アラサーOL【婚活のリアル#65】初めて愛した男・ひろくん9
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「公認会計士・太郎 PART3」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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なかなか婚活に心も体も向かない2019年が明けたばかりの冬。今年は旦那さんが見つかるかなと期待していたけれど、どんな男に出会っても既婚者のひろくんの事は忘れていなかった。
実際ひろくんとデートができたのはいつの事だっただろう…。振り返ると、2018年の夏の六本木デート以来会っていなかった。
もう半年も会っていないのかと思うと、それはもう恋人でも不倫でもなくなってしまうのかな。でも私は少しでも楽しかったことを思い出したかった。
◆思い出のバレンタインデート
思い出すのは、2018年のバレンタインの日。
彼と楽しく過ごしたバレンタインがもう近づいていた。
2月14日に会えないかな…
仕事が忙しいうえに、母親の看病の為に週末実家の栃木に帰る彼に連絡するのをためらっていた。そんなときに、呑気にバレンタインのお誘いなんて、と思っていたが、連絡をしてみた。
ひろくん「当日は出張帰りだから翌日の15日だと会えるぞ!」
彼からのメッセージで天にも昇る気持ちになれた♡
チョコレートは私が好きなドゥバイヨルのバレンタインBOXにしようと決め、当日を迎えた。
私の家に着いた彼に、早速バレンタインだよ♡ と、チョコレートを渡す。
ひろくん「やっぱりうれしいもんだな。ありがとうな!」
一見なんともない会話に聞こえたけれど、彼が相当疲れているように思えた。
お決まりのベットインはしたものの、なんとなく私は感じていた。
今日が最後かもしれない… と。
別れないといけない既婚者の彼。大好きで大好きで、独占していたい私の気持ちが 彼の負担になるのはいけない。という気持ちに気が付きはじめていた。それは彼が以前から言っていた「彼氏をつくれ」という気持ちに似ていると思った。
私の自宅で彼とのんびりしていたらすっかり夜に。私は彼を駅まで送る為に一緒に歩いていた。
ひろくん「おなかがすいたな」
大食漢の彼と一緒に駅の近くのイタリアンに行くことになった。
次にいつ会えるかわからない。もしかしたら今日でさようならかもしれない。
お互いそんな気持ちになっていたようで、今までのデート史上最も会話のない食事となった。
私は泣くことも、心が痛くなることも、もうなくなっていた。別れた後に感じた虚しさをぐっと堪える。
その後、彼からお母さんが亡くなったと聞かされたのは、ずいぶん先のお話。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪