120分温かさが持続! ユニクロのシームレスダウン
ユニクロが、軽くて暖かいと評判の「ユニクロのシームレスダウン着用時(計4枚)」と、「ウールのコートで厚着した場合(計6枚)」で、温かさを比較。真冬を想定した3℃の環境下に120分間安静にしていた場合、どれくらい衣服内温度を保てるかを実験した結果をご紹介します!
<実験概要>
「シームレスダウン」「ウールコート」それぞれのウェアリングで、3℃の気温を想定した環境に120分間安静し、保温力がどれ位持続するのかについて実験。
1. 被験者:女性2名(データは平均したもの)
0分~5分:アウター着用なしで冬場の朝の室内環境:19℃設定
5分:アウター着用→屋外(3℃)へ移動
5分~125分:着座安静での衣服内温湿度測定
2. 被験者のウェアリング
・シームレスダウン:計4枚【ヒートテック(天竺)+フリース+シームレスダウン+ボトムス】
・ウールコート:計6枚【ヒートテック(天竺)+綿Tシャツ+フランネルシャツ+フリース+ウールコート(Pコート)+ボトムス】
<実験結果>
実験開始時はウールのコートを着用した厚着の場合の方が衣服内温度が高いですが、10分が経過した時点から、シームレスダウンを着用した場合の方が衣服内温度が高く、120分経過した時点でも高い温度を保っていました。
今回の実験で、たくさん重ね着をしなくてもシームレスダウンを着用すれば、暖かいままでいられることが確認できました。※使用環境、個人差により効果は異なります。
▲シームレスダウンコート ¥15,900(税抜き)
専門家が伝授! 温めのメリット&温めるコツ
東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科の川嶋朗先生に、「長時間寒い場所にいる場合の身体の温め方のコツ」について教えていただきました。
■熱中症になった人・運動量の少ない人は冷え性になりやすい!?
川嶋先生は「“熱中症になりやすい人は冷え性”なんです。外気温が上がると、体温も上がってしまう人は熱中症になってしまいますが、そういう人は気温が下がると体温も下がってしまう。変温動物化してしまっているので、注意が必要です。
また、人間は都市型の便利な生活を送ることで、昔よりも筋力が低下し、体温も下がってしまっています。運動量の少ない人も、冷えている可能性が高いです。」とコメント。
■身体を温めるメリットとは?
さらに「身体を温めることによってやる気ホルモンが脳内で作られ、積極性が増します。調査によると、50代以降は冬の外出が億劫になっているようですが、身体を動かさないと、筋力も減ってかえって身体が冷えてしまいます。
しっかりと防寒対策をして、身体を温めて、冬も出かけて身体を動かすようにしましょう。」とアドバイス。
■長時間寒い場所にいる場合の、身体を温めるコツとは?
また、「冬でも行列に並んだり、待って動かないで冷えた時には三陰交を押すと体温を保つことができます。仁丹みたいなものを貼っておくだけでも十分。
筋肉の多い二の腕や血流の多いお腹などを温めると良いでしょう。極端に重かったり、締め付けのある洋服も冷えにつながるのでダウンコートなどがおススメです。」(川嶋先生)
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