手持ちの冬服に、春物を先取りして1点投入!
まだ冬の寒さが厳しいこの時期。けれどそろそろ春の装いも気になってきた…! そんなときに参考になるのが、センスのいい人のリアルな着こなし。この時期の私服を見せてもらうと…。ポイントで春物を取り入れて、冬の終わりをおしゃれに上手に乗り切っていることが判明!
◆エディター 三尋木奈保さん
エディターの三尋木さんは「IÉNA(イエナ)」ツヤ感ナローフレアスカートを一点投入!
▲スカート¥14,000(メゾン イエナ〈イエナ〉)
「このツヤ感とグレージュの色味が、冬の定番アイテムともよくなじむんです」(三尋木さん)
着こなしはこちら!
「冬のマンネリを手軽に打破してくれるのが、この春トレンドの光沢のあるナローフレアスカート。マットな質感かつ地厚なアイテムに頼りがちな冬のコーディネートに、素材感でメリハリをつけてくれて全身のバランスが一段と軽やかになるんです。
特に〝イエナ〟で見つけたこのスカートはツヤだけでなく玉虫色っぽい絶妙なグレージュが特徴で、ベーシックカラーの冬服ともなじみがよくて。
また、ナローフレアは裾が広がりすぎずまとまってくれるので、どうしても重たくなってしまうロングコートとの相性もすごくよく、肌寒い時期から春にかけて重宝する、頼りになる一枚になりそうです」(三尋木さん)
Coat:SAYAKA DAVIS
Knit:AURALEE
Shoes:J.M. WESTON
Bag:WANDLER
◆スタイリスト 金子 綾さん
スタイリストの金子さんは「MADISONBLUE(マディソンブルー)」ブラックフレアスカートを一点投入!
▲スカート¥48,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)
「辛口派の私でも満足できる、絶妙な甘さ加減にひと目ボレしました」(金子さん)
着こなしはこちら!
「辛口なスタイリングが代名詞の私にとって、定番はやっぱりパンツ。ですが、秋冬からだんだんと気分が甘めにシフトしていて、フェミニンなアイテムにも注目しています。ただ、甘すぎるのも…。
そんなとき出合ったのが〝マディソンブルー〟のスカートでした。何よりも特徴的なのは、贅沢すぎるほどたっぷりと布を使っているからこそ実現した立体感のあるフォルム。着るとわかるのですが、計算し尽くされた美しいシルエットで、着ているだけで気分が上がる。
そんな幸せな気分にしてくれるなんて服の理想形ですよね。端正な形がフレアスカートの甘さを程よく引いてくれるので私みたいな辛口派がはいても、絶対満足できるはず!」(金子さん)
Coat:DRAWER
Knit:MIKIKO YANO×CASA FLINE
Shoes:Maison Margiela
Bag:COUDRE
ほかにもたくさん! いち早く取り入れたい「春物1点」
◆レースタイトスカートなら、かぎ針編みで今年らしさをプラス
毎月の「好きなコーディネート」に必ずランクインするほど、Oggi世代からの絶大な人気を誇るレースタイト。そんな王道アイテムは、ニット地のかぎ針編みレースで今年らしくアップデートを。
1:スカート[ペチコート付き]¥19,000(ルーニィ)
2:スカート¥23,000(Luftrobe)
◆ちょいフェミを狙うなら渋色のパフスリーブ
1枚で着映えする袖コンシャスなワンピやブラウスがこの春は本格的に流行する兆し。袖のボリューム感が華やかで女性らしいので、合わせはすっきりとシンプルに。加えて、落ち着きのある色選びが大人にちょうどいい選択。
1:ワンピース¥41,000(UTS PR〈JANE SMITH〉)
2:ニット¥25,000(ボウルズ〈ハイク〉)
3:ブラウス¥6,990(PLST)
※発売中のOggi3月号では、このほかにも、おしゃれプロたちのリアルスタイルを参考に、取り入れるべき「春物一点」をまとめてご紹介しています! 冬服ばかりでマンネリを感じている方は、ぜひこの特集をチェックして、すこしだけ春を先取りしてみてくださいね♡
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2020年Oggi3月号「センスのいいあの人の『春物1点』×『手持ち冬服』が見たい!」より
撮影/目黒智子(三尋木さん分)、金谷章平(金子さん分)、魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/神戸春美(三尋木さん分)、木部明美(PEACE MONKEY/金子さん分) 構成/大椙麻未、正谷優貴
再構成/Oggi.jp編集部