「子供の頃からの夢がようやく叶った!」|映画『坂道のアポロン』中川大志インタビュー(前編) | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. エンタメ
  4. 「子供の頃からの夢がようやく叶った!」|映画『坂道のアポロン』中川大志インタビュー(前編)

LIFESTYLE

2018.03.14

「子供の頃からの夢がようやく叶った!」|映画『坂道のアポロン』中川大志インタビュー(前編)

人気漫画家・小玉ユキが「月刊flowers」(小学館)にて連載していた伝説的コミック「坂道のアポロン」が実写映画化。今回はキャストの中から、中川大志さんにお話しをうかがいます。

リハーサルで何度も知念くんとセッションしたけれど、本番ではより高まるものがありました

0307_0066

ーー今回のお話を受けて最初はどんな心境でしたか?

中川:「最初はマネージャーさんから“ドラムを叩く役のお話を頂いたんだけど、ドラムをやったことはある?”と聞かれたんです。僕は昔ドラムを1〜2年習っていましたし、役者のお仕事を始めてからいつか楽器を弾く役をやれたらいいなと思っていたので、マネージャーさんの言葉に“待ってました!”と(笑)。というのも、子供の頃に観た『スクール・オブ・ロック』という映画で、クラス一番の不良の男の子がロックのドラムを叩いてたんです。それがめちゃくちゃカッコ良くて憧れて、それでドラムを習い始めたので、今回のドラムはロックじゃなくてジャズですけど、夢が叶って嬉しかったです」

0307_0049

ーードラムもそうですが、今まで中川さんが演じてきた役柄とは違うタイプの千太郎という役は、新たな挑戦になったのではありませんか?

中川:「確かに挑戦したことのない役柄だったので、最初は、自分でもこの役をどう演じようかというイメージが掴めなかったんです。でも、普段の自分とは全く違うキャラクターを演じられることは嬉しいですし、楽しみでもありました」

映画「坂道のアポロン」
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館

ーー役作りは具体的にどんなことを意識されましたか?

中川:「原作ものに参加させて頂くときはもちろん原作を読むのですが、イメージに囚われすぎてしまわないように、基本的にアニメーション版は観ないようにしているんです。でも、今回は自分にないものが多いキャラクターだったので、アニメの千太郎の動き方や声のトーン、そしてドラムのプレイなどを参考にして役作りしていきました。ただ、千太郎というキャラクターが自分の中で固まっていくと同時に、モノマネになってしまわないかという怖さもあったので、自分の中に千太郎を入れ込んでいくのは結構難しかったです」

0307_0050

ーークランクインまでにドラムの練習やビジュアルを変えることで、徐々に千太郎になっていった感覚はありましたか?

中川:「クランクインの10か月前からドラムを練習して、1週間前に髪を切って染めて、その次の日にリハーサルがあったんです。そこで初めて知念くんとセッションしたんですけど、いつもと同じドラムセットなのに、不思議と千太郎として叩けたという実感がありました。それに知念くんが弾くピアノとのセッションが凄く楽しくて、この感覚を忘れずに現場に持って行かなきゃいけないなと思いました」

0307_0077

ーーちなみに昔習っていたのはロックのドラムで、ジャズドラムは今回初挑戦ですよね?

中川:「そうですね。まず最初はジャズドラムの基礎から練習して、クランクインの3か月ほど前に劇中で演奏する曲が決まったので、そこから本格的にドラムプレイの練習をしていきました。練習を重ねるたびにどんどん上達している手応えを感じたので、ドラムを叩くのが凄く楽しかったですし、早く演奏シーンを撮影したいとワクワクしていました」

0307_0060

ーー叩いている姿がとても様になっていてカッコ良かったです!

中川:「ありがとうございます! どの曲も何百回叩いたかわからないぐらい練習しましたが、全く飽きなかったです。やればやるほど、どんどんテンションがあがっていくというか。それにいくらお芝居とはいえ演奏している僕らが楽しないと、観客の皆さんに伝わってしまうので、そういう意味でも楽しく演奏できたのは凄く良かったと思います。リハーサルで何度も知念くんとセッションしましたが、本番ではより高まるものがあったので、それがスクリーンに映っていたらいいなと思いながら演奏していました」

後編へ

映画「坂道のアポロン」
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館

【STORY】
舞台は長崎県・佐世保。
高校生の西見薫(知念侑李)は、父を亡くし親戚の暮らすこの町へと引っ越してきた。孤独を感じる薫だったが、“札付きの不良”と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎(中川大志)、心優しいクラスメイト・迎律子(小松菜奈)と出会う。

映画「坂道のアポロン」
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館

文/奥村百恵 写真/天田陸人

映画『坂道のアポロン』(公開中)

映画「坂道のアポロン」
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館

出演:知念侑李 中川大志 小松菜奈 真野恵里菜 / 山下容莉枝 松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.) 野間口徹 中村梅雀 ディーン・フジオカ
監督:三木孝浩
脚本:髙橋泉
原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
公式サイト
公式twitter
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館

初出:しごとなでしこ

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.11.23

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。