日本にいながら英国気分を味わえる、京都府にある「ドゥリムトン村」が、イギリスの田舎そのもの!
京都市街から車で約1時間…くねくねとした峠道を進んでいった先の「亀岡市」にあるプチ英国と呼ばれている「ドゥリムトン村」は、古き良きイギリスの風情を感じることができる場所。
インスタ映えも抜群で、#ドゥリムトン村 のハッシュタグで検索すると、約9,000件にものぼる写真がアップされています!
豊かな森を背景にぽつぽつと建ち並ぶ、はちみつ色の建物たち。池にはカモのカップルがのんびり泳ぎ、池のほとりではヒツジがもぐもぐと草をはむ…なんとものどかなその光景は、まるでイギリスの田舎町・コッツウォルズのよう。
日本にいながら、まるでイギリスにいるかのようなこの街を作り上げたのは、建物のデザインや空間プロデュースを生業とする、オーナーの「マリーさん」こと春山眞由美さん。
ドゥリムトン村だけでなく、某有名テーマパークの空間プロデュースにも携わったスゴ腕さんです!
イギリスの田舎には、プライベートガーデンと「外」を意識したパブリックガーデンがあったり、窓辺のカーテンの柄を外側に向けたりといった、外の人に自分の生き様や心意気を見せるという暮らし方の工夫がの工夫があるのだそう。
「亀岡市の方からこの地を紹介、案内してもらったことがきっかけ。向かうまでの道中、私が知っているイギリスのような雰囲気が漂っていると感じました。霧の亀岡市を抜け、くねくね道を通り、小さな村が点在するカントリーサイドやその趣が、まるでイギリスの田舎のようだったんです(マリーさん)」
ドゥリムトン村にあるドアや窓、セメントにいたるまで、すべてヨーロッパから取り寄せたというから、そのこだわりに驚かされます!
水道すら通っていない場所にまず井戸を掘り、最初にティールームレストランを作って、次にイギリスの村を構成する大切な要素である教会、そして宿泊棟や「商店」と、数年かけて少しずつ進化を遂げてきた亀岡市のドゥリムトン村。
イギリスでいえば教会は、日本で言うところの鎮守さま。人が集まり、家ができ、町内ができ、村になる…その生き死にを見守る役目と拠り所として、昔からイギリスの全ての村々にはチャペルがあるのだそう。
このドゥリムトン村の教会では挙式をすることもできますよ。
ドゥリムトン村は、「ドリーム(夢)」+イギリスの地名の接尾辞「~トン」が名前の由来になっているそう。この接尾辞には「人々が集まった、ものの始まり」という意味があり、ここを「夢の始まる場所にしたい」という思いから、オーナーのマリーさんが名付けました。
敷地面積は2ヘクタール。ふたつのエリアに分かれています。手前がティールームレストラン「PONT-OAK(ポントオーク)」を利用する人向けのエリア。さらに奥は宿泊棟やパブ、チャペルを利用する人のみ入ることができるエリアになっています。
日帰りで訪れる人は、まずは「PONT-OAK(ポントオーク)」でティータイム or 食事を楽しむのがお決まりです!
「PONT-OAK(ポントオーク)」1階には、ゆっくりと食事が楽しめるレストランスペースとキッチン風のインテリアが並ぶ別棟のテラス席があり、2階には「働く女の子の作業部屋」テイストな空間が広がっています。
紅茶にクッキー、ジャムや雑貨などを扱うブリティッシュストアも併設されていて、ショッピングも楽しめますよ。
写真は、レストランスペースで注文することができる「クリームティーセット」1,458円。ホームメイドのスコーンはこぶし大でボリューム満点! 生地にたっぷりとヨーグルトが使われていて、しっとりサクサクとした食感が人気のヒミツ。
セットの紅茶は、13種の茶葉から好きなものが選べるのも嬉しいポイント◎
日本にいながら、まるで海外に訪れたかのような気分になれる京都府亀岡市のドゥリムトン村。訪れれば、きっとあなたを癒してくれるはず! 日々の暮らしに疲れたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【所在地】京都府亀岡市西別院町柚原水汲12
【電車でのアクセス】JR亀岡駅より、
タクシー:3000円前後(タクシーご利用の方は、ホームページのNewsを確認してください)
バス:『京都学園大学前』で乗り換え→『奥野』(ドゥリムトン前)で下車すぐ
【電話】0771-27-3004
【営業時間】ポントオーク 月~金曜 11:00~16:00(15:00LO)、土日祝 10:30~20:00(19:00LO)
※2月末までは全施設冬季休業、3月より再開
初出:しごとなでしこ