30代にありがちなブラウンパレットの悩みを人気ヘア&メイクアップアーティストが解消! 新鮮な使い方を今すぐ取り入れて。
Q:どうしても仕上がりが地味に・・解決方法は?
A:「下まぶたにブルーを効かせて、明るさと華やかさをアップ!」
教えてくれたのは・・
長井かおりさん
多くの雑誌で活躍するヘア&メイクアップアーティスト。『周囲がざわつく自分になる必要なのはコスメではなくテクニック』(ダイヤモンド社)など著書多数。
だれにでも似合うブラウンパレットですが、その分、華がなく地味になりがちという面も…「手っ取り早く目元を華やかに見せる手段は、差し色を使うこと。この春はブルーの差し色が入ったブラウンパレットが多く出ています。そのブルーを下まぶたに少量入れるだけで、華やぎと抜け感、やわらかさが! まずは休日から、慣れたらオフィスにもOKですよ」(長井さん)
使うのはこのアイテム!
「ヤーマン」のリップ美容液
チークもリップも辛口のレンガ色でまとめると、下まぶたに色を入れても甘くならない。見たままに発色するリップ美容液。ヤーマン オンリーミネラル ミネラルカラーセラム 02 ¥2,500
「イヴ・サンローラン・ボーテ」のチーク
シックなカラーと繊細なツヤで、美肌演出効果も。イヴ・サンローラン・ボーテ ブラッシュクチュール 6 ¥6,000
SUQQUのアイシャドウ
ブラウン、ベージュ、コーラルというベーシックな3色に、オーロラのようなペールブルーの組み合わせ。SUQQU デザイニング カラー アイズ 124 ¥6,800(限定発売)
色を乗せる場所をCLOSE UP!
a、b、dのブラウン系濃淡3色は、上まぶたにはベーシックに入れて。下まぶたの目尻側⅓にcのブルーを入れると華やかさが出るだけでなく、白目に透明感も。目頭側にはdの中間色を細く入れると締まる。
色の乗せ方を伝授♪
上まぶたはシンプルグラデに
aを指にとり、上まぶた全体に広く入れる。アイホールにはdを同じく指で入れて、しっとりとなじませて。目のキワにはbをチップで細く入れる。
下まぶたの目尻側にブルーを
cを細いチップにとり、下まぶたの目尻側⅓に入れる。残りの目頭側にはdをチップで細く入れて。仕上げに指で押さえると色がなじむ。
仕上がりはこちら! ペールブルーのほのかな甘さが、華やぎをプラス
まずは休日にチャレンジ。ボトムと色を合わせて
上まぶたはブラウン、差し色は目尻に少量入れているだけなのでナチュラル。とはいえ色を使うメイクが初めての場合は、まず休日から慣らして。ボトムや小物などの1アイテムと差し色を合わせると、全身にクリーンな透明感をまとえる。
ニット¥24,000(カオス丸の内〈カオス〉) スカート¥42,000・バッグ¥15,000(ツル バイ マリコ オイカワ) ピアス¥12,000(SILVER SPOON)
このブルー入りパレットもおすすめ♡
「カネボウインターナショナルDiv. KANEBO」のアイシャドウ
左上のブルーグリーンが差し色に。カネボウインターナショナルDiv. KANEBO セレクションカラーズアイシャドウ 07 ¥5,500
Oggi3月号「もう『ブラウンアイシャドウ』に悩まない!」より
撮影/峠 雄三(人物)、西原秀岳(TENT/静物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/渡辺智佳 モデル/千国めぐみ 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部