ホワイトチョコレートの味わいに気づく場所。
10月1日(火)、世界初のホワイトチョコレート専門のBean to Bar「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」が、東京・青山にオープン!
Bean to Barとはカカオ豆からチョコレートまでを一貫して手掛けるお店のこと。
以前、アルチザン パレドオール 青山店として店舗を構えていた新青山ビルに、装い新たに工房を併設させた新店舗としてリブランドオープンした「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」。
ガラス張りの店舗では、カカオの焙煎からホワイトチョコレートになるまでの全工程をガラス越しに見ることができます。
◆「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」のホワイトチョコレートが出来るまで
そもそもホワイトチョコレートってどうやって作られているのか? といいますと…
1:まずはカカオ豆を焙煎。※このオーブンは特注のオリジナルなんだそう!
2:焙煎したカカオ豆を粉砕し、皮を取り除き「カカオニブ」を取り出します。
3:このカカオニブをすり潰し、なめらかなペースト状にします。これを「カカオリカー」と呼びます。
4:このカカオリカーを搾油機にかけ、油脂分である「カカオバター」を搾りだします。
5:その後、乳原料と砂糖を加えたものが、「ホワイトチョコレート」となります。
「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」では、この工程全てがこちらの工房で行われています。
大手のBean to Barメーカーの中でも、自社でカカオバターを搾ってホワイトチョコレートを作ることはほとんどなく、カカオバターを購入してホワイトチョコレートを作ることがほとんどだそう。しかし、「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」では、カカオ豆から搾った自家製ココアバターを使用したホワイトチョコレートや焼き菓子が作られてるのも魅力のひとつ!
◆ホワイトチョコレートの豊かな味わいに気づく
ベトナム、ハイチ、トリニダード、タンザニア、ガーナなど産地別のカカオ豆から作られたホワイトチョコレートタブレットが何種も揃い、食べ比べも楽しむことができます!
カカオの香りや味わいの違いがホワイトチョコレートでこんなに楽しめるなんて! と驚くほど。今まで食べていたホワイトチョコレートとは全然違います。『ホワイトチョコレートってこういう味だったのね…!』と気づかされます。
◆こだわりが詰まった、ボンボンショコラ
産地別のタブレットだけでなく、ショコラティエ パレ ド オールのスペシャリテでもある「パレドオール」も自家製ホワイトチョコレートをつかったボンボンショコラに仕上がっています。
さらに、フルーツと合わせたボンボンショコラは、素材の味わいが引き立ちフルーティーで絶品! ビターチョコレートやミルクチョコレートと合わせた味わいとは違う魅力が楽しめます。
また、いろいろなウィスキーと合わせたボンボンショコラもそれぞれの個性がしっかりと感じられ、まるで飲み比べを楽しんでいるかのよう。人気の獺祭ショコラも「しろ獺祭」バージョンで用意されています。
◆手土産に大人気、マドレーヌも!
そうそう、青山店というと「青山一丁目マドレーヌ」が手土産として人気の焼菓子でしたが、自家製カカオバターで焼き上げられ風味豊かな味わいとなって再登場! ノワールとブランの2種類が用意されています。
新しく登場した「カカオブラン」は、自家製ホワイトチョコレートとバターで作られた焼菓子で、口の中でシュワーっと溶けてなくなる口どけの良さがクセになる味わい。
◆多角的にホワイトチョコレートを味わえる! ギフトにも◎
この他にも、自家製ホワイトチョコレートを作る工程でコーヒーや抹茶などの素材を混ぜ合わせて作られた「タブレット ブラン メランジュ」や、フルーツやナッツを組み合わせた「プティ パレット」や「プティ ピエール」などなどバリエーション豊富な品揃え!
ショコラと焼菓子を組み合わせたギフトセットも多様に揃っています。
ホワイトチョコレートをこれほどまでに多角的に捉え、いろいろな味わいで楽しませてくれるチョコレートショップは「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」だけ!
『ホワイトチョコレートはあんまり…』という方にもぜひ味わっていただきたい「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」の自家製ホワイトチョコレートをつかったショコラ。
ぜひ青山にお出掛けの際は立ち寄ってみて下さいね♪
【ショコラティエ パレ ド オール ブラン】
住所:東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル東館 地下1階
営業時間:10:00〜20:00
定休日:日曜日
チョコレートアドバイザー 西村裕子
学生時代からアルバイトで稼いだお金で、海外ブランドの菓子類につぎ込むなど、ショコラ愛好歴は20年以上。2011年よりチョコレートに関する情報ブログを運営。
2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザー(チョコレートアドバイザー)の資格を取得。