水を「炭酸水」に置き換えるだけ! いつもの料理がバージョンアップ
お店のようにサクサクに揚げるのが難しい天ぷら。水加減などによってはパサパサになることも多いごはん。
でも、水の代わりに「炭酸水」を使うことで、ワンランク上の仕上がりになるかも…! そこで今回は、注目度が高まっている炭酸水を活用した調理法をご紹介します。
■1:【天ぷら】衣がサクサク! プロもおすすめのテクニック
天ぷらの衣をつくる際、水ではなく炭酸水で粉を溶くだけ。TV番組で和食料理人の方もオススメした、お墨付きテクニック。
炭酸が衣の中で気泡化することで、衣が薄くなってカラッと揚がります。
また、揚げるときに炭酸水に含まれている二酸化炭素が一気に蒸発。衣の中の水分も一緒に素早く蒸発するので、余分な水分が抜けてサクサクの食感に。使う炭酸水は、微炭酸がおススメ。
【やり方】
1.衣を作る水の代わりに炭酸水を入れます(炭酸水の量は、通常の水の量より50%にする)
2.かるく混ぜ合わせます
3.通常の天ぷらと同様の手順で揚げます
■2:【ごはん】粒感がきわだち、冷めてもふっくらもちもち
炭酸水で炊飯すると、ご飯の食感が激変! 水で炊くよりも、ふっくらもちもちの食感に。
炭酸水で炊くと、しゅわしゅわ立ち上がる泡がお米の粒を立ち上がらせながら均等に熱を伝えるので、べちゃっとせず、粒の立った、ツヤツヤふっくらごはんに仕上がると考えられます。
【やり方】
1.ごはんを炊く際、水の代わりに炭酸水を入れます
2.通常のごはんを炊く手順で炊飯します
■3:【煮物】素早くしっかり味がしみこむ
水の代わりに炭酸水で煮ると、沸騰前から炭酸が熱で気泡化して泡がたくさん出ます。煮物やおでんの具材の中でも気泡が発生し、その気泡のお陰でだしがより浸透します。
また、お肉も、お肉自身にあるたんぱく質の分解酵素が酸性下で活性化し筋繊維を分解するため、弱酸性の炭酸水に漬け込むことで柔らかくなります。
【やり方】
1.お肉を炭酸水で漬け込みます
2.煮る水を炭酸水に置き換えます(炭酸水を利用することによって味が変化することはありません)
3.通常の手順で煮込みます(アクも固まりやすいので、早く簡単に取れます)
自宅でも手軽に炭酸水が作れる!
世界No.1の市場シェアを誇る炭酸水メーカーから発売中の「ソーダストリーム」を使えば、電源いらずのたった10秒で炭酸水が作れます。しかも1本あたり約18円なので、経済的。
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ぜひご自宅で炭酸水クッキングを試してみて!
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