アラサーOL【婚活のリアル#45】自衛隊員から某省庁出向男・よーへいPart2
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、元ラガーマン・北くんとの出会いをお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
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彼のことは思い出したくなかった。それほど、ひどい印象の男。
初対面からおよそ1年が経ったとき、急に彼から連絡が来た。
あまりにも突然なメッセージ。
よーへい「久しぶり、覚えてる?」
なんなの、まずは名前を名乗りなさいよ! と短気なつかさ。
よーへい「君の職場近くにたまに行ってたんだけど、見当たらなくて」
彼は、自衛隊員だった。
私「1年くらいだよね。どうしたの?」冷たく返信する私。
よーへい「あのあと中国へ長く行ってて、連絡が出来なかった。今日会えないか?」
彼の言葉に迷ったものの、久しぶりの男からの誘いだったから承諾。
私「いいけど。西武デパートでごはん食べよう」
いくら自衛官だからって、1年も連絡がないのは正直ひどいよ。
そう思いつつ、ちゃっかりご飯に行く私(笑)。
私は仕事帰りに西武デパートへ向かった。レストランフロアで何をごちそうしてもらおうかなぁ~と、迷っていると彼からメッセージが。
よーへい「今渋滞に捕まった。あと30分くらい遅れる」
私「…(え、それだけ? ゴメンとか無いわけ?)」
それから1時間経っても来ない。
私は、「帰る」と、ひと言だけメッセージを送り、デパートをあとにした。
ちょうど銀座線にのったタイミングで、「もう電車? 次の駅どこ?」という彼に、私は「表参道」と送る。
ムカつきながらも、ようやく表参道で久しぶりの再会を果たしたのだ。
もう木々の葉っぱが道いっぱいに落ちる季節。彼は口数が少なく、何があってもあまり謝らない。
よーへい「何が食べたい?」
そう言う私は「スシロー」と答えた。理由は、私の家に届ける道にありそうだったから。おしゃれな表参道にいるのに今から「スシロー」ってのに自分でなんか面白かった(笑)。
お店に着き、ガンガン目の前のお寿司を食べながら彼に聞く。
私「そんなに連絡するの無理なん?(もぐもぐ…)すごい心配もしてんで?」
私「LINEも教えてくれへんし(もぐもぐ…)そういえば私、引っ越しも転職もしたんよ?」
ずっと食べながら話す(笑)
私は、この人とつきあったらメリットしかないことを知っている。
“筋肉国家公務員・貯金いっぱい”、“持ち家が豊洲の高級マンション”。
私の職場の丸の内にも近いし、ららぽーとと地下で繋がってるし、彼の家のリビングから東京タワーも見えるし♪
自分のチリみたいなスペックでは相手にされないような男。それが彼よーへいだった。
よーへい「今度時間作るからどこか出かけよう」
彼は別れ際、前回のお金を3万円にして返してくれた。
少しこの人とつきあうか。
秋の終わり。私はそのお金を握りしめて、「マイナス5歳のお尻になれる」という下着ブランドのガードルを買いに翌日デパートへ向かったのでした。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪