アラサーOL【婚活のリアル#84】帰ってきた! 自衛隊員から某省庁出向男よーへい PART13
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「帰ってきた! 自衛隊員から某省庁出向男よーへい PART12」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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クリスマスドタキャン男よーへいからの突然の誘いで、千葉へ一泊旅行することになった。そんな最悪な男の誘いにのった理由は、彼が本当に自衛隊員なのかを明らかにするためだった。
私は、彼がホテルのお風呂に入っている隙に身分証を探し出し、5つも年齢をサバ読みしていたことがわかり落ち込んだ。しかしもっと落胆させる、というより驚かされるものを発見してしまった。彼のカバンから名刺のようなものが出てきて…。
「洋菓子店○○ 店長よーへい? なんじゃこりゃ?」早速ググってみると、過去に存在した洋菓子店が実在したことが判明。
私は身震いがした。けれどそれだけではない。
「○○不動産 顧問よーへい… ってこっちも彼の名前や」
洋菓子店の名刺以外にも彼の名前で、とある不動産の顧問という肩書の名刺が。もう身震いどころじゃないよね。私半分チビったわ。
一向に彼が自衛隊員だという証明が出てこない不安以上に、私はとんでもない奴と今ホテルにいるんだという恐怖にかられた。
深夜だし、今から東京に帰るなんてできない。そもそも彼に職場も知られているため、変に怪しむと、何かされるのではないかと背筋がゾクゾクしぱなっし(汗)
彼がお風呂から出てきたタイミングで、とりあえず私もお風呂に入ることにした。エロティックな内容以外で悶々としたのは初めてかも…!! と、心ここにあらず状態。
そのせいもあってか、異様な長さのお風呂から出た時には、正体不明のよーへいは爆睡してくれていた。今夜は体を求められなくてよかったと安心しつつ、スマホを離さず、とりあえず私も眠りについた。
翌朝、意外にもよく寝れた私の神経は図太いのか…? 爽やかな目覚めと裏腹に蘇ってくる昨日の悪夢。
そそくさと準備をして朝食を食べる私たち。
“何事もなく家に帰れますように”もうその事しか考えられない。
よーへい「今日は海を見て、美味しい魚でも食べようか」
チーン。
私の希望は儚く散り、変に彼を刺激しないように「うん」と答える。
長い長いドライブ(に感じる)。心中穏やかではいられない。そこでも彼はいつものように口数は少なく、表情も変えることなく運転している。
ねぇ、いっこうに海見えないんですけど…!! 恐怖としびれを切らした私は「どこに向かっているの?」と尋ねた。
よーへい「お腹すいたからここ入る」
相談しろや! この未確認生命体め! と内心ブチギレつつ、本当はずっとびくついている私は従うことにした。
そこは地元の新鮮な魚が食べられるお店で、お客は私たち2人だけ。
とりあえずパッと出てきてパッと食べられそうなものを注文する私。とっとと帰りたいアピール。ささやかなな抵抗。
ところが彼は、店員も「時間かかりますよ〜」という鯛のアラ煮を注文。
そのまま生の鯛を出しちゃってください! と思わず店員さんに言いそうになる私。
神様どうかどうか、今日は早く終わりますように。
翌日お互いに仕事があるため今日はもう帰らない? とそのお店で提案する私。
「いいよ」と答える彼に謎の感謝の気持ちと、涙が出そうになる(笑)
しかし、この帰り道。彼の正体を知る最大のチャンスが訪れようとは、この時はまだ知る由もなかった。。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪