せっかく「なりたい顔」になれたのに、セルフィーを撮ったら〝あれ、なんか違う〟。
そんながっかり写真を撲滅すべく訪ねたのは、セルフィー写真も美しすぎると話題の美容家・石井美保さん。
研究に研究を重ねて編み出したという秘密のテクニックを大公開!
「セルフィーは自分の顔だちやメークの研究にもつながります」
インスタグラムやブログ発信の美容情報が大人気の石井さん。鏡を使った独特の美しいセルフィーが話題になっていて、撮り方を聞かれることも多いそうですが、元々は肌のツヤ感を最大限引き出すために編み出したもの。
「素晴らしいベースアイテムでせっかく作り出した肌ツヤをそのまま撮ってお伝えしたくて。試行錯誤した結果、私のサロンにある、両サイドにライトのついた鏡を使うことを思いつきました。肌に光を当てることでツヤを損なうことなく撮影できるんです。ほかにも最適な角度や笑顔など日々研究中です」
石井さんにとってセルフィーは、自分の顔だちやメークの確認作業でもあると言います。
「私ってこっちの角度の方が輪郭がシャープに見えるんだな、とか。横から写せば、眉尻や目尻のメークの仕上がりもわかります。美は自分を知ることが第一歩。そのためにセルフィーはとても有効な手段だと思います。ぜひ光の当たり具合や角度など、いろいろなセルフィーを試してみてくださいね」
Profile
いしい・みほ/美容家、まつげエクステ&エステサロン『Riche』オーナー。インスタグラムほかSNSなどで披露される欠点のない肌とパーフェクトなルックスは羨望の的!
美しいセルフィーは話題の的!
粗のないツヤ肌、ぱっちり大きな瞳など、40歳とは思えぬ美貌に反響多数! 石井さんのセルフィーは鏡に写った自分を撮るのが基本。
石井さんのインスタグラムは計算し尽くされた美の結晶!
(写真左)フォロワー数約6万!
スキンケア、コスメ、食事、撮影舞台裏…と情報のバリエーションが多いことも人気のインスタグラム。投稿する際のこだわりは、【Q&A編】をチェック!
(写真右)コスメの色がキレイに見える画質
「コスメを撮る際は、色がそのまま出るようにフラットな光で撮るようにしています」と読者に寄り添った投稿も人気の秘訣♥
「なりたい私」に近づくための石井美保流 セルフィーの極意
■極意 1
くすみをとばしてツヤ肌に写す必ず顔の周りに〝光〟を当てる
「暗い所で撮ってはせっかく血色のいい肌に仕上げても台無しに。顔周りにライトを当てて撮るか、自然光を使うなら午前中の窓際などで撮る。特に目に光のキャッチが入ると、イキイキとします! 光のないマットな黒目だと沈んだ印象になるので気をつけて」
■極意 2
石井流のキーポイント! 撮るのは〝鏡〟に写った自分!
「鏡を使ったセルフィーのいい所は、カメラのモニターと鏡の両方で写り方を確認できることや、引きで撮れる分、フェースラインの角度の調整をつけやすいことです。また、大きな鏡を使えば、着ている服や後ろの空間も生かした写真を撮ることができますよ」鏡を使うことでキレイな角度のセルフィーに!
■極意 3
右から、左から…いろいろ試して! 自分がいちばん美しく見える最適な〝角度〟を探す
「基本的に輪郭は正面から撮るより角度をつけた方がシャープに写ります。右向きと左向きでは『右の方がクール』など人によって印象も変わるもの。なりたいイメージを目指してベストな角度を探してみて。そして、上から撮ると小顔効果も出るのでおすすめです」
■極意 4
イキイキとした写真の決め手〝笑顔〟にも気を遣ってよりHAPPYに
「お澄まし顔のセルフィーも素敵ですが、やはり笑顔の方がHAPPY感がありますし、その分〝いいね〟も多くつく気がしています。笑顔の作り方は私もまだ模索中ですが、自分ではオーバーかなと思うくらい口角を上げて笑う方が、写真ではいいと思います!」
(石井美保流「なりたい私」に見せるセルフィー術【プロセス編】につづく)
美的2017年4月号「石井美保流“なりたい私”に見せるセルフィー術」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/当瀬真衣(TRIVAL) へア&メーク/大野朋香(air)撮影協力/AWABEES 構成/加藤絢子(本誌)】
初出:しごとなでしこ
美的4月号
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