吉田羊&大久保佳代子登壇! 『ラブ✕ドック』大人女性限定試写会レポート
こんにちは。
なでしこリポーターズの長縄由実です。
放送作家の鈴木おさむさんが初の映画監督、女優の吉田羊さんが初の映画単独主演をされることで、今話題になっている映画『ラブ×ドック』はチェックされましたか?
まだチェックしていないという方に簡単に説明すると…、映画『ラブ×ドック』とは、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック「ラブドック」を舞台に、恋愛に失敗を繰り返してきたアラフォー女性が、恋に仕事に友情に奮闘した姿を描くラブコメディです。
本作の「大人女性限定試写会」に行ってきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
「大人女性限定試写会」では映画の上映後、主演の吉田羊さんと共演の大久保佳代子さん、そして人気占い師のゲッターズ飯田さんが登壇され、大人女子の恋愛にまつわるトークイベントが行われました。吉田さんと大久保さんからは、映画の感想やおふたりの恋愛観についてもお話しいただき、ゲッターズ飯田さんからは占いの他にも、恋愛のアドバイスなどが聞けるといった、盛りだくさんの内容でした。
「年を取ると男性より女性のほうが最終的に裏切らないという考えになる」(大久保さん)
まずは、映画と同じように、実際に親友と同じ人を好きになってしまったらどうする? という話題。
吉田さんが、「好きになる一歩手前でブレーキをかける」と答える一方で、大久保さんは、「若かりし頃は同じ人を好きになったことが実際にあった」、自分は恋愛体質であることを告白しました。
さらに、ブレーキをかけるという吉田さんに対して、大久保さんが「男性側からアプローチされたら?」と質問すると、「男性の前に2人並んで男性にどちらにするか選ばせる。それが一番あとくされない」と答えた吉田さん。
「男らしい!」と感心された大久保さんでしたが、大久保さん自身は「親友ならいとうあさこってことになるでしょ?そんな残酷なことできない」と話すと、会場に笑いが起こりました。
親友と同じ人を好きになるという経験。私はこれまで一度もなかったので、どうするのかは想像がつきませんが、トークの中で大久保さんが、「年を取ると男性より女性のほうが最終的に裏切らないという考えになる」と話したことには共感しました。
「ロマンチックな雰囲気を作るとロマンチックになっていく、は本当」(吉田さん)
映画の中で3人の男性が、「クリームを使ったキス」「ピンポン玉のキス」「金魚越しのキス」と、それぞれの世界観でロマンチックな雰囲気を作っていくのですが、もし自分がされたら…誰かに見られていないかと、それで頭がいっぱいになってしまうと思います。ふたりが「キスシーンについてどうだった?」と問いかけると、やはり会場も苦笑。
映画の中で「ロマンチックな雰囲気を作るとロマンチックになっていく」というセリフがあるのですが、演じられた吉田さんも、漫画の世界だと思うかもしれないけど実際にされたらキュンキュンするよと話していました。
このように、吉田さんと大久保さんとのトークイベントでは、終始リアルな女子会のようなトークが繰り広げられました。
【悩み_1】
アラフォーはどうやって出会えばいいのか
そしてトークショーの途中からは人気占い師のゲッターズ飯田さんが登場。
事前にアンケートを提出した客席から選ばれた2名が恋愛の悩みを聞いてもらえるという企画がありました。
1人目の悩みは「アラフォーはどうやって出会えばいいのか?」。
ゲッターズ飯田さんからは、7〜8割の人が同窓会で知り合っていると即答で。「結婚式じゃないの?」という会場からの声には、実際の統計によると結婚式で出会い、結ばれた人はかなり少数とのこと。
吉田さんと大久保さんも、「意外!」とかなり驚いていました。結ばれやすい理由として、「あの頃はどんくさかったと思っていても、モテない人ほど偉くなっているから」という言葉に、会場の全員が大きくうなずいていました。
【悩み_2】
彼氏がほしいと思ったことがなく、どうしたら男性を好きになれるのか
年齢=彼氏がいない人は臆病な人と几帳面な人だから、ポジティブのスイッチをオンにして、人のいいところを見つけるようにするといいとアドバイス。
「人のいいところを探せる人には、いい男性ができる」という言葉に、会場から「確かに!」という声が上がっていました。
その後はゲッターズ飯田さんから、吉田さんと大久保さんの恋愛運を大発表。
4年前に占ってもらったことがある吉田さんは、全く音沙汰がなかったというクレームが。しかし、それは仕事に運気を使ってしまったからとのこと。3年くらいでまた運気は上がり、吉田さんは、昨年の末頃から物事をリセットしたいと思っていたはずだと話すと、吉田さんは、「当たっている!」とゲッターズ飯田さんの予言は当たると絶賛していました。
女子会にゲッターズ飯田さんのような占い師がいたら、盛り上がることは間違いないと思いますが、恋愛について的確なアドバイスをしてくれるという面でも、心強い恋愛の助っ人になりそうですね。
イベントの最後に、出口で記念品のペンの受け渡しがあったのですが、なんと吉田さんと大久保さんが手渡しをしてくれるというサプライズがありました。時間を惜しまず一人ひとりに丁寧に対応してくださるので、恋愛観が変わったなど映画の感想を話す人や、自分の恋愛相談をする人も。そんな様子を見て、私はすっかりおふたりのファンになってしまいました。
「人生に無駄な恋なんてない」と気づく、映画『ラブ×ドック』
映画の主人公剛田飛鳥は、人生の節目で恋愛に走って仕事も親友もなくしてしまい、次の恋では失敗を避けるべく、とうとう「ラブドック」に頼ろうとしてしまいますが、最後は自分で答えを出し、前に進むための決断をします。
あの時こうしていればこんなことにはならなかったと、これまでの過去を思い返し、深い後悔の闇に陥るのですが、失敗したその過去があったからこそ、前を向く決断ができたのだと思います。
私も未婚のアラサーですが、年齢を重ねるほど、この年で失敗なんてしたくないと思ってしまうし、知識や経験を重ねている分、自分の気持ちよりも先に相手の条件などを優先にしてしまいます。この作品は、同じ世代の女性の本音や、コメディも交えた面白い映画になっているので、恋をして毎日を楽しみたい! と誰もが単純にそう感じられる作品です。また、恋に臆病になっている人、恋愛から遠ざかっている人には、一歩踏み出せる良い薬になると思います。
大人女性が思いっきりキュンキュンできる映画なので、大人女性の皆さん、ぜひ映画館に足を運んでみてください。
映画『ラブ×ドック』は現在公開中!
脚本・監督:鈴木おさむ
出演:吉田 羊 野村周平 大久保佳代子 篠原 篤 唐田えりか 成田 凌/広末涼子 吉田鋼太郎(特別出演)/玉木 宏
アートディレクション:飯田かずな
ミュージックディレクション&主題歌:加藤ミリヤ
製作:『ラブ×ドック』製作委員会
企画・制作・配給:アスミック・エース
(C)2018 『ラブ×ドック』製作委員会
公式サイト:lovedoc.asmik-ace.co.jp
公式Twitter:@lovedocmovie
初出:しごとなでしこ
長縄由実 なでしこリポーターズ
外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。