秋になると食べたくなる栗。モンブランや羊羹など栗を使ったスイーツはいろいろありますが、今回はマロンパフェをフィーチャー。
東京銀座の「銀座 千疋屋」「ピエール マルコリーニ」は9月からマロンパフェを展開中なんです。10月になるとさらに取り扱い店が増えていく東京のマロンパフェを順次レポートしていきます。
銀座千疋屋 フルーツパーラー マロンパフェ
メニューには、新栗、渋皮マロンアイス、バニラアイス、生クリームと記載。サーブされた瞬間、目が釘付けになるのは大きな栗のシロップ煮。パフェのトップ、布団のようにふんわりと盛られた白い生クリームの上に5粒ものっています。栗アピール申し分なし!
このパフェは軽やかでピュアな味わいの生クリームと新栗、そしてアイスクリームというシンプルな構成ながら、そのハーモニーにうっとり。余分なものはいれませんっていう潔ささえも感じられ、「秋だ! 栗パが食べたい〜〜〜っ」の衝動を完璧に満たしてくれる一品。
9月から食べられるマロンパフェというのも高ポイント! 記事を書いているだけで、口の中によだれがわいてくる何度でも食べたくなるパフェです。
銀座千疋屋 フルーツパーラー マロンシャンテリー
メニューには、新栗、マロンペースト、バニラアイス、生クリームと記載。シャンテリーはパフェと器から異なります。一見こじんまりして見えますが“栗”の主張はパフェに負けてません!
なめらかなマロンクリームと生クリームが口の中でふわっとそしてじんわりとろけていく食感が病みつきに。誰かといてもつい無言で匙を進めてしまう。パフェより少しお安いのにもかかわらず、トップの栗は4粒! ゴージャース! パフェはアイスクリームが2種ですが、こちらは1種。体が冷えてしまうのが苦手な方や、マロンペーストが好きな方などシャンテリー派も結構いる模様。
ピエール マルコリーニ パフェ シーズン「マロン」
ピエール マルコリーニの秋の定番“マロン ダックワーズ”をパフェで表現した一品。フランス・マルティニーク島の“トロワ リビエール”ラム酒を使ったマロンアイスの上には生クリームと、マロンペースト、栗のかたちのチョコレートと、ダックワーズが。アイスの下は、トップとは異なる風合いのマロンペースト、ビターチョコレートソース、キャラメリゼしたヘーゼルナッツが層になっています。
全体に甘みはあるけれど強すぎず、アルコールを効かせた大人のパフェ! 男性の方がおひとりで食べている姿も目撃しました。
資生堂パーラー 「九州産 和栗のモンブランパフェ」
「和栗のモンブランパフェ」10月のスタートを心待ちにし、やってきました資生堂パーラー。平日15時おやつどきに訪問すると、さすがの人気カフェ…席に座るまで15分、オーダーしてから20分…期待が高まります♥ いよいよご対面の時、思わず声がでてしまいました「和栗…大きいっ!」。
トップに君臨する栗さん、そして脇をかためるハーフな栗さんが3ピース。上品な渋皮が付いたままのお姿でいただくのが特徴です。
大人な甘さのマロンクリームを経て、味わい深いマロンアイスを攻略するとその下にはバニラアイス。そこに到達したら、付属のキャラメル抹茶ソースをかけていただく趣向。
うーん、飽きない!
さらにその先には抹茶味のゼリーが現れます。次々とサプライズな展開を魅せてくれる芸術的なパフェ。そして最初から、「この底にある栗色の部分はなに!?」と思っていた答えは… 底にはフィナーレを飾る和栗!
そうです。トップにあった3ピースのハーフ栗の、たぶん相方と思われるピースが最後に現れるのです。
栗にはじまり栗に終わる。その間にめくるめくストーリーのあるモンブランパフェにノックアウトされました!
和光 ティーサロンの「マロンパフェ」
マロンパフェ 1,944円(税込)
金箔がキラキラと輝くチョコレートがのっているマロンパフェです。
一番上のクリームはとてもクリーミー。
ミルクと栗のなめらかな味でした。
このクリームの下に隠れたアイスももっちりとしていて、栗のクリームとも周りのカスタードクリームとも相性がばっちりでした。
中にある渋皮栗のクリームは名前通り渋い。
甘さもなく渋皮栗本来の味が堪能できました。
その下には、渋皮栗と剥き栗がゴロゴロと入っていました。
歯ごたえがあって、栗本来の味覚を楽しめます。
その下にはコーヒーゼリー。
コーヒーと栗は合うのか、正直不安でしたが、とてもマッチしていました。
サイズも大きすぎず、重たすぎないのでランチの後にも食べられちゃいます。
黄栗と渋皮栗のクリームとコーヒーゼリーのハーモニーが絶妙なパフェでした。
リンツ ショコラ カフェ 銀座店「ショコラパフェ マロン」
ショコラパフェ マロン 1,780円(税込)
チョコレートで有名なリンツのショコラパフェ マロンは銀座店と自由が丘店限定のメニューです。
アイスはもちろん、マカロンやチョコレートなどがトッピングされていて、とても可愛い見た目です。
マカロンはチョコレートとカシスがマッチしていて、甘酸っぱくてとてもおいしい!
ミルクチョコレートのホイップとその下のバニラビーンズの入ったマスカルポーネのクリームはこの上なくまろやか♡
マスカルポーネクリームに入ったバニラビーンズはプチプチとした食感。
カシスソースはチョコレートホイップはもちろんマロンムースとの相性もパッチリです。
一番下のクランチに栗も入っていてサクサクとしっとりが合わさってとてもおもしろい食感。
ミルクチョコレートにマロン、アクセントのカシスとバニラが調和していろいろな味わいが楽しめるマロンパフェです。
リンツのマロンパフェは甘さ、ボリュームがあるので、おやつにいただく場合はその日のランチを軽めにして正解です。
銀座みゆき館「マカロンパフェ」
「銀座みゆき館」は銀座に何店舗もある喫茶店です。栗の季節には「和栗のモンブラン」が有名なお店。パフェは残念ながら和栗ではないのですが、その分リーズナブル。
トップにはナッツの香りがする、ショコラのマカロン。
とてもしっとりとしていてチョコレートとナッツの風味が広がります。
マロンクリームは洋酒が効いていてまろやかな大人の味♡
剥きグリがマロンクリームの下にゴロゴロと入っていました。
食感はシャキシャキとしていて歯ごたえがあります。
剥きグリの下にたっぷりと入っているバニラアイスとカスタードクリームはどちらも濃厚♡
チョコレートソースがほろ苦いので、バニラアイスとも、カスタードクリームともマッチしています。
こちらのマカロンパフェはかなりのボリュームで、この一品でお腹いっぱいになります。
甘さが強めなので、コーヒーととても合うパフェです。
果実園「マロンパフェ」
銀座のお隣、東京駅構内にある「果実園」。
名前の通り、お店にはたくさんのフルーツあり、とても可愛らしい♡
営業時間がさすが東京駅!7:30〜22:00と乗り換えの待ち時間や勤務後、ちょっとした休憩に気軽に寄れます。
栗てんこ盛り!と評判のマロンパフェ は…まさかのシャインマスカット×モンブラン!
豪華な秋の味覚のコレボレーションです。
渋皮グリはほろ苦いけど渋過ぎず食べやすい。
歯ごたえもあるけど、ホクホクとしていていました。
剥きグリは程よく甘く、あっさりとしているマロンクリームとの相性が抜群です!
マロンクリームの下に隠れていたのは爽やかな味のバニラアイス。
剥きグリ×マロンクリーム×バニラアイスの組み合わせが絶妙です♡
バニラアイスの下にあるのは、カスタードクリーム。
カスタードはとても濃厚でもっちり。
このカスタードクリームとシャインマスカットがとても合うんです♡
マロンパフェは充分味わえ、更に爽やかな甘さのシャインマスカットもたっぷりと楽しめる、とても贅沢なパフェです。
秋と言えば“栗”という人は、ぜひ食べてみてほしいメニューばかり。引き続き2017東京のおすすめマロンパフェ情報を収集して追加ご紹介していきます! 期間限定の味なので、気になったらすぐにGO!!
文/吉川真澄、しごとなでしこ編集部