スタイリスト金子さんの「トレンドより好きなもの!」My BEST7なワードローブをご紹介♪
【1】PETIT BATEAU(プチバトー)のコットンT
「クルーネックの詰まり具合やざらっとしたコットンの風合いが好きで、半袖のSサイズを色違いでリピート中。夏は一枚できれいめスカートなどに合わせ、カジュアルな抜け感として。冬はニットの下に重ね首元から白のネックラインをのぞかせて着ています」
ネックラインをのぞかせて
「冬はどうしてもダークカラーが多くなるから、首の詰まったコットンT の白でコントラストを効かせて。黒ニットのロゴやバッグで白をリフレインさせると軽やかな印象になります」
T-shirt/PETIT BATEAU
coat/ROPÉ mademoiselle
knit/FRAMeWORK
skirt/Whim Gazette
bag/nano・universe
shoes/PRADA
【2】SAINT JAMES(セイント ジェームズ)のボートネックカットソー
「セント ジェームスといえばボーダーだけど、私は無地のウエッソン一択。最近ショップに行ったらオレンジが新鮮で挑戦したくなりました。私にとっては珍しいチョイス。派手な色味でもあるので、インナーとして効かせるため、体につかず離れずなT3サイズを購入」
トップのインナーにとり入れて
「メンズライクなブラウンのセットアップのインナーとして。ビビッドなオレンジもなじませ配色に仕上がるので悪目立ちも回避でき、洒落感が生まれます」
cut and sewn/SAINT JAMES
jacket/DES PRÉS
pants/DES PRÉS
bag/LOUIS VUITTON
shoes/CONVERSE
glasses/SAINT LAURENT
【3】ISABEL MARANT ÉTOILE(イザベル マラン エトワール)のロマンティックブラウス
「レースのアイテムは、甘くガーリーに転びがちなのですが、このブランドのレースブラウスは、不思議とスタイリングが甘くならず、ヴィンテージっぽく見せてくれるんです。ビビッドグリーンもここ最近好きな色。長め丈なので、まずはレギンスを合わせたい気分♡」
ボトムはミニマムにまとめて
「チュニックのような丈感が新鮮だったので、タートルをインしてジャケットをはおって。十二分丈のリブレギンスなど、ボトムはミニマムにまとめるのが好きです」
blouse/ISABEL MARANT ÉTOILE
jacket/MACPHEE
knit/SLOANE
legging/UNIQLO
shoes/MANOLO BLAHNIK
こちらも愛用!
白/ISABEL MARANT
ブルー/ISABEL MARANT ÉTOILE
【4】JIL SANDER(ジル・サンダー)のクリアバッグ
「チャーミングなクリア素材のバッグや靴が好き。Oggiのミラノ出張のときに出合ってひと目惚れしたバッグは、大きすぎるくらいのサイズ感とモダンな佇まいにひかれました! バッグの中が見えてしまうけど、気にせずいつものポーチや財布を無造作に入れるのが私流」
クリア素材を冬の抜け感として取り入れて
bag/JIL SANDER
coat/BLACK BY MOUSSY
shirt/vintage
knit/COMME des GARÇONS
leggings/BACCA
shoes/Dhyana.
sunglasses/Ray-Ban®️
beret/No brand
【5】LOEWE(ロエベ)のオーバーサイズコート
「体が泳ぐくらいのオーバーサイズで華奢に見えるアウターもマイベーシック。これは年齢を重ねてもずっと愛していける、シルエットの美しさとシンプルなデザインが購入の決め手。軽やかな一枚仕立てで、ドロップショルダー&ゆるっとした袖、ロング丈、すべてが絶妙!」
エレガントを外してラフに着たい
「今はカジュアルなパーカやデニムで、エレガントさをくずすようにラフに着たい。年齢を重ねたら、タイトスカートなどきれいめなアイテムで上品に着こなしたいですね」
coat/LOEWE
parkar/CABaN
denim/Acne Studios
shoes/TOD’S
bag/LUDLOW
sunglasses/Ray-Ban®
【6】BURBERRY(バーバリー)のチェック柄レギンス
「チェック柄の中でもアイコニックな『バーバリーチェック』。高校生のころから変わらずその存在にひかれていて、流行に関係なく私にとっては『ベーシック』な存在です。レギンスという目新しいアイテムがかわいくて、出合った瞬間にコーディネートの妄想が広がりました」
ロングブーツにインして
「ひと目でわかるキャラクター性の強さがあるから、ロングブーツにインして部分的に効かせるのがマイルール。暖かくなったら、長めのワンピースの裾からのぞかせる予定」
leggings/BURBERRY
coat/Drawer
shirt/CELINE
bag/SIMON MILLER
shoes/HERMÈS
【7】Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)のパテントフラット
「自他ともに認めるほど、靴選びには並々ならぬこだわりが。フラット靴は、ヒールに比べるとどうしても女っぽさが軽減されるけど、この靴はパテントのエレガントさと、スクエアトウ&ゴールドのバックルでシャープさも併せ持っている名品なんです」
異なるテイストをミックスするワザ
「異なるテイストをミックスするのも私流。靴がきれいめなので、デニムでカジュアルにくずして。ひょう柄のコートやヘッドアクセなどクセのあるアイテムで遊び心を」
shoes/Roger Vivier
coat/FRAMeWORK
knit/GALERIE VIE
pants/YANUK
bag/Repetto
hair band/Muhlbauer
Oggi2月号「トレンドよりも『好き』なもの」より
撮影/渡辺修身(静物) スタイリスト/金子 綾 デザイン/藤村雅史デザイン事務所 構成/菅 博子
再構成/Oggi.jp編集部