1.「お誕生日おめでとう!」疲れ
■「Facebookって、誰かの誕生日があるとみんなこぞって『ハピバ!』とか『おめでとう~』とか書き込みますよね。
本当に仲のいい友達なら対面で伝えているし、ぶっちゃけ疎遠気味な人とか1~2回しか会ったことのない人とかに『おめでとう』と書くのに疲れちゃって。
ある日、以前の会社の同僚の誕生日に『おめでとうございます』と書き込んだあと『私、なにやってんだろ』と思ったら、そのままアカウント削除の手続きをしていました(笑)」(mai/34歳)
■「自分の誕生日がくるたびに『おめでとう!』と書き込まれるのは嬉しくとも、Facebookって、つながりのある人が何人「おめでとう」を書いたかがわかるんですよね。
で、その数をチェックして『あの子って実は嫌われ者だよね』とか『あの子って、意外と人望あるね』とか評価している友人がいて、そんな風にジャッジされるのが面倒に感じて、アカウント削除を決意しました」(あやか/30歳)
純粋にお誕生日を祝う気持ちは素晴らしいものだけれど、SNS上で行われると“数字”として見えることもあり、鬱々とした気分の引き金にもなりがちです。
2.「インスタ映え」疲れ
■「今年の春くらいまではインスタにめっちゃハマってたんですけど、本格的な写真をポストしまくっているプロのインスタグラマーたちには、とても太刀打ちできない。
なんだかバカバカしくなって、インスタアカウントを消しちゃいました」(アン/29歳)
■「女子会をすると、みんなこぞって写真撮影しまくっていて、同じ場面をインスタに投稿するようになっちゃって。
『誰の写真が一番いいね!』みたいに、話題がインスタ中心になりつつあって、なんのために女子会しているのかわからなくなってきたら、急につまらなく感じたんです。
その女子会メンバーはインスタ大好きなメンバーばかりなので、私はアカウントを削除して、その子たちとは距離を置いています」(ゆうき/31歳)
“インスタ映え”はもはやブームを超えて定番となっている言葉でもあるけれど、生活がインスタ中心になると疲れを感じ、インスタから離れる女子も。
3.「投稿への詮索」疲れ
■「Twitterとかインスタに気楽に文章や写真を投稿していたんですけど、内容を詮索する人が結構いて『彼氏ができた?』とか『仕事でなんかあったの?』とか、SNS投稿を深読みする人たちに疲れました。
SNSって楽しんでやるものだと思うので、面倒になってアカウントを消しました」(ありさ/30歳)
■「Facebookとインスタにたまに投稿していましたが、投稿した写真の場所だのお店の格だのに質問ばかりしてくる友人がいて、疲れ果てました。
『私も誘おうと思っていたのに、誰と行ったの!?』とかうるさいので、だんだんSNSに写真を投稿するのが面倒になり、結局、アカウントを消しちゃった」(Sakura/28歳)
なにげなく投稿した内容を深読みされると、余計なストレスを抱えたような気分にも。
勢いで削除したくなっても、無理はありません。
4.「人間関係丸見え」疲れ
■「Facebookって、誰と繋がっているかが丸見えなのに疲れました。
友人関係を非公開にしていても、共通の友人が見えちゃったことがあり、同僚の元カレと私が知り合いだったことが発覚したりして面倒なことになったんです。
煩わしいのは苦手なので、速攻アカウントを閉鎖しました」(みほ/35歳)
■「インスタのフォロワーを細かくチェックしている友人がいて、私が彼女のテリトリーを荒らしたとかってちょっとした騒動になったんです。
ぶっちゃけフォロワーのことまで考えていなかったし、SNSのせいでリアルな人間関係がこじれるのが嫌だったので、そのアカウントはすぐに消しました。
今では、完全に匿名で趣味のアカウントだけ運営しています」(misa/30歳)
フォロワーや友人関係のつながりがわかってしまうのは、SNSのメリットでもありデメリットでもあります。
リアルな人間関係に響くとなれば、削除に踏み切ってもやむなしかも…。
人間関係を豊かにしてくれるはずのSNSでモヤモヤを抱えるくらいなら、いっそ削除するのも賢い方法と言えそう。
みなさんは、SNSのアカウントを消したい衝動にかられた経験がありますか?
初出:しごとなでしこ