【無印良品】本やノートに貼って〝しおり〟として使えるアイテム
汎用性の高いベーシックなアイテムが多い無印良品ですが、実は店内をくまなくチェックすると、痒い所に手が届くニッチな商品や、他ではお目にかかれないアイディア商品に出合えることも。
以前、ここOggi.jpでご紹介した「短冊型メモ 4コマ」もそんなアイテムの一つ。使い方次第で、仕事や家事などあらゆるシーンで活躍する優れものです。
今回ご紹介するのは、そんな無印良品から発売中のこちら。「しおりシール 5本組」¥150(税込)
みなさんは読み止しの本に紐のしおりがついていないとき、何を挟みますか? 手持ちのしおりや本に挟まっている紙、あるいはブックカバーそのものでマークする方も多いのではないでしょうか。
ちなみに本についている紐のしおり、正式名称は「スピン」と呼ぶのをご存知ですか? 詳しくは、こちらを参照してみてくださいね!
かくいう筆者は、韓国で購入したしおりを愛用していました。全面に施された彩り鮮やかな刺繍に一目惚れ!
(余談ですが海外旅行に行ったら、その国ならではの文具や包装紙などをお土産に選ぶのも素敵だな、なんて最近思っています。)
でもある日電車で読書をしていたときのこと、しおりを落として紛失しそうになることが……。そんな矢先に見つけたのが、「しおりシール 5本組」。
「しおりシール 5本組」は、紐の先端のプラスチックにシールがついているから、本の背表紙に貼ることでしおりとして使えるアイテム。紐の色は赤・黄・青・グレー・グリーンの5色。
実際に本の背表紙につけてみました! 本の装丁デザインにあわせて紐の色を選べるところも地味にうれしい♡
使いやすさも折り紙つきで、粘着力が結構強く紐を引っ張っても剥がれません。しおりとして申し分なし!
難点を挙げるとすれば、貼って剥がして繰り返し使うと粘着力が弱まってしまうこと。また剥がす際も本の背表紙が少しだけ削れてしまいました。
1本¥30とコスパもいいので多くを望むのは酷だとは思いますが、個人的にはぜひ〝貼って剥がせる〟改良版も開発してほしい!
紐の長さは約330mmと長めなので、大きめの書籍でも問題なし。ただ厚みがない本だと、プラスチックがはみ出てしまって貼り付けられません。
それゆえ背表紙の幅は、プラスチックの直径(=約15mm)以上必要です。ただ、表紙や裏表紙につけるのも手! その場合、紐を本の内側に垂らすと少し斜めになってしまいますが……、なんとか使えます。
この要領で、愛用している「ロルバーン」を〝しおり付きロルバーン〟にカスタマイズしてみました♡ ゴムバンドと同系色のしおりシールを背表紙に貼りつければ完成! ひもは長かったので少し切っています。
これで希望のページをサッと開くことができるようになりました! プラスチックが透明なので、目立たないところもポイント。
また本だけではなく、「スピン」がついていないノートやスケジュール帳に貼るのもオススメ! 1本のしおりシールに対して2本分の紐がついているので、マンスリーとウィークリーなどしおりを使い分けることが可能です。
みなさんもぜひ、試しに手にとってみてくださいね。また素敵な文具を見つけたらご紹介します!
文/川原莉奈