことも嬉しい。
レッスンの終わった後の“充実感”は、生きたお花たちに触れられたからかもしれません。休日をダラダラと過ごしていた私が、1回のレッスンを受けただけでこんなに気持ちが晴れやかになるなんて! と自分でもびっくり。生き物に触れるとリフレッシュできますね。帰り際、私は花バサミも購入して、次のレッスンの用意もばっちり!
次回は夏の花材を使ったレッスンの様子をたくさんお見せできたらと思います! ぜひお楽しみに。
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「華道家元 池坊」は、東京のみならず、全国で講師のレッスンが受けられる教室を開催中。ぜひHPでチェックしてみてください。大人として、お稽古おすすめです!
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪