昨年の花火大会申込者数が最も多かったのは「大曲花火大会」<秋田県大仙市>!
◆第10位「青森花火大会」<青森県青森市>
青森花火大会は、昭和22年青森ねぶた祭の前身となる港まつりの一環として初めて開催され、今年で65回目。例年青森ねぶた祭の最終日に行われ、ねぶたの海上運行をバックに花火が打ち上げられ、世界で唯一の、ねぶたと花火のコラボレーションを楽しむことができます。
2019年度開催日時:2019年8月7日(水)19時15分~21時
会場:青森港西防波堤、北防波堤より打ち上げ
◆第9位「びわ湖大花火大会」<滋賀県大津市>
開催のきっかけは、1984年に行われた世界湖沼環境会議(「世界湖沼会議」の前身)。この会議が大津市で開催されることになり、おもてなしの想いも込めて第1回びわ湖大花火大会が開かれたそう。日本で一番大きい湖での花火大会という特徴を活かした水中スターマインなどが見どころです。
2019年度の開催日時:2019年8月8日(木)19時30分~20時30分
会場:滋賀県大津港沖水面一帯 JR大津駅から徒歩15分、京阪電車びわ湖浜大津駅から徒歩で約5分
◆第8位 天神祭 神賑行事「奉納花火」<大阪府大阪市>
日本三大祭りの一つ、天神祭で行われる奉納花火。天神祭の本宮では、約100隻の船が川(大川)を行きかう船渡御(ふなとぎょ)が有名。その船渡御に合わせて約4,000~5,000発の花火が打ち上がります。
天神祭オリジナルと言われる、「紅梅」という花火や、協賛企業の名前などが入る「文字仕掛け花火」が名物に。
2019年度の開催日時:7月25日(木)19時~21時予定
会場:大川(桜ノ宮公園付近) JR桜ノ宮駅すぐ
◆第7位「関門海峡花火大会」<山口県下関市、福岡県北九州市>
山口県と福岡県、二つの県をまたいで行われる日本でも珍しい花火大会が「関門海峡花火大会」。1988年から「アジアポートフェスティバル in KANMON」として両県合同での開催が始まったそう。
打ち上げは下関側、門司側両方で行われ、ライトアップされた関門橋と花火とのコラボレーションが楽しめます。例年の人出は両方合わせて約120万人と全国的にも大規模。
2019年度の開催日時:2019年8月13日(火)19時50分~20時40分
会場1:山口県下関市唐戸あるかぽーと地区および22号岸壁周辺 JR下関駅から徒歩で約15分
会場2:福岡県北九州市門司区西海岸埋立地 JR門司港駅すぐ
◆第6位「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」(新潟県柏崎市)
ぎおん柏崎まつりのフィナーレを飾る「海の大花火大会」。打ち上げ範囲が広いという特性を活かして、ワイドに打ち上げる花火を中心に構成しているとか。
尺玉300連発、尺玉100発一斉打上、そして「海中空スターマイン」に、600メートルに渡って花火が打ち上げられる「ワイドスターマイン」など、見所いっぱいです。
ぎおん柏崎まつり自体は昭和25年に誕生とされていますが、1840年(江戸時代の末期)には、八坂神社の祇園祭の祭礼として花火を打ち上げていたという記録が古文書に残っているそう。
2019年度の開催日時:2019年7月26日(金)19時30分~21時10分
会場:柏崎市西港町「みなとまち海浜公園」周辺 JR柏崎駅から徒歩で約20分
◆第5位「勝毎(かちまい)花火大会」<北海道帯広市>
今年で創刊100年となる十勝毎日新聞を発行する、十勝毎日新聞社主催の花火大会。
北海道で最初の花火大会として1929年に第1回が開催された勝毎花火。近年は360°全方位カメラを使ったVR生中継など面白い企画も実施。今年は、十勝毎日新聞創刊100年記念プログラムが行われ、初めての演出方法で花火大会を盛り上げます。
フィナーレの錦冠(にしきかむろ・花開いた後、下にゆっくり垂れる花火)の連発は勝毎花火の代名詞とも言われ、夜空に見事な光景が。
2019年度の開催日時:2019年8月13日(火)19時30分~21時
会場:帯広市・十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400m付近) JR帯広駅から徒歩で約30分
◆第4位「足利花火大会」<栃木県足利市>
渡良瀬川の河川敷で開催される「足利花火大会」。2019年で105回目になるという、歴史のある花火大会です。
2018年に阪急交通社では、桐生八木節(きりゅうやぎぶし)まつりと足利花火大会をセットにしたツアーを企画。桐生八木節まつりではブルーインパルスが展示飛行するなどで人気を集めています。
足利花火大会のフィナーレには、総延長800メートルもある「大ナイアガラ」と「ワイドスターマイン」の競演が魅力。
2019年度の開催日:2019年8月3日(土) 19時~20時45分
会場:田中橋下流渡良瀬運動公園及び河川敷 JR両毛線足利駅より徒歩で約5分
◆第3位「ハウステンボス花火大会」<長崎県佐世保市>
九州最大規模の花火が繰り広げられる、ハウステンボスの花火大会。ハウステンボスでは1年を通して花火が楽しめますが、今夏の花火の注目は、「ジブリの名曲に合わせて打ちあがるスペシャル花火」と「九州一花火大会」。ハウステンボス内で開催される「鈴木敏夫とジブリ展」に合わせ、ジブリの名曲に合わせて打ち上げるスペシャル花火が日本初開催されます。
「九州一花火大会」では、世界花火師競技会の決勝戦が開かれます。打上総数は22,000発。世界一の花火師が決まります。
2019年度の開催日:ジブリの名曲に合わせて打ちあがるスペシャル花火は2019年7月13日(土)、真夏のスペシャル花火は2019年8月10日(土)、九州一花火大会は2019年9月21日(土)
会場:ハウステンボス JRハウステンボス駅より徒歩で約5分
◆第2位「長岡まつり大花火大会」<新潟県長岡市>
1,488名の命が奪われたという昭和20年長岡空襲。その翌年、復興を願って始まったのが長岡復興祭であり、花火大会の開かれる長岡まつりの前身です。それから70年以上にわたり開催され続け、全国から観覧者が訪れる日本三大花火大会の1つとなりました。
ナイアガラ超大型スターマイン、ミュージック付スターマイン、正三尺玉&ナイアガラといった名物花火の予定が記された2019年のプログラムも公開されており、復興祈願花火「フェニックス」(新潟県中越大震災に伴う復興祈願花火)は、15周年記念Ver.となるようです。
2019年度の開催日時:2019年8月2日(金)、8月3日(土)19時20分~21時15分
※8月1日は長岡まつり平和祭あり
会場:新潟県長岡市長生橋下流信濃川河川敷 JR長岡駅から徒歩で約30分
◆第1位「大曲(おおまがり)の花火」<秋田県大仙市>
100年以上の歴史を誇り、毎年70万人以上の観客を集めるという「大曲の花火」が1位。なんと、3年連続で1位を獲得。
全国の花火師が集まって技を競い合う全国花火競技大会でもあり、優秀な花火師には内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞などが贈られます。大曲の花火は全国で唯一、昼花火の競技が開催される珍しい花火大会。
2019年の大会テーマは「平生凛々」。プログラムの後半、「花火ミュージカル・令和祝祭」と題された2,000発以上打ちあがる大会提供花火にも注目が集まります。平成のヒット曲や俳優のせりふを交えた、ドラマ仕立てのものになっているそう。
2019年度の開催日時:2019年8月31日(土)昼花火17時15分~、夜花火18時50分~
会場:大仙市大曲 雄物川河畔 JR大曲駅から徒歩で約30分
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情報提供/阪急交通社