サーヤさんってどんな人?
『M-1グランプリ2019』で準決勝に進出し、一躍脚光を浴びる存在になった結成6年目のお笑いコンビ「ラランド」。
一見、普通の若手男女コンビに見えるが、実はどこのタレント事務所にも所属していないフリーランスの芸人。そして今回ご紹介するボケのサーヤさんは、芸人でありながら広告代理店で会社員としても働いている。
−−芸人になった理由とは?
東京・八王子生まれのサーヤさん。実家は決して裕福ではなかったという。「親も全く贅沢をせず私に全部注ぎ込んでくれた。中・高・大と私立に通うって相当大変だったと思う」と振り返る。
そんな彼女が小学生の頃から大好きだったもの、それが“お笑い”。いつしか、将来はお笑い芸人になりたいと思うようになった。
しかし「親に対する恩義があって、そのまま私が養成所に行くっていうのをとても言えなかった。というより言いたくなかった」という。
そして大学進学後、お笑いサークルで出会ったニシダさんと「ラランド」を結成すると、数多くの学生漫才で優勝。芸能事務所からもオファーが殺到したが、彼女が選んだのは、就職して働きながら芸人を続けるという道だった。
サーヤさんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 台本は作らない
キーワードを箇条書きにしたメモが、2人にとっては台本代わり。あえて台本を作らないほうが、その場その場でおもしろい漫才が生まれるそう。
■2. 「芸人」と「会社員」は兼業する
フレックス制度を利用し、芸人の仕事と並行して広告コンサルタントの仕事もこなす彼女。親に還元しながら売れる道も確保するのがポリシー。
■3. 365日、ニシダをいじる
大学を中退し、現在はニートの相方・ニシダさん。そんな相方の良さを引き出すため、365日いじり続けている。
■4. 尊敬する人としか飲みに行かない
お笑いに対しては常にストイックな彼女。プライベートで飲みに行くときも、尊敬する先輩芸人と話をするのが定番。
■5. 毎月、実家にお金を入れる
何不自由なく育ててくれた両親への感謝を込めて欠かさずしていること、それは実家にお金を入れること。最初に給料が入ったときから続けているのだとか。
■6. 同じ衣装は着ない
多くの仕事が舞い込むようになった彼女のこだわりは、メディアに出演する際に同じ衣装を着ないこと。衣装でも個性を出すようにしている。
■7. 事務所に所属しない
自分を信じてついてきてくれる仲間たちにできる恩返し、それはフリーのまま売れること。お笑い芸人の新しいスタイルを求め、彼女はこれからも事務所に所属せず自由に生きていく。
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次回の「7ルール」の放送は、10月13日(火)よる11時00分~。主人公は、新宿ゴールデン街にあるバー「シーホース」店主・マチルダ(小黒奈央)さん。
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