ニオイを取り除くだけじゃない! レンジフードを使うことの重要性
ガスコンロなどの火気設備を設置する場合、法律により換気設備を設けることが義務付けられており、その役割を担うのがレンジフード。
入居した際にすでに取り付けられていることがほとんどですが、調理時に毎回使用することが大切なのです!
昔の住宅は主に木造建築だったため、家が自然に呼吸(換気)できていました。しかし近年は、プライバシーや冷暖房の効率を意識して、高気密住宅が増加していますよね。
そのため、いまの住宅は意図的に換気する必要があるのです。調理中の換気が不十分だと、一酸化炭素中毒などの重篤な症状に陥いってしまう恐れも。
ちなみにIHなどの電化厨房機器の場合、換気設備の設置に関する法規定は現時点ではありません。しかし、油が混ざった煙はガスや電気に関わらず発生します。
さらに換気が適切に行われなければ、熱や水蒸気または臭気などによりキッチンや隣室が汚染されてしまうため、運用指針では換気設備の設置が推奨されています。
レイアウトの幅が広がる新しいタイプのレンジフードも!
換気の必要性は前述のとおりですが、その役割を担うレンジフードも、それぞれのライフスタイルに応じて選択できるように進化していたのです!
なかでも「IHクッキングヒーター専用室内循環フード」は、富士工業グループの企業ブランド「FUJIOH」だけが製造・販売している独自の製品。
従来の換気型のレンジフードは、汚れた空気を屋外に排出するものでしたが、IHクッキングヒーター専用室内循環フードは汚れた空気を濾過し、室内に循環させることが可能。
近接する隣家へニオイを排出しないうえ、花粉や外の汚れた空気を室内に取り込みません。またダクト配管の制約がなくなるため、アイディア次第でレイアウトの幅も広がります。
※IHクッキングヒーター以外の燃焼機器を使用するには、キッチン全体の換気のため別の換気設備が必要です。
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