「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ2019」で選ばれた、卓越したクラフトマンシップをその目で!
伝統と現代、芸術的なユニークなコンセプトを組み合わせた作品をターゲットに、優れた美的価値のある作品を生み出す能力を持つ国際的なアルチザンの発掘と支援を目指し開催している「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。その2019年受賞者が、6月25日、東京にて発表されました。
2500を超える応募作品の中から、デザイン、建築、ジャーナリズム、評論、および博物館キュレーターシップの各分野を代表する著名人で構成される審査員団により、29名のファイナリスト、そして大賞に日本人の石塚源太氏が選ばれました。
石塚氏の作品「Surface Tactility #11」は、7~8世紀に日本で生まれた漆塗りの技術を用いたもの。袋に入ったオレンジというシンプルなモチーフをスタート地点に、優れた漆使いの技術によってこの質素な形状を昇華しています。
また、2つの特別賞は高樋一人氏の「KADO(Angle)」とハリー・モーガン氏の「‘Untitled’ from Dichotomy Series」に贈られました。
受賞作品を含む29名のファイナリスト作品は、東京の草月会館にあるイサム・ノグチの屋内石庭「天国」にて、7月22日まで展示されます。セラミックス、ジュエリー、テキスタイル、木工、ガラス、金属細工、家具、紙細工、そしてラッカーまで、幅広い分野にまたがる作品たちからは、今日のクラフトにおける世代を超えた最高の卓越性を見ることができます。
ロエベが選出した最高峰のクラフト作品を間近で観ることができるチャンスを、どうぞお見逃しなく!
ロエベ ファンデーション クラフト プライズ
会期:開催中~2019年7月22日(月) ※無休
時間:10:00~19:00(金曜のみ20時まで)
会場:草月会館(東京赤坂)
入場料:無料
主宰:ロエベ ファンデーション
お問い合わせ:ロエベ ジャパン カスタマーサービス 03-6215-6116