ヒーヒッヒ。DRAGON GATEのYAMATOが今日もお前らに料理を教えに来たぞ。
ところでお前らの家には「豆板醤」や「甜麺醤」は常備されてるか?
さらに「豆鼓」や「山椒」は」どうだ?
何? ない……だと? じゃあ麻婆豆腐を作るときはどうしてるのか?
え? 即席のたれを使ってるって?
まぁ確かにあれは便利だ。たくさんの調味料を準備せずにすむし、失敗なしで手軽だ。それは認める。
だがな、にんにくの香りが香ばしく立ち込めたり、ピリリと効かせた山椒の味わいだったり、甜麺醤が作る絶妙な甘辛加減だったり、これは自身で作り出してこその美味さがあるぞ。
ちなみに男は即席の素か手作りか、食べて見極めることができると思うぞ。どっちが正しいってわけではないがな。ククク。
ではさっそくYAMATO直伝の【王道麻婆豆腐】を紹介するぞ。
■材料 (3人前)
絹ごし豆腐 ……1丁
豚ひき肉……150g
にんにく……1片
しょうが……2片
長ネギ……1/4本
豆豉……5g
豆板醤……小さじ1
甜麺醤……大さじ1
砂糖……大さじ1
しょうゆ……大さじ1
料理酒……大さじ3
ガラスープ 150cc(ガラスープの素を表示のお湯で割って作っておく)
サラダ油……大さじ3
片栗粉……大さじ1
ごま油 ……少々
花椒……少々(なければ粉山椒でも可)
黒ごま……少々
細ねぎ……3cm程度
強靭な肉体……随時
普段、中華をあまり作っていないと常備されていない調味料もあるだろう。
でも一度これらの調味料の使い方がわかれば、普段からちょっとした炒め物や、和え物にも活躍することになり、料理の幅が一気に広がるぞ。
これらは基本の調味料として常備しておくと、料理上手へとまた一歩近づくはずだ。
では作ってみよう。
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
キッチンでも筋肉は育てられる!
2/絹ごし豆腐は、横半分に切った後、ひし形に切る。鍋にお湯を沸かして大さじ1程度の塩(分量外)を加えてひと煮立ちさせ、その後ざるにあける。
「豆腐の切り方は基本は食べやすいサイズならOKだが、俺様おすすめはひし形だ。
見た目もキレイだし、タレがよく回るぞ。また下準備にゆでておくのも面倒がらずにな」
3/にんにく、しょうが、長ねぎ、豆豉はそれぞれみじん切りにする。
俺様の可憐な包丁さばきを動画で見せてやりたいぜ
4/油を引いたフライパンに3の薬味を加えて強火にかける。香りが立って来たら豆板醤を加え、ひき肉も入れて炒める。
5/ひき肉に火がとおったら甜麺醤、料理酒、砂糖、しょうゆ、ガラスープを加え、ひと煮立ちしたら豆腐を加える。
6/片栗粉を絡めたら、小口切りにした細ネギを加え、ごま油を一垂らししたらお皿に盛る。
7/擦った花椒と黒ごま少々をふりかけて完成。
食べる直前に擦ると、より風味が増してうまくなるぞ!
完成だ。
にんにくもガッツリ効かせてあるから、男ウケバツグンの味だ。ぜひとも彼氏や旦那さんに作ってみてほしい。
何度か豆板醤や甜麺醤、豆鼓などを使っていくうちにそれぞれの調味料の特徴がわかってくるから、何度も作ってみてくれ。
それぞれの特徴がわかれば、次第にいろんな料理に使えるようになっていくぞ。
たくさんの調味料をマスターすることは、料理の基本中の基本!
ぜひとも常備して、使いこなしてみれくれ。
次回も引き続き中華調味料を使った料理を教えてやるぜ!俺様って優しいな。ククク。
ちなみにエプロンがリニューアルしたぜ。俺様のような可憐な料理をしたい人はぜひともゲットしてみてくれ。
YAMATO「恐怖の味噌汁」エプロン2160円(税込)/DRAGON GATEオンラインショップ
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。
2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。
試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。
調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→ http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→ http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→ @yamato_oldtype