アラサーOL【婚活のリアル#64】公認会計士・太郎 PART3
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、「公認会計士・太郎 PART2」をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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友人の紹介で、食事くらいならと会ってみた太郎。関係は良好で、つまんないなと思うこともない。
スペックを見返しても、まず公認会計士の資格をもっているし、お金の心配はさほどなさそう。そのうえ物欲がほとんどないと言ってた。
彼は将来は独立を考えているそうだから、お金はあっても学費や独立資金に消えてしまうでしょう。顔面偏差値は高くないけれど、身長はグッド! 会話も楽しいし、沈黙が続いてもさほど気にならなかった。不安視するのは独立後の生活だろう。
プロポーズもされてないのに、こんな風にあれこれ考えるのは婚活女子のサガよね。
太郎「何が食べたい?」
もう私は食べること以外に興味のない人間だと思われているのかも。
まぁ、いっか。
私「韓国料理かな、韓国!」
彼は銀座にある『MUN』という創作韓国料理のお店へ連れて行ってくれた。
ガチャガチャした韓国料理店を期待してたら、えらくモダンなお店。静かで美味しい料理が食べられるところだった。
今日もお酒が進みますなぁ〜、と2人。
太郎「そうだ。1つ聞いてもいい?」
と言う彼。
私「どーぞ」もぐもぐ…。
太郎「つき合ってください」
私はこのブログのはじめ、“私は2人以上の人生を歩んだ”と書いた。
つき合ってくれた人、すなわち体の関係をもった人はそんな私を理解してくれた人たち。
きっと彼、太郎は無理だろう。
そんな予感を抱きつつ、そんな告白の日を迎えた。
帰り道、千代田線にむかう途中、よくお邪魔する帝国ホテルへ。ロビーのお花は私の大好きな桜。もう春なんだ。
帰宅後、私はつき合おうと言ってくれた太郎に言うべき事を書き上げていた。今までの人と同様に。一種の儀式だ。また言わなくちゃいけないの嫌だな…。
何度も読み返して、間違いがないか確認。
「送信っと…」
返信を待っていると、通知が来た。
案の定、太郎も私を受け入れなかった。
やはり告白される前に言うべきなのかな。こうやって突然関係が終わるのも珍しくない。
私は毎回事実を言わなくてはならないこんな儀式に嫌気がさしていた。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪