美容のプロが答えます!【UV】のギモン4
大切なのは今すぐ始めるUVケア
美白ケアとUVケアは春から始めて、日焼けやシミを未然に防ぐことが大切! UVケアについてどう始めたら良いのか、シロノクリニック恵比寿院の大野由実先生に伺いました。
「まず、何はなくとも日焼け止めです。日差しがある以上紫外線は降り注いでいるので、年間を通して使うべきですが、冬の間サボっていたという人はもう明日からでも始めてください」(シロノクリニック恵比寿院 医師:大野由実先生)
ジャケット¥34,000(ロートレアモン) トップス¥28,000(ラ・エフ) パンツ¥18,000(ドロワット・ロートレアモン) バッグ¥29,500(アディナ ミューズ 渋谷〈アディナ ミューズ〉) 靴¥14,500(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) イヤリング¥6,500(STELLAR HOLLYWOOD) ネックレス¥78,000(マリハ 伊勢丹新宿本店〈マリハ〉) リング¥5,500(mauve BY STELLAR)
Q1.|日焼け止めはいつから塗り始めればいい?
A.|美肌を守るには一年中塗ることが大切です
「紫外線が強くなるのは春先で7~8月にピークを迎えますが、日差しは一年中あるので年間を通して塗るのが必須です。室内でも電気をつけずに過ごせる時間帯は紫外線が侵入しているので、日焼け止めを」(大野先生)
▲紫外線には、シミ・ソバカスの原因となるUV-Bと、シワ・たるみの原因となるUV-Aがある。UV-Aの量は年間を通して多く、ガラスを通して室内にも侵入するので、日焼け止めは365日!
Q2.|SPF50の日焼け止めは肌に悪いと聞きましたが、本当ですか?
A.|最近の日焼け止めは低刺激。SPF50でも問題はありません
「紫外線吸収剤や散乱剤の質が向上しているので、敏感肌以外の人が日焼け止めでかぶれるケースは減っています」(大野先生)「効果の弱い日焼け止めで肌を守れないことのほうがよくないので、SPF値は高いものを」(美容エディター・大塚真里)
Q3.|UV下地と日焼け止めの違いって、なんですか?
A.|最近はほとんど差がなくなってきています
「UVカットの目的に絞られたものが日焼け止め、それに肌をキレイに見せる機能を加えたものがUV下地。ただ、最近は美肌機能がプラスされた日焼け止めが増えているので、特にその差を意識せず選んでOK」(大塚)
Q4.|飲む日焼け止めって、やっぱり飲んだほうがいい?
A.|塗る日焼け止めと効果は別。春夏は両方取り入れるのがおすすめです
「飲む日焼け止めには主に抗酸化効果のある植物エキスが入っていて、体の中から紫外線ダメージによる老化を防いでくれます。肌のダイレクトなダメージを防ぐのは日焼け止め。両方取り入れるのが効果的です」(大塚)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2020年Oggi5月号「春から始めれば遅くない! 4~6月の美白&UVカレンダー」より
撮影/女鹿成二 ヘア&メイク/AYA(LADONNA) スタイリスト/城長さくら(kind) モデル/若月佑美 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部